2009年7月28日火曜日

脳腫瘍悪性

およそ9割が肝硬変を経て、発症する病気です。
つまり診断時からリスクの高い状態で治療が始まることの多い癌といえます。
「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、障害があってもあまり症状が出ません。
肝炎?肝硬変などによる肝臓の障害としての症状(高熱、黄疸、腹水、しこり)が主なものです。
診断には血液検査、腫瘍マーカー(AFP、PIVKAII)、画像検査として超音波検査、CT検査、MRIなどが用いられます。
治療法
手術療法
大きく切除可能な臓器であるが肝臓の予備力が問われる。
すでに肝機能の低下が起き、処置に至れないケースが存在します。
局所療法
原則として、腫瘍の大きさが3cm以下、3個以内の場合。
すでに肝機能の低下が起き、処置に至れないケースが存在します。
血管カテーテル
手術や局所療法ができない場合、または癌が散在した状態に適応。
しかし、あらかじめ肝炎、肝硬変によって肝機能が低下しているケースも非常に多いです。肝臓の機能が十分でない場合、選択肢は限られてきます。
病 状
自覚症状
肝硬変の症状とほぼ同様、全身倦怠感、易疲労感、食欲不振、やせ、腹痛、微熱など。
進行した場合、肝腫大、腹水、黄疸、体重減少、胃?十二指腸潰瘍からの大量出血
また、リンパ節、肺、骨、副腎などへの転移後は咳、血痰、リンパ節の腫大や、骨痛など
アドバイス
QOLを考える!
まずは多くの場合すでに肝硬変が有ることからも、まず、前提として肝機能の維持が大変に重要です。
西洋医学はあくまで病気の治療を目標としており、この維持に役立つ治療の少なさが問題です。
さらにそこへ加わる日本で行われる攻撃的な癌治療とともに、病人を守るディフェンス的な治療を行うこと、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
発見が難しく、診断されにくい癌(即ち誤診の多い癌)
膵臓癌の発見には、「黄疸」によるもの「腰痛?腹痛」によるものに大別されます。
「腰痛?腹痛」の場合、胃腸科や整形外科により診察を受け、他の病気と間違えられ、その方面での検査?治療にあたることにより発見が更に遅れることが多い癌です。
発見されても9割近くが手術の出来ない癌
膵臓癌は上記しましたように非常に見つけ難い癌で、発見された時には、多臓器への転移?浸潤があり9割近くが手術することができない癌です。
発見時に余命を宣告される癌
膵臓癌は「がんの王様」と呼ばれています。膵臓癌と診断を受けた時、多くの場合余命も宣告されています。一般的に1年以内、転移があれば6ヶ月程度と言われます。
治療法
放射線治療が難しい癌
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。前記したように手術は多くの方に行うことが出来ません。
残る2つの内、放射線は、膵臓が胃?肝臓等の臓器に隠れた臓器であるために照射が邪魔され、なかなかと効果が上がりません。ただ、手術時に開腹をし、照射を行う直接照射は効果が見られます。
抗癌剤の効果が表れにくい癌
手術?放射線が難しいとなれば、残る治療は抗癌剤治療になります。
使用される抗癌剤は、ジェムザール、TS-1の単剤や併用で使われます。
ただ、ジェムザール、TS-1にしても有効率は3割程度で、目的も癌の完治と言うよりは、延命を図るためと言えます。 3割程度の有効率に対して6割程度の方に副作用が見られます。副作用が強ければ、先にあげた延命効果も損なわれてしまいます。言い換えれば、癌の進行を抑える抗癌剤治療ではイコール延命にはならないのです。
病 状
とされています。
このため、子宮頚癌検診では、特に細胞診と思われます。ですが、このHPV型測定は、保険適応なく、で行っております。また、型はわかりませんが、ハイリスク群のみの測定は、。
第四回 人工妊娠中絶術
妊娠3ヵ月(妊娠11週6日)までは、通常、静脈麻酔下で日帰り手術を行っております。朝手術し、お昼過ぎに帰れます。手術は、吸引法による子宮内容除去です。
その手術の前に、まだ子供を産んだことがない人は、子宮頚管(子宮の出口、子宮口)が硬く開きずらいので、前日の夕方子宮頚管3. 発達期の脳の特徴 脳腫瘍の治療を理解する上で、発達期の脳の特徴を理解することが重要です。こどもの脳は急速に発達しています。発達が著しいことは、頭の大きさを示す頭囲曲線の推移を見れば一目瞭然です(図1)。この間に、神経細胞は軸索を伸ばしたり、他の神経細胞との間にシナプスを形成したりして大きくなります。また、神経細胞から出る電線に相当する軸索の周囲を、ミエリンという物質が何重にも取り囲む、髄鞘化という過程が進行します。このような時期に放射線照射が行われると、将来様々な脳障害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば驚異的な神経機能の回復?発達を示します。
4. 脳腫瘍の種類 脳腫瘍とは脳に出来た腫瘍の総称であり、一つの腫瘍を示すものではなく、脳に存在する様々な細胞から腫瘍が発生します。脳の中には、まず、神経細胞がありますが、分裂能を持たない細胞のため腫瘍が生じることは稀です。一方、神経細胞と神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、それぞれのグリオーマの悪性度によってもグレード1から4まで(高いほど悪性)分類されるため、グリオーマ一つをとっても、実に様々な病理診断が下されることになります。病理診断は手術によって摘出した腫瘍組織を薄い切片にして、様々な染色法を加えて病理専門医が決定します。治療はこの病理診断に基づいて成されるため極めて重要です。
 小脳には胎生期の未分化な神経上皮細胞、すなわち神経細胞と神経膠細胞に分かれる前の細胞が存在し、その細胞からは髄芽腫(ずいがしゅ)が発生します。一方、松果体部や神経-下垂体部には、非常に未熟な胚細胞(はいさいぼう)が存在し、それから胚細胞腫が発生します。胚細胞腫には様々な種類の腫瘍が含まれており治療に対する反応も異なります。下垂体の周囲には、下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)というような腫瘍も発生します。グリオーマ、髄芽腫、胚細胞腫に関してはそれぞれ先生、先生、先生からお話があります。
脳腫瘍は細胞の起源により大きく分類を示されます(図2)。脳が形成される過程の非常に早い時期に存在する神経上皮細胞から分類に示す様々な細胞が分化します。
グリオーマと髄芽腫は、いずれも神経上皮系腫瘍に分類されますが、髄芽腫はより未熟な細胞に由来します。分類2以下の腫瘍も様々な種類の腫瘍に細分類されることから、脳腫瘍の組織分類は膨大なものになるため、ここにはその一部を示すにとどめます。
<こどもに多い脳腫瘍>
 小児脳腫瘍の種類と発生頻度は、グリオーマの中の星細胞系腫瘍の頻度が最も高く、髄芽腫、胚細胞腫がそれに続きます(図3)。この3種類の腫瘍は、小児期に頻度が高い腫瘍であるということに加えて、外科的治療以外に化学療法や放射線治療など、複数の専門家による集学的治療が必要であるという特徴を有します。
5. 脳腫瘍の症状 脳腫瘍の症状は3つに大別されます。
(1) 頭蓋内圧亢進症状:脳腫瘍が大きくなったり水頭症を来したために、脳圧が上昇することによって生じる、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状を、頭蓋内圧亢進症状といいます。頭蓋内に腫瘍が発育するにつれて、脳にかかる圧は上昇していきますが、頭蓋内圧上昇は一様ではありません。腫瘍が小さいうちは圧の変化が小さく、ある一定の大きさを越えると急速に圧上昇を来して症状が現れます(図4右)。この傾向は頭蓋骨縫合が癒合していない乳幼児で特に顕著であり、頭が大きくなることにより圧を緩衝するため、腫瘍が非常に大きくなるまで発見されにくいことがあります(図4左)。
(2)局所神経症状:運動麻痺や脳神経麻痺のように脳の一部分の障害による症状を局所神経症状といいます(図5)。痙攣もしばしば認められます。脳の際だった特徴として、運動や言語、視覚などの機能が特定の場所に局在しているため、脳腫瘍はその発生部位により実に様々な症状を示します。言語、感情、記憶、人格などの高次脳機能は人として最も大切な機能であり、脳腫瘍の恐ろしさはこのような機能にまで障害が及びうるところにあります。
(3)内分泌症状:脳には下垂体という内分泌器官が付属しているために、その機能不全あるいは機能過剰から生じる末端肥大、
転移のルート
肺がんの特色は、いろいろな臓器に遠隔転移(がん細胞が血液に入って流れて行き、離れた臓器に転移をつくること)をおこしやすいことです。肺がんが遠隔転移をおこしやすい臓器は肺、脳、骨、肝臓、副腎などが代表的です。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
腫瘍がある程度大きくなると血尿やわき腹の疼痛などが出てきます。
血尿は自然に止まることもよくありますが、血尿が止まっていても病状は進行するのが一般的です。
外科手術によって腎臓を摘出する方法が中心です
腎臓は二つあり。片方を取り去っても残りが機能します。ただし残る腎臓に障害がある場合、病巣部とその周囲だけを部分的に取り去ることもあります。
手術できない場合は動脈塞栓術を行います
転移のある場合は外科療法に放射線療法や免疫療法を併用します。
またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。
血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線を全身に照射することは、副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。全身病を治すということからすると、化学療法は全身くまなく治療できる点で、より適した治療法と考えられます。 抗がん剤のそれぞれの長所を生かし、いくつかを組み合わせて併用することで、手術の不可能な進行がんも治療できるようになりました。これからも新薬の開発と併せて、併用療法(抗がん剤を2剤以上組み合わせて行う治療法)の研究が重要になると考えられます。4.「抗がん剤」とはがんに対する薬は現在約100種類近くあり、その中には飲み薬(経口薬)もあれば、注射(注射薬)もあります。また、その投与期間や作用機序も
T細胞(細胞性免疫)の癌化したものの中で、最も悪性度が高く、週単位で悪化していく、成人T細胞型リンパ腫。
B細胞に比べ、治療が難しく、抗がん剤の多剤併用をしても生存期間は1年前後のため、造血幹細胞移植を行ってから、大量の抗がん剤治療をします。
1)接続して進行するホジキン病
ホジキン病の進行は、首のリンパ節から脇の下のリンパ節、脾臓という順番で進行していくのが特徴です。
2)飛び離れたところにも出現し、リンパ節以外の臓器や、皮膚、粘膜にも出現します。
そのため、部位や臓器によって、さまざまな症状になります。
進行がん肝臓、脾臓の肥大
消化器系腹部の塊、腹痛、嘔吐、腸閉塞、出血
骨髄系貧血、感染症、皮膚からの出血
泌尿器系腎不全
脳、目、耳、鼻皮膚および、脳内の腫瘤
移植による副作用生着不全。免疫不全
QOLを考える!
悪性リンパ腫の治療は、種類によってさまざま。特に悪性度が高い場合は、すばやく治療を開始しなくてはならず、悩む時間はありません。
移植のドナーと出会える確立は、とても低いのが現状です。
その間、何を基準に考えていけばいいのでしょうか。
それはQOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
治療中も、また治療後もQOLを下げず暮らしていける生活を基準に、治療に当たっていくことと考えます。
骨髄中の造血幹細胞の癌
血液細胞の遺伝子レベルの異常により引き起こされ、異常な白血球が無制限に増殖します。
しかし、遺伝子が関係していても、遺伝はしないと考えられています。
血液検査でしかわからない癌
白血病は、癌化した血液が全身にまわりますので、からだ全体に症状が出始めます。
初期では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、貧血、出血などが出ます。
しかし、画像ではわからないため、血液検査で初回診断をします。
さらに、骨髄穿刺、染色体検査、免疫検査などを行い、急性か慢性か、骨髄性かリンパ性かを診断します。
発症頻度はとても少ないが、年齢層は広範囲の癌
発症年齢は小児から高齢者まで、どの年代にも発症します。しかし高齢者ほど発症頻度が高くなっています。
強力抗がん剤?造血幹細胞移植?グリベック
白血病の治療法は種類によって、少しずつ異なります。
急性は、強力な抗がん剤で完全完解を目指し、完解後に造血幹細胞移植を行います。
しかし、移植を行うためには、骨髄の中の細胞を空にしなければならず、様々な副作用に耐えうる体力が必要となり、一般的には50歳以下とされているのです。
また、どんなに希望しても、ドナーが見つからなければ移植は成立しません。
さらに移植後も、リンパ球が体を攻撃する病気(移植片対宿主病)が起こります。
高齢者や臓器に障害がある場合は、この病気の利点を利用した、ミニ移植という方法も一部行われています。
慢性の場合は、抗がん剤治療に、グリベック(イマチニブ)という分子標的治療薬を服用することで、完全完解に導く割合が多くなってきました。
1.初期の段階では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、発熱、貧血、出血などがあります。
2.診断時から4期に相当する癌
他のがんと異なり、診断したときから全身に拡がっているので、4期に相当します。
したがって、進行による転移という表現はしません。
3.その他の病状
血液の異常細胞の増加、正常細胞の低下による症状。抗がん剤による副作用
貧血、出血、感染症、全身疼痛、肝障害、腎障害、消化器障害、心筋障害、皮膚?粘膜障害など
移植による副作用
生着不全。免疫不全
表皮や真皮などの細胞に発声するガンです。
40歳代以上から発生率が高くなり、70歳代くらいでピークになります。
主に顔など、露出している皮膚によく発生します。
皮膚ガンには有棘細胞ガン、基底細胞ガン、悪性黒色腫(メラノーマ)、ページェット病などの種類があります。
手術でガンを取り除く方法が中心


脳腫瘍悪性

しょう。
抗がん剤の目的はがん細胞を消すことが第一目的であり、強い副作用が幾つ出たとしても、



脳腫瘍悪性

延々と「熱が出たら解熱剤。痛みが出たら鎮痛剤…。」といった対症療法を繰り返す他はありません。


脳腫瘍悪性


東洋医学による「がん治療」
東洋医学による「がん治療」は、東洋医学では上記の西洋医学に対して「病人の治療」を念

脳腫瘍悪性



頭に考えます。病人の体全体を、トータルにとらえるのです。
そしてまず体力があるかないか、食欲があるかどうかに注目し体力、食欲がない場合は第


脳腫瘍悪性


一段階としてその回復にあたります。
重粒子線治療の成績が良い方に評価され始めたことにも起因する最近、前立腺癌患者の来院


脳腫瘍悪性

が多くなっている。が、発生頻度が急激に増加していることも確かである。
昭和35年度と平成11年度の全国の部位別癌死亡統計と比較すると、男女とも胃癌は大幅に


脳腫瘍悪性

減少、女性では子宮癌も減少、男女とも肺癌が増加、全体として男性は増加しているが、女性は減少。前立腺癌は4倍弱の増加であり、結腸癌の4倍強に次ぐものである。

脳腫瘍悪性


国際的な発生頻度は欧米に比べると日本はまだ低い。アメリカの黒人と比べると10%程度(1985年)であるが、しかし近年は食?生活


2009年7月27日月曜日

脳腫瘍術後

の中に小児脳腫瘍は入っていますので、脳腫瘍と診断されたら早速、主治医の先生にお願いして書類を書いていただきましょう。申請した時点からの医療費が免除されます。
症状
頭蓋内圧亢進症状?水頭症
小児脳腫瘍は成人の脳腫瘍に比べ,脳脊髄液が流れる通路を閉塞しやすく,しばしば(脳に水がたまる)をおこします。その結果,頭蓋内圧が高くなると,頭痛?嘔気?嘔吐がその症状として現れますが,頭の骨の縫合(骨が成長する部分)の閉鎖がはじまる乳児期後半から幼児期の初期までは,頭囲が拡大することで圧が緩和され,単にぐったりしたり、食欲が低下したり,時たま突然に嘔吐したり,また不機嫌であったりするだけのこともあります。水頭症が長く続くと目の神経(視神経)が萎縮して、治ることのない視力低下をきたすことがあります。
局所症状
脳腫瘍のできた部位によって特徴的な症状が出現します。例えば,小脳に腫瘍ができると,歩いているときのふらつきや姿勢の維持がうまくいかなくなります。また,脳幹部に生じた場合には,物が二重にだぶって見えたり,顔の半分の動きが悪くなったり、ご飯を食べるときにむせたりします。この他,大脳の前頭葉と呼ばれる部分が障害されると,反対側の手足の麻痺が出現したり、学校の成績が下がったりします。前頭葉の左側が障害されると話をすることが不自由になることもあります。もう一つ大事なのは視力の障害です。目の神経の近くの視床下部や視神経や下垂体に腫瘍ができることがとても多くて,知らず知らずのうちにゆっくりと視力や視野が傷害されています。でも成人ほどこれらの典型的な局所症状を示さないことも多いので注意を要します。
初発症状(初めておこる症状)として多いのがてんかん(痙攣)発作です。これは,すぐに気付かれる大きなけいれんもありますが,ちょっとぼーっとしているだけの発作や夜間の睡眠時だけに起こっていて親が気付かない発作までいろいろです。けいれん発作のため小児科で長いこと治療されていた子供が,脳の検査を受けてはじめて脳腫瘍を発見されてくることもあります。
内分泌症状
身長の伸びが遅くなったり、元気がなくなったり、口が渇いてたくさんの水を飲むようになるのは、視床下部と下垂体の障害でホルモンの分泌が悪くなっているためです。代表的なものに,夜間のトイレに行く回数が増えたり夜尿をしたり,水をよく飲むようになることで気付かれる尿崩症があります。これは下垂体後葉ホルモンである抗利尿ホルモンの分泌が,視床下部や下垂体にできた腫瘍により低下してしまうことが原因です。この尿崩症は,MRIという画像検査では腫瘍を見つけることができないような初期の段階ですでに,脳腫瘍の初発症状として現れることがあります。その他,高度の痩せ?低血圧?低血糖からなる間脳症候群や、小さい子供に生理が始まったり陰毛が生えたりする思春期早発症、原因不明の食欲の低下,身長が伸びない下垂体性小人症なども脳腫瘍で生じることがあります。
検査
画像診断
現在では,MRI検査により安全かつ正確にほとんどの腫瘍の診断が可能となっています。MRIは磁気を用いて骨による影響を受けずに画像を作れるため,小児に多い小脳や脳幹部の病気を診断する能力はCT検査よりも優れています。詳しい腫瘍の位置や正常脳組織との関係,MRI用造影剤の投与前後での変化などから,およその組織診断(悪性かどうかなど)までが可能です。ただし,あまりに小さい乳幼児では麻酔で眠らせて検査しなければなりません。CTでは腫瘍の中の石灰のたまり方などが解って診断の補助となることがあります。以前によく行われていた脳血管撮影は,特殊な場合を除いては必要ありません。
その他の検査
胚細胞腫瘍という腫瘍では、血液検査でAFPやHCG-βという腫瘍マーカーを測定することが必要となります。また悪性腫瘍では腫瘍細胞が脳脊髄液中にばらまかれて転移するため,腰椎穿刺(背中に針を刺して)で脳脊髄液を採取して悪性細胞の有無の検査を行う場合もあります。
治療
手術
脳神経外科の手術技術は安全性も高まりかなり進歩しました。小児の脳腫瘍に手慣れた術者を選べば手術による後遺症が生じる頻度はかなり低いでしょう。良性腫瘍の代表として知られる小脳の星細胞腫などは手術で取りきれればそれで治ってしまいますし、比較的簡単な手術です。悪性腫瘍を疑いいろいろな治療が必要と思われる場合には,まず手術による組織診断を行って,腫瘍の悪性度に応じてその後の方針を決めることが一般的です。病理組織診断を正確にすることは,小児の脳には成人より副作用の強い放射線治療や化学療法を最低限の量で用いることにもつながります。
放射線療法
放射線治療はとても大切な治療手段です。手術で取りきれない良性腫瘍やほとんどの悪性の脳腫瘍では放射線治療が必要となります。でも脳が未熟な小児(特に思春期前の子供たち)では放射線照射による脳への晩期障害が問題となります。たとえば、知的機能の低下や内分泌機能の低下などが治療後に何年もかかって生じることがあります。このため,特に小さい子供たち(乳幼児)には放射線照射を行わないで,あるいは量を少なくして治療する方法をとることもあります。しかし,いたずらに副作用を恐れるあまり放射線治療の持つ治療効果を生かせない結果になり治療成績が低下するという専門医の声もあります。今は同じ腫瘍であっても年齢に応じてより厳密な放射線治療の方針を立てることが求められています。
化学療法
化学療法剤(抗癌剤)は手術と放射線治療を補助する手段として用いられることを知っておくことが大切です。そして化学療法だけで治る小児の脳腫瘍はまれです。化学療法の副作用を減らすための治療法はとても進歩して、子供達の治療負担の軽減に大きな役割を果たしていますし、現在の治療技術は,1歳にならない乳児に対しても化学療法を行うことを可能としています。ただし,大量の化学療法の後には,妊孕力(子供を作る能力)を失うことや二次癌(白血病などの悪性腫瘍)の発生などの問題もあり、まだ全ての副作用が解決されているわけではありません。過剰な化学療法をしないでいかに完全に脳腫瘍を治癒にもっていけるかが大きな問題として残っています。
脳の硬膜から発生する髄膜腫、下垂体から発生する下垂体腺腫、神経の鞘から発生する神経鞘腫などは、良性腫瘍で外科的に摘出できれば、完治が望まれますが、アストロサイトから発生するグリオーマは、悪性で、手術、放射線、化学療法を行っても、完治は望めません。さらに、脳は頭蓋骨に囲まれた密室にありますから、いくら良性とはいっても、脳の深部にあれば、全摘出困難で、再発し、悪性と同じことになってしまいます。
髄膜腫は、女性に多く、閉経後に女性ホルモンが少なくなった、体型的には、小太りでポッチャリした人に多い印象があります。腫瘍が摘出できれば、完治が望め、直径が 3 cm 以下なら、ガンマナイフで治療するという選択肢もあります。
脳の発生のところでも触れましたが、脳は皮膚が内に捲れ込んで、内と外が、左と右が入れ替わってできた構造なので、皮膚に異常があれば、脳にも、発生上の異常がある可能性があります。母斑病と呼ばれる、一連の疾患は、遺伝;つまり染色体にある癌抑制遺伝子が欠損するために、髄膜腫や神経鞘腫が発生すると同時に、皮膚にも母斑(カフェオレ色の皮膚の斑、象皮のような皮膚のたるみ、白斑など)が見られます。いろいろの癌抑制遺伝子欠損が分かっており、将来、欠損した遺伝子を導入することによって、発癌が予防できることが期待されます。
全国脳腫瘍統計から、脳腫瘍発生頻度をみてみると、最も多いのが、髄膜腫で、26%、神経鞘腫が10% 、下垂体腺腫が18%、グリオーマが23%程度です。すべての脳腫瘍の人口あたりの年間発生率は、人口1万人に一人ですから、髄膜腫の年間発生頻度は、10万人に2.6人となります。
悪性脳腫瘍の代表がグリオーマ(神経膠腫)ですが、その中でも悪性は、神経膠芽腫(グリオブラストーマ)で、手術、放射線、化学療法を行っても、50%の患者さんは、9-12 ヶ月以内に死に至ります。グリオーマは、神経幹細胞が何らかの突然変異から、癌化したもので、幹細胞はあちこちへ移動しますから、脳を全部取らないと再発を予防できない、というジレンマがあります。
実験的にマウスにグリオーマを作り出すことが可能です。妊娠17日目の母親に、ニトロソウレアという発癌物質を投与すると、生まれてくるマウスに脳腫瘍ができます。あるいは、生まれたての犬の脳室内にウイルスをたったの10 μl注入するだけで、100%脳腫瘍を作ることができます。
増殖とアポトーシスの規制がとれた幹細胞に、様々な成長因子が働き、遺伝子異常が連鎖して、グリオーマが発生するとすれば、成長因子受容体を標的として、化学療法を行うことによって、グリオーマを治癒させることも夢ではないと思われます。実際、標的が分かった髄芽腫や脳原発悪性リンパ腫の治療成績は上がっています。脳腫瘍には良性と悪性があります。およそ1/3は髄膜腫という良性腫瘍、1/3は神経膠腫という悪性腫瘍、残り1/3は脳下垂体腫瘍、神経鞘腫、転移性脳腫瘍、先天性腫瘍その他です。腫瘍ができる場所は脊髄を含めた脳神経系の全てに及びます。およそ脳腫瘍には性別?好発年齢?好発部位という特徴があります。患者さんが外来診療に入ってくる時、表情、歩く姿、年齢、性別で疾患が予想されることも少なくありません。脳の最も悪性の腫瘍は神経膠芽腫です。これは癌と同じく、まず徹底的に取ることが大事ですが再発を余儀なくされることが少なくありません。当然術後放射線?化学療法を行います。中高年男性に多く見られます。
体の他の癌が脳に転移する転移性脳腫瘍も悪性です。しかし手術で完全に取れることが多い。何十個も多発する時は放射線あるいはγナイフ両方を行います。中高年で初めて“てんかん”で救急来院した患者さんが実は肺ガンの脳転移であることがあります。くれぐれも煙草はやめた方が良いのです。煙草はまた脳卒中の最大の危険因子でもあります。
良性腫瘍の代表は髄膜腫で、これは中高年の女性に多い。できる部位によって手術が容易であることも多いのですが、頭蓋底にできると手術は極端に難しい。これは限られた脳神経外科医の手でしかできない、まさにプロフェッショナルの仕事です。下の画像は脳の中に完全に埋まった髄膜腫です。これは脳の表面の静脈、そして脳の深部の動脈を犠牲にしてはならない手術で大変難しいものです。
耳が聞こえなくなって聴神経腫瘍が見つかることがあります。大きなものは当然手術です。この手術も熟練の技量が要求されます。聴神経と一緒に走っている顔面神経を残すことが非常に難しく、また腕の見せ所です。小さいものはγナイフ治療もありますが、私のように手術する側からは、まだ手術の法がベターであると思います。私は聴神経腫瘍も脳ヘラを用いません。下の画像で内耳道という骨をドリルで切り取る際にも脳ヘラを用いず、極力脳の保護に努めます。
脳下垂体腫瘍は色々な内分泌異常がきっかけで見つかります。女性の無月経、乳汁分泌は脳下垂体腫瘍が疑われます。何となく手足が大きくなった、願望が変わったもそうです。大きくなれば視力障害が生じ、眼科で見つかることも少なくありません。手術は経鼻手術といって、鼻から開頭せずに行います。
脳腫瘍手術は脳動脈瘤出と同じく、腫瘍に行く血管をコントロールし、出血させない技術が大切です。脳動脈瘤手術の上手は脳腫瘍手術の上手でもあります。
くも膜下出血の原因となる病気としては脳動脈瘤が最も多く、それ以外に脳血管奇形、脳腫瘍、頭部外傷などがあります。一般的に言われるくも膜下出血は脳動脈瘤(脳血管の瘤(こぶ):血管の一部が風船の様に膨れた部分の事)の破裂によるものがほとんどです。そのため、この項目ではくも膜下出血とは脳動脈瘤の破裂によるくも膜下出血を示すものとします。
くも膜下出血の手術治療法としては主に二つの治療法があります。これはそのまま、脳動脈瘤の治療法であります。いわゆる、外科手術として行われるクリッピングと、カテーテルを用いた治療であるコイリングがあります。どの様な治療方針を取るかは、動脈瘤の形、大きさ、場所、患者さんの既往症などを考慮していきます。日本医科大学付属病院では、高度救命救急センターを含めて、都内でも指折りの症例数のくも膜下出血の患者さんの治療にあたっています。
さて、くも膜下出血がとても有名な病気であるのは、その予後が極めて悪いからです。今現在もくも膜下出血の患者さんの1/3 から1/2 の方がお亡くなりになるか、重度の後遺症を残しています。その原因にはくも膜下出血によって直接脳損傷が起きる事に加えて、出血してから1週間ぐらい経過してから起きる、脳血管攣縮(レンシュク)という合併症があるからです。脳血管攣縮とは、脳の血管が出血に刺激されて細くなってしまう事を言います。これにより、脳血流が低下し、脳梗塞を引き起こし、後遺症を起こします。このようにくも膜下出血の治療とは、脳動脈瘤の治療に加えて、出血による脳損傷の治療、脳血管攣縮の治療など手術治療のみがその治療の効果を示すものではありません。
1.未破裂脳動脈瘤
(1)未破裂脳動脈瘤ってなに?
脳動脈瘤とは、脳の動脈の分岐部がこぶのようにふくらんだものです。脳動脈瘤は生まれつきあるものではなく、何らかの成因によって後天的に出来るとされています。一般的に脳動脈瘤があることによってなんらかの症状を出すことは稀ですが、脳動脈瘤が破れてしまうと、くも膜下出血をおこします。くも膜下出血をおこす前に発見された動脈瘤が未破裂脳動脈瘤(くも膜下出血とほぼ同じ意味)です。
(2)未破裂動脈瘤って診断されるのは?
以前は脳動脈瘤が破裂する前に診断されることは稀でした。しかし、現在ではCT/MRIなどの診断技術が発達し、破裂してくも膜下出血をおこす前に発見されることが多くなっています。頭痛やめまいなどの検査、脳ドックなどで偶然発見されることがほとんどです。
(3)未破裂動脈瘤がみつかったら?
脳動脈瘤があることにより症状を出すことは稀ですが、破裂するとくも膜下出血をおこします。くも膜下出血をおこしてしまうと、30-50%の方が命をおとしてしまうといわれています。未破裂動脈瘤が見つかると、破裂しないような処置が必要となる場合があります。
4)動脈瘤はいつ破裂するの?
残念ながら、動脈瘤の破裂を予測することは困難です。しかし、世界中から未破裂脳動脈瘤の破裂頻度について、さまざまな報告がされており、年間の破裂頻度は1-2%とされています。これは一般的な数字ですので、動脈瘤の大きさ、部位によって実際の破裂頻度は異なります。
(5)治療方法は?
動脈瘤の破裂を防ぐには、二つの方法があります。
ひとつは従来より行われている開頭手術です。これは、頭皮を切開し、顕微鏡を使って直視下に動脈瘤を観察することにより、金属性のクリップを使って動脈瘤をつぶす方法です。一般的にクリッピング術を呼んでいます。
もうひとつは血管内治療です。これはカテーテルという細い管を動脈瘤の近くまですすめ、プラチナコイルで動脈瘤をつぶす方法です。一般的に、コイリング術と呼んでいます。
動脈瘤の場所、形、大きさはさまざまですので、開頭術に適した動脈瘤、血管内治療に適した動脈瘤があります。
(6)手術は怖くない?
それぞれの治療には危険性がないわけではありません。開頭術では、手術後に出血や脳梗塞を起こしたり、ばい菌が入って感染したりすることもあります。また、全身麻酔で行いますので、麻酔の危険性も伴います。ご高齢の方ですと、手術の負担により、内臓に障害をおこすこともありますので注意しなければいけません。血管内治療でも、治療後に脳梗塞を起こすことがあります。動脈瘤の大きさ、形はそれぞれ異なりますし、患者さんの健康状態も大きく異なります。治療方法を考えるには、これらのことを考慮して、それぞれの患者さんに最も適した治療方法を選択しなければなりません。
[治療]
未破裂脳動脈瘤の治療は上記のようなさまざまなことを考慮して検討されなければなりません。担当の医師と十分に話し合い、決定されることをお勧めいたします。
日本医科大学脳神経外科教室は、それぞれの治療の専門家が、皆様の立場にたってご相談いたします。脳動脈瘤と診断されたら、一度、ご相談にきてください。
2.巨大脳動脈瘤(くも膜下出血の原因になる病気です)
症状]
直径2.5cmより大きい動脈瘤を巨大脳動脈瘤と言います。巨大脳動脈瘤の治療は以下のよう
な理由で治療が困難です。
巨大であるため、1個のクリップで完全に動脈瘤を消失させることが困難です。
動脈瘤内部に血栓(血の塊)が存在していることが多く、クリッピング術の際に、血栓が破綻して流れ出し正常血管内に詰まると脳梗塞を起こす可能性があります。
巨大であるため、正常血管が動脈瘤本体から分岐していることが多く、クリッピング術の際に正常血管を温存することが困難です。
治療方針]
巨大脳動脈瘤に対する、私たちの治療戦略は以下の通りです。まずクリッピング術が無理な
く可能かどうかを検討し、可能であればクリッピング術をお勧めします。
無理であれば動脈瘤頚部のクリッピングに拘らず、以下に示しました血管吻合術を利用して
正常血管の血流を維持したうえで、動脈瘤の前後で血流を遮断し破裂しないようにします。
巨大動脈瘤の治療は、一筋縄ではいかないことが多いのですが、私たちは様々な方法を用い
て治療しています。
動脈瘤に入る血管を結紮して閉塞し、脳の血流ばバイパスの血管にて流れています。
小児の悪性腫瘍のうち脳腫瘍は白血病に次いで多くみられる腫瘍です。1年間に発生する小児脳腫瘍は,人口10万人あたり2人弱といわれています。成人の脳腫瘍と比べて,発生する腫瘍の種類や部位が異なるため症状の経過や治療方法が成人の場合とは異なります。
14歳以下の統計でみると、最も頻度の多い小児脳腫瘍は星細胞腫(アストロサイトーマ)でありおよそ20%を占めます。次に髄芽腫(12%)、胚腫(ジャーミノーマ)(9.5%),頭蓋咽頭腫(9%)、退形成性星細胞腫(5.7%)、上衣腫(4.5%)、膠芽腫(3.5%)などが続きます。これらの

脳腫瘍術後

他にも様々な病理組織の腫瘍があり、とても書ききれないくらい種類があるのが小児脳腫瘍の大きな特徴です。いろいろな珍しい腫瘍が発生するのに加えて、それぞれの治療方法が複

脳腫瘍術後

雑で、小児の脳腫瘍の治療方法を十分に理解している医師は日本にはとても少ないといえます。

脳腫瘍術後

成人では約9割の脳腫瘍が大脳に発生し,その発生部位により手や足が利かなくなったり,感覚の異常があったり,口がもつれるなどの特有な症状が現れます。しかし小児では約6割

脳腫瘍術後

が小脳や脳幹に発生します。また大脳に生じた場合でも脳の正中部に発生することがもとで,脳や脊髄を保護する水である脳脊髄液の通過障害により水が貯まる状態(水頭症)にな

脳腫瘍術後

りやすいことが分かっています。
この水頭症によって頭の中の圧(圧頭蓋内圧)が高くなって頭痛や嘔吐などの症状を出すと

脳腫瘍術後

いう特徴があります。ですから,頭痛と嘔吐やぼんやりするなどという脳の障害を思わせない症状が最初にでるのです。また子供たちは、具合が悪くても症状を訴えないことが多いで

脳腫瘍術後

す。そのために視力がすごく悪くなってから脳腫瘍が発見されたり、学校で授業が受けられないくらい集中力や知能が下がってから初めて脳の検査を受けたりします。ですから、病気

脳腫瘍術後

が始まってから病院にかかるまで1年以上という患者さんも多いのです。
脳腫瘍をもっている子供たちには医療費の補助があります。小児慢性特定疾患という病気


2009年7月25日土曜日

ひまわりママ脳腫瘍

乳がん検診が推進されてはいるものの、現在のわが国の乳がんの初発症状の約8割は患者さんが気づいたしこりです。
一方、1期つまり2cm以下でみつかれば9割が助かるのですから、乳がんの早期発見と生存率向上に一番の近道は「2cm以下のしこりを自分でみつけるこ
と」といえましょう。2cmというのはちょうど1円玉の大きさで、日本人の乳房なら、きちんと触っていればまずわかるサイズです。しかし、1円玉というのはそれほど大きいものではないので、「たまたま何かの拍子に手が触れて気づく」というわけには行きません。
つまり、「自己触診さえしていればみつかるけれど、していなければ見落としてしまう」のが2cmという大きさで、そこに自己触診の重要性があります。具体的な自己検診法を、下記に示しますので、早速やってみて下さい。
大切なことは、定期的に自分の乳房を触って自分自身の正常な乳房を把握しておくことと、異常に気づいたら、自分でがんか否かを判断するのではなく、必ず検査を受けに行くことです。
自己触診ってどうやってやるの?
毎月一回、検診日を決めて
乳がんは身体の表面に近い部分に発生するため自分でも見つけることが出来ます。整理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなって柔らかい状態のときに自分でさわってチェックして見ましょう。閉経後の人は毎月一回自己検診日を決めておこないます。乳房の日ごろの書き留めておくと変化を知ることができます。
石鹸がついたてで触れると乳房の凹凸がよくわかります。左乳房を触れるときは右手で、右乳房は左手で。
4本の指をそろえて、指の腹と肋骨で乳房をはさむように触れます。をしこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。
乳房や乳首を絞るようにして乳首から分泌物が出ないかチェックしす。
腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪の変換がないか、乳頭のへこみ、湿疹がないか確認します。また、両腕を腰に当ててしこりやくぼみがないか観察します。
まず関心をもって!
どんなにすばらしい診断法や治療法があっても、女性が自分の乳房に関心を
もって検診や医療機関を受診しなければ、検査は始まりません。
乳がんの啓蒙活動が盛んで、女性の多くが乳がんをごく身近なものと考えているアメリカでは、40歳以上の女性の6~7割以上が乳がん検診を受診し、乳がんによる死亡はすでに減少傾向に転じています。それに対して日本では、検診や自
己触診を実践している女性は、身近な人ががんになった、職場でたまたま検診があったなど、ごく限られた数にすぎず、検診の受診率も10%台にすぎません。
多くの人は、乳がんなんて全く人ごとと考えて、乳房の話題といえば、バス
トアップの下着や芸能人の豊胸術、たまに有名人が乳がんになってもたまたま不運な人の闘病記として読むだけ。これでは、欧米から、乳がんになりやすい食生活やライフスタイルといういわばマイナス面ばかりを取り入れ、自分の健康に関心を持つという良い面は学んでいないことになります。
「乳がんに関心をもつことが、自分の命ばかりでなく、大切な乳房を守ることにもつながる」ということを、日本女性の誰もが、ファッションやショッピングや旅行の話題と同じようにあたりまえに考え、話し合えるようになることを、心から願っています。
日本では、乳がんが急激に増加しています。現在日本人の女性のがんの中で患者数が多いものは、胃、大腸についで乳がんは昨年が乳がんにかかったと推定されます。
死亡数では、胃、大腸、肝臓、肺についで乳がんは5位ですが、1年間の死亡者数は1万人弱に及び、特に、30歳から65歳の壮年女性層に限ると1位になっています。この様に、乳がんは、日本女性の最も注意しなければならないがんにな
っているのです。
大腸がんの発生部位をみると、直腸がんがもっとも多く大腸がんの約40%、次にS状結腸がんが約30%です。
なぜ最近大腸がんが増えているのか?
などの先進国には大腸がんが非常に多く、日本も大腸がんが急速に増加しています。その原因として日本人の食事の内容が欧米化していることが指摘されています。
食事の欧米化とは、などの脂肪やたんぱく質の多い食べ物を多くとり、米、脂肪の多い食べ物すなわち高脂肪食、たんぱく質の多い食べ物すなわち高たんぱく食は腸の中で腸内細菌を変化させ、その結果として発がん物質ができ、これが大腸の粘膜に作用してがんを発生させると考えられています。
また食物繊維の摂取が減ると便の量が減り、発がん物質を含んでいる便が長時間大腸内にたまってがんが発生しやすくなるといわれています。
大腸がんの症状
大腸がんの症状のうちもっとも多いものは排便時の出血で、次に便秘、腹痛、下痢、腹部腫瘤[ふくぶしゆりゆう]などです。しかしこれらの症状に気づきながら多くの方(大腸がんがあった人の70%)が3カ月以上病院を受診しないのが通例です。排便時の出血といっても便の周りに血がついている場合、便と血液が混ざり合っている場合、排便の後にふいた紙に、血液が付着している場合などがあります。
[編集] 治療
胃癌の治療方針は、腫瘍の大きさ?部位?拡がり、病期、全身状態、あるいは患者の希望など様々な要素を勘案し決定される。
日本では長い間、胃切除+D2郭清(2群リンパ節までの郭清)が標準治療とされ実践されてきた。しかし近年、診断技術の発達により早期胃癌の割合が増える一方、内視鏡的切除や縮小手術が開発され、多様な治療が行われるようになってきた。
こうした状況を踏まえ、科学的根拠に基づいた治療の標準化を目指して2001年に日本胃癌学会による「胃癌治療ガイドライン」が作成された(最新は第2版;2004年4月)。 ガイドラインでは、これまでに集積された膨大な症例の解析を基に、癌の進行度(腫瘍の深達度、大きさ、分化度、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無等)に応じた治療法が規定されている。 たとえば、
深達度がM(粘膜内)で、N0(リンパ節転移なし)、分化型、2cm以下、潰瘍形成なし、であれば、内視鏡的粘膜切除術
StageIIもしくはIIIAなら、2群リンパ節郭清を伴う胃切除術(=定型手術)
StageIVなら、(姑息的手術+)化学療法(+緩和治療)
などといった具合である。
一方、欧米では胃癌の治療方針に大きな違いがある。日本の医師が広範なリンパ節郭清を伴う胃切除を行い、手術による癌の完全切除を重視するのに対し、欧米では手術は最小限に済ませ、術後の化学療法や放射線療法を重視する傾向にある。(後述「外科手術」も参照)
治療内容について説明されると、患者は最新の治療法について知りたいと考えるものである。癌の治療法の一部は臨床治験や未承認治療と呼ばれる実験的な医療もある。
治療方針の決定は癌の進行度や、患者の全身状態に応じていろいろと複雑である。場合によっては、診断や治療計画について患者が他の専門の医師に意見を求める行為(セカンドオピニオン)は、十分な治療を行ううえで手助けとなる。
胃癌ではじめに出現する症状は上腹部の不快感、膨満感などであることが多い。これらの症状は癌以外の消化器疾患、たとえば慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍でも認められ胃癌に特
異的なものではない。これらの他の上部消化器疾患の
症状に続いて、胃癌が進行すると腫瘍からの出血に伴う症状が出現する。便が黒色となった
り、軟便傾向となる。さらに胃癌からの出血がつづき、貧血が進行すると、貧血による自覚症状、たとえば運動時の息切れ、易疲労感などの症状が現れる。さらに進行すると腫瘍の増
大に伴い腹部にしこりを特殊な乳がんとして乳頭や乳輪の湿疹状のただれを症状とするページェット病がありますが、予後は非浸潤がんと同様に良好です。また乳房全体が炎症状に腫
脹(はれる)し、すみやかに全身への転移を起こす炎症性乳がんという極めて予後不良のタイプもあります。
原因は何か
 乳がんの原因は単一ではありません。乳がんを発症する危険因子(リスク)としては、近
親者に乳がんにかかった人がいること、過去に乳頭腫(にゅうとうしゅ)や線維腺腫(せんいせんしゅ)などのリスク病変にかかったこと、片側の乳がんにかかったことなどが最も重要視さ
れます。これらは遺伝的要因によるものです。そのほかにも出産を経験していないこと、授乳をあまりしていないことなどもリスクになります。
これらは乳がんの発生の母地となる乳腺が、萎縮せずに長期間存在することを意味します。また卵胞ホルモンであるエストロゲン
通常の抗がん剤は、がん細胞を直接薬剤で攻撃する際に、健康な細胞まで攻撃してしまいますので、副作用が問題になりますが、アバスチンはがん細胞を兵糧攻めするタイプの抗がん剤ですので、副作用が少ないのも特徴です。
ところで、このアバスチン、日本で投与を受けようとすると、全額自己負担になってしまいます。なぜなら、未だに日本では承認されていないからです。(アメリカ?ヨーロッパ?イスラエルなどの国々では、アバスチンは承認されています)
あったのが宜しいのではないかと思います
私ががんなら、この医者に行く
どの医療機関でどの医者に診てもらうかは、運に左右されることだが、この相談所では個々の患者にとって最適な医療チームを作って紹介している。
自身も大腸がんを経験した「がんのエキスパート」であり、日本のがん治療の頂点に立つ一人である海老原氏だからこそできる仕事であろう。その海老原氏が第一部でがんへの考察、患者、医者の心構え等をやさしく述べ、第二部で診断能力、手術の技能、最新治療への精通度などから氏が評価している医師を部位別に紹介する画期的な本である。
がん治療の最前線がよくわかる。
抗がん剤について調べたんですが、製薬と比べると抗がん剤の臨床試験の数が少なかったような気がしました。
でも、抗がん剤には、興味があります。
新しいシステムの抗がん剤なのです。IR情報を見ると「細胞増殖をG1フェーズで阻害することにより、アポトーシス(自己細胞死)を誘導します」と書いてあります。
がん細胞はアポトーシスが働かなくなって、無限に増殖を繰り返してしまうというのを以前TVで見たのですが、もしこのインジスラムが商品化されれば、自然にがん細胞が消滅してくれるようになるのでは????などと、思わず妄想してしまったりするわけです。(頭が悪い私が妄想しているだけですので、実際にどうかはわからないですが??これって日本でいつくらいに承認されるんだろうと思って、※フェーズを見てみたら、第Ⅱ相でした。
でも、「あぁ、第Ⅱ相なんだ~」って思ってもう一度見直してみたら、米国?欧州って書いてありました???。
お薬が実際に患者さんに処方される前には、治験が行われます。
この治験の結果によって、その薬の安全性とか副作用とか効果とかをしっかりとチェックするわけです。治験の結果が思わしくなければ、治験の段階でその医薬品の承認は見送りになりますので、治験が滞りなく行われるというのは、非常に重要なことだったりします。
ところで、この治験にはいくつかの決まった段階があり、それを順序良くクリアしていくことで、初めてお薬として承認されます。この段階のことをフェーズといいます。治験中のお薬やフェーズの段階については、製薬メーカーさんのIR情報で見れたりします。
ガン治療には手術や抗がん剤による化学療法や放射線療法だけではなく、「免疫療法」というものがあります。免疫療法とは、「NKT細胞」を利用するガン治療のことです。
NKT細胞の働きを高めて、ガン細胞を攻撃させるのです。
また、これと似たようなガン治療として「ワクチン療法」も存在します。
ワクチン療法とは、全てのガンに共通して存在する「WTI」というたんぱく質の断片をワクチンとして利用するガン治療のことです。さらに、ワクチン療法の進化版として「HER2」というたんぱく質を利用したワクチン療法もあります
この他、クローン技術を利用して作られた「モノクーロナル抗体」を利用してガン治療を行う研究も進んでいるようです。ちなみに、モノクロナール抗体を使った治療を行う上で大切な「ヒト抗体」についてですが、免疫療法は、現段階では大きな副作用もないため、患者さんへの負担も少ないガンの治療法ですので、今後一層の普及が待たれます。
ところで、このガンの免疫療法ですが、確か保険適用はなかったように思います。
健康保険適用されないということは、多額の治療費を全額自己負担しなければならないということになりますので、金銭的には結構辛いような気がします。
ただ、お金や財産はあの世には持っていけないですので、もし、免疫療法を行うことになったら、財産は全て医療費として支払っても良いかと思います。
海外では承認されている薬が日本には承認されていないケースは多いです。
例えば、抗がん剤の新薬「アバスチン」です。アバスチンは、米国ジェネンテック社(日本ではロシュグループである
「中外製薬」が開発?販売独占実施権を取得)の開発した商品で、大腸ガンに治療薬としてアメリカで承認されている医薬品です。
癌研乳腺外科入院手術数も年々増加し、昨年は外来手術例を加えると年間700例に達しており、1945年からこれまでの手術数は。
患者さんの年齢分布は40歳台が一番多く、次いで50歳台、60歳台、30歳台、70歳台と続き、平均年齢は約50歳です。年齢の推副作用が比較的少なく、長期間使えるのが特徴です。切除したがんを調べて、ホルモン受容体をもつがん(女性ホルモンの影響を受けやすいがん)かどうかをしらべて、受容体(+)の場合により効果的です。
抗エストロゲン剤(エストロゲンががんに働くのをブロックする=タモキシフェン、トレミフェンなど)、アゴニスト(閉経前、卵巣からの女性ホルモンをストップさせて一時的に閉経後の状態にする=ゾラデックス、リュープリン(R)など)、アロマターゼ阻害剤(閉経後、脂肪でエストロゲンをつくる酵素をブロックする=アフェマ(R)、アリミデックス(R)など)、合成プロゲステロン製剤(ヒスロン(R))などの種類があり、年々新しい薬が開発されています。
化学療法:
いくつかの薬を組み合わせて、ある程度決まった投与量や間隔で使うことが多い。ほとんどが点滴で投与されます。
[主な薬剤]
療法…C(シクロフォスファミド)M(メソトレキセート)F(フルオロウラシル)の3剤を組み合わせる方法で、以前から行われていた術後の補助療法です。現在は主に、リンパ節転移のない場合に選択されます。
F療法…C(同上)A(アドリアマイシン)またはE(エピルビシン)F(同上)の組み合わせで、Fを抜かした2剤が用いられることもあります。リンパ節転移のある場合の術後補助療法や、再発の治療として最も標準的な治療法です。
? タキサン系の薬剤…比較的新しい薬で、ドセタキセル(タキソテール、パクリタキセル(タキソール(R))があります。アドリアマイシン(R)など他の薬と組み合わせて使われることも。
抗体療法
特定の遺伝子が異常に働いている乳がんに対して、その遺伝子の抗体を薬として点滴で投与する治療で、ハーセプチン(R)という薬が、日本でも2001年から使えるようになりました。切除したがんを検査することで、効果が期待できるがんとそうでないがんがわかるのが特徴で、「がんの個性に応じて、効果が期待できる薬を選んで使う」という、いわばオーダーメ


ひまわりママ脳腫瘍


イドの治療として注目されています。
乳がん検診


ひまわりママ脳腫瘍


日本では、1987年に乳がん検診が開始されましたが、ずっと視触診のみの時代が続いていました。


ひまわりママ脳腫瘍


一方、欧米では早くからマンモグラフィを併用した検診が一般的でした。これは、視触診のみの検診では、検診をうけた人と普通に外来を受診して乳がんをみつけた人とで、死亡率が


ひまわりママ脳腫瘍


変わらないという結果が出たからです。検診の触診は、必ずしも乳がんの触診に慣れてはいない医師が、千差万別の多数の女性の乳房を短時間に診るため、微妙な病変や小さなしこり



ひまわりママ脳腫瘍

を漏れなく見つけるには十分な精度とはいえませんし、しこりとして触れない0期の乳がんを見つけることはできません。これらを補うのがマンモグラフィで、特に石灰化でみつかる非



ひまわりママ脳腫瘍

浸潤がんの発見は、100%の治癒につながります。
そこで日本でも、2000年から、「50歳以上の女性に対し、2年に1回のマンモグラフィと視触

ひまわりママ脳腫瘍


診による検診を行う」というガイドラインが出され、ようやくマンモグラフィ併用検診がはじまりました。40~49歳については、今のところ「年1回の視触診による検診のみ」となって

ひまわりママ脳腫瘍


いますが、この年代にたいしても画像診断の併用が現在検討されており、いずれマンモグラフィが導入されると思われます。 自己触診


2009年7月24日金曜日

脳腫瘍名医

1)外科療法
卵巣がんは手術によって診断が確実にできます。また、がん細胞のタイプや拡がりの程度がわかり、その後の治療方針が決まります。卵巣がんの手術は転移の状態、年齢などによって異なりますが、次のような方法のうちから普通(1)と(2)が行われ、さらに(3)と(4)が行われることがあります。
(1)卵巣の切除
片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。
(2)大網(たいもう)切除
大網とは胃から垂れ下がって、大小腸をおおっている大きな網のような脂肪組織です。大網は卵巣がんの転移が最もよくおこる組織であり、切除しても実害はありません。
(3)後腹膜リンパ節郭清(かくせい)
後腹膜リンパ節は卵巣がんの転移がおこりやすい部位のひとつです。転移が疑われるリンパ節を採取して検査することをサンプリングといい、リンパ節とリンパ管を系統的にすべて切除することをリンパ節郭清といいます。
(4)腸管などの合併切除
腹腔内の転移をできるだけ切除するために、大腸、小腸、脾臓などをがんと一緒に切除することもあります。
2)放射線療法
高エネルギーX線を身体の外から照射する外照射と、放射性リン(32P)の溶液を腹腔内に注入して内部から腹膜の表面を照射する方法があります。卵巣がんでは手術後の残存腫瘍に対して、以前はよく放射線療法が行われましたが、最近では化学療法のほうが主に行われています。しかし、脳に転移した腫瘍に対しては放射線治療が行われます。
3)化学療法(参照:がんの薬物療法)
抗がん剤を使う治療を化学療法といいます。抗がん剤は手術でとりきれなかったがんに対する治療として使われます。卵巣がんは、成人のがんの中では抗がん剤が比較的よく効くがんのひとつです。抗がん剤は内服、あるいは静脈注射で投与されます。また、直接腹腔内に注入されることもあります。いずれの場合でも、抗がん剤は血液中に入り全身に広がって作用します。抗がん剤はがん細胞に強い障害を与えますが、正常の細胞にも影響を与え、副作用をおこします。抗がん剤を繰り返し使うことによって、がん細胞が完全に消滅することもありますから、効果がある限り、ある程度副作用がおこるまで使用します。卵巣がんによく使われる抗がん剤の副作用として、血液中の白血球と血小板の減少、貧血、吐き気や嘔吐、食欲の低下、脱毛、手足のしびれなどがおこります。


治療は病期、年齢、がんの組織型、がん以外の病気の有無などによって異なります。病状に応じて現在、最も有効と認められている治療は標準的治療と呼ばれています。難治性のがんでは、標準的治療は満足できる結果を多くの場合もたらすことができません。そのためさまざまな新しい治療法が研究され、試みられています。

新しい治療法はよりよい治療を目指して行われますが、必ずしも標準的治療よりもよい結果をもたらすとは限りません。新しい治療法の試みは、担当医だけで行うのではなく、多くの専門家の管理のもとで「臨床試験」として行われます。新しい治療と標準的治療を比較する臨床試験を比較試験といいます。比較試験の結果、新しい治療が優れていることがわかれば、新しい治療を標準的治療とします。

これから卵巣がんの治療を受ける場合は、「現在の標準的治療」を受けるか、「臨床試験中の新しい治療」を受けるかどちらかを選ぶことになります。

7.病期(ステージ)別治療
I期
手術によってがんのある卵巣を切除します。片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と、両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。

手術後、摘出物の顕微鏡的検査の結果、卵巣以外にがんが転移していないことがわかって、はじめてI期であることが確定します。

このような手術によって、I期であることが確定した場合、手術後、化学療法を行って再発を予防する試みは臨床試験として行われています。
II期
手術は両側の卵巣、卵管、子宮を転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には直腸を含めて切除することもあります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると、顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。

手術後、大網とリンパ節の顕微鏡的検査の結果、転移していないことがわかれば、はじめてII期であることが確定します。

このような手術によってII期であることが確定した場合、手術後、化学療法を予防的に行って治癒率を改善しようとする試みは臨床試験として行われます。
III、IV期
III、IV期のがんは進行がんとして同じように治療が行われます。III、IV期のがんは転移が広範囲にあるため、手術によって完全に切除することはできません。しかし、一部のがんが残ってもできるだけ多くのがんをとり除いたほうが症状を改善できるため、全身状態が耐えられれば、できるだけ多くのがんを切除します。病状によっては手術で大部分のがんがとれる場合もありますが、開腹したけれどほとんど何もとれずに終わる場合もあります。手術前の検査によって、開腹しても切除は難しいと予測される場合は、まず化学療法を行ってがんを縮小させてから手術する方法もあります。

手術は両側の卵巣、卵管、子宮を、転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には、直腸を含めて切除することもあります。大網、後腹膜リンパ節、脾臓、大腸、小腸の一部を転移したがんと一緒に切除することもあります。

手術後、残された腫瘍に対する治療として化学療法が行われます。化学療法の際は、標準的治療法で行うか、新しい治療法を臨床試験として行うかを選ぶことができます。

初回手術で切除できずに残ったがんが化学療法によって縮小し、切除可能となった場合には再手術が行われることもあります。
再発
再発は治療により一度消失したかにみえたがんが再び増殖して見つかるようになった状態です。再発に対して以下の治療法のひとつが行われます。
(1)手術
再発が一部に限局している場合は、その部分を切除するだけで、再びがんのない状態が長く続くことがあります。再発が広範囲でがんを切除することができない場合でも、症状を和らげるための手術(例えば、胃瘻造設のための手術)を行うこともあります。
(2)化学療法の臨床試験
最初の抗がん剤が非常に有効であった場合は、再発に対しても同じ抗がん剤が効きますが、再発に対する化学療法は症状緩和のひとつとして行われます。最初用いた抗がん剤が効果がなかった場合は新薬を用いることが多くなります。新薬を用いる場合は臨床試験として行われます。腹水を抑えるために、腹水をとった後、腹腔内に抗がん剤を注入することもあります。
(3)放射線療法
脳転移した腫瘍に対しては化学療法でなく放射線の照射が有効です。
悪性リンパ腫は、リンパ系の組織から発生する腫瘍(いわゆる“がん”)です。リンパ系組織とは、ヒトの免疫システムを構成するもので、リンパ節、胸腺(きょうせん)、脾臓(ひぞう)、扁桃腺(へんとうせん)等の組織?臓器と、リンパ節をつなぐリンパ管、そしてその中を流れるリンパ液からなります。リンパ系組織を構成する主な細胞は、リンパ球と呼ばれる白血球です。リンパ液の中には液体成分とリンパ球が流れていて、やがて血液と合流します。リンパ系組織は全身に分布しているため、悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫は全身で発生する可能性があります。
悪性リンパ腫という病名は、さまざまなリンパ系組織のがんを大きくまとめて呼ぶ名前で、その中に含まれる個々の疾患の臨床経過や治療反応性、あるいは予後は大きく異なります。ですから、自分にとって最適な治療を選択するためには、?悪性リンパ腫の中のどのような病型(タイプ)ですか??と、まずは医師に質問することが重要です。
I期
I期の治療法は以下になります:
middot;臨床経過観察。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;外照射。
middot;組織内照射。
middot;高密度焦点式超音波治療の臨床試験。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
II期
II期の治療法は以下になります:
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;ホルモン療法併用または非併用する外照射。
middot;組織内照射。
middot;ホルモン療法併用または非併用する放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;ホルモン療法後に根治的前立腺摘除術を評価する臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
III期
III期の治療法は以下になります:
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;ホルモン療法。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法、ホルモン療法、あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
IV期
IV期の治療法は以下になります:
middot;ホルモン療法。
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;臨床経過観察。
middot;睾丸摘除術と併用した放射線前立腺摘除術の臨床試験。
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脳腫瘍名医


再発前立腺がんの治療法
再発前立腺がんの治療法は以下になります:
middot;放射線療法。

脳腫瘍名医


middot;放射線療法を受けた患者さんに前立腺摘除術を行います。
middot;ホルモン療法。
middot;骨の痛みを和らげる緩和的療法としての疼痛治療、外照射、ストロンチウム89

脳腫瘍名医


などの放射性同位元素を用いた腔内照射、あるいは他の治療法。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;化学療法あるいは生物学的療法の臨床試験。

脳腫瘍名医

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脳腫瘍名医


前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。


脳腫瘍名医

 年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が


脳腫瘍名医

んに次いで2位になると見られる。
 読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率7

脳腫瘍名医

8%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。


脳腫瘍抗がん剤

白血病、低悪性度リンパ腫等があります。投与したうちの何%かで効果があり症状が和らぐというのが、前立腺がん、甲状腺がん、骨肉腫、頭頸部がん、子宮がん、肺がん、大腸がん、胃がん、胆道がん等です。効果がほとんど期待できず、がんが小さくなりもしないというがんに、脳腫瘍、黒色腫、腎がん、膵がん、肝がん等があります。 ところで、治療を受ける前に抗がん剤が効くか効かないかを予想できれば理想的です。例えば感染症に対する抗生物質では、あらかじめその抗生剤が感染症の原因となっている病原菌に効くかどうかを検査したうえで、投与する場合があります。そのようなことが抗がん剤でできないのかという疑問が、当然出てきます。投与する前に行う「抗がん剤感受性テスト(がん細胞と抗がん剤を接触させ、増殖の抑制をみる検査)」というものがありますが、現在のところこの検査の有効性は不十分で、一般的には用いられていません。 化学療法で治癒が可能ながんと、化学療法の効果の特徴をあげてみましょう。1)小児急性リンパ性白血病5年生存率(治癒率)が70%以上という治療成績で、治癒可能ながんの筆頭にあげられます。2)成人の白血病急性白血病は、化学療法による治癒が期待されている代表的な疾患です。急性白血病の治療とは、化学療法によって、できるだけ白血病細胞を減少させることです。化学療法により体内の白血病細胞が一定の数以下に減少し、正常な造血能力が回復すると、貧血や白血球減少、血小板減少は解消され、すべての症状も消失します。この状態を完全寛解といい、そのために行う治療が寛解導入療法です。しかし、完全寛解の状態になっても白血病細胞は残っているので、寛解後療法、いわゆる「地固め療法」と呼ばれる化学療法を引き続き行い、さらに維持、強化療法を行って、白血病の再発予防、治癒を目指します。また、白血病の化学療法を行っている間は、病気それ自体および化学療法剤による薬物有害反応のため、出血や感染などの危険な合併症を起こす可能性があります。この合併症を防ぐ治療、つまり支持療法(補助療法)も重要です。 急性骨髄性白血病やリンパ性白血病の中心的抗がん剤は、塩酸ダウノルビシン、塩酸イダルビシン、シタラビン等です。寛解導入療法では、一般にこれらの薬剤の中から2種類を併用します。地固め療法後、さらに白血病細胞を減少させるために1~2ヵ月間隔で行われるのが、強化療法です。寛解導入療法、地固め療法と同等の強さの治療を行います。また、完全寛解後の最強の治療法として、骨髄移植や最近はミニ移植が行われています。従来の骨髄移植は、正常骨髄が回復できないくらい大量の薬剤投与と強力な放射線療法で、白血病細胞をほとんど消失させた後、白血球型(HLA型)の適合した骨髄提供者の末梢血幹細胞や骨髄液を点滴で移植する治療法です。ミニ移植では、移植幹細胞の生着を助けるため抗がん剤を用いますが、従来の骨髄移植ほど強力には抗がん剤を使用しません。移植細胞の免疫により、白血病細胞を攻撃し治療するのが目的です。急性白血病の治療の場合、出血および感染などの重い合併症を併発する危険が高いので、無菌室や無菌ベッドの使用が必要です。その中で、抗生物質や輸血等の支持療法が行われます。 急性白血病では、骨髄性でもリンパ性でも完全寛解率は70%以上です。現在、骨髄性の場合は、完全寛解した30%前後の方は5年以上再発せず治癒していると考えられていて、この成績は向上しています。 悪性リンパ腫は、分類されています。非ホジキンリンパ腫は、化学療法と放射線療法で治癒可能になりました。病理組織学的悪性度、病期(病気の進行度)、全身状態等によって治療法を選択します。多くの場合、抗がん剤の多剤併用化学療法を行います。抗がん剤は、塩酸ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プレドニゾロン(副腎皮質ホルモン剤)、CD20抗体(リツキシマブ)等を組み合わせて使用します。強力な治療法ですが、専門病院での治療成績をみると、完全寛解率は50~80%、5年生存率は40~60%でかなりの患者さんが治癒する疾患といえます。ホジキンリンパ腫のI、II期では放射線療法単独、もしくは放射線療法と化学療法との併用が、III、IV期では化学療法が選択されます。III、IV期症例に対する化学療法による成績は、5年生存率で40~80%と幅がみられますが、比較的多く治癒します。 成人のがんでは、化学療法が最高の治癒率を示す成長する栄養の宝庫です。特に、ヨウ素が多く、日本人が甲状腺ホルモンの主要な成分となる、ヨウ素不足にならないのも海藻を摂っているからなのです。海藻の中でも、褐藻類に含まれる、食物繊維の多糖類が人体にも有効に作用することがわかってきました。多糖類というのは、グルコースやフコースなどの単糖類が数珠つなぎに結合したもので、ヌルヌル成分も、そうした多糖類の特徴です。そして、その多糖類の代表格の成分がフコイダンなのです。いわゆるフコイダンは、高分子の多糖類で硫酸基を多く含むのが特徴です。海藻を傷つけた場合、その傷口の防御や乾燥から身を守り、組織を柔軟に維持する役目をしています。 ガンは最も恐ろしい病気働き盛りを襲い、壮絶な闘いを挑んだあげく、命を滅ぼしてゆくガン、その恐怖に平然としておられる人はおそらくいないでしょう。これを予防する方法はないのか、何とか逃れる方法は、と望んでいるのは誰しも同じです。ガンの解明と特効薬の発見は人類共通の願いです。われわれが、ガンを恐れるのも道理で、わが国の死亡順位は、ガンが第一位です。家の大黒柱でもあり、社会的にも中枢の人が突然ガン宣告を受け、死亡することは大変な悲劇です。死亡原因の第一位がガン、二位、三位が脳血管等の疾病、心臓系の疾病で、先進国ではこの順位は変化しても、この三疾患が死亡の主要な原因であることは変わりありません。フコイダンは、消化器系(胃ガンや直腸ガン)のガンだけでなく、肺ガンや乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、すい臓ガンなどあらゆるガンに効果があると専門家は報告しています。また、糖尿病や慢性関節リウマチ、腎臓障害、アトピー性皮膚炎などにも効果があります。 フコイダンの効能フコイダンの効能については、鹿児島大学教授の藤井信博士、松崎記念病院副院長の立川大介博士、広島大学名誉教授の鹿山光博士、元?大阪赤十字病院副院長の星崎東明博士、あさひ医王クリニック院長の上野紘郁博士、古賀クリニック院長の古賀真博士など多くの医学者が報告されています。フコイダンの効能を具体的に述べておきます。①ガン細胞の死滅作用  ②コレステロール低下作用  ③血糖値抑制作用      ④中性脂肪抑制作用  ⑤抗アレルギー作用  ⑥高血圧降下作用 ⑦血液凝固阻止作用⑧抗酸化作用  ⑨抗ウイルス作用  ⑩抗菌作用  ?肝機能向上作用  ?保湿作用?ピロリ菌阻止作用  ?育毛作用  ?整腸作用  ?免疫力強化作用 フコイダンは免疫力を高める免疫療法が最近最も注目され、新しい治療法の柱の一つになろうとしています。免疫療法は、近代西洋医学の分野から研究され、解明されてきたものではありますが、近年になって東洋医学の分野からの実証的症例が報告されるにつれ更に深く研究されようとしています。キノコ類やモズクなどの海藻類に免疫力強化作用のあることが医学や薬学の分野で徐々に解明されています。強力な抗ガン物質といわれているフコイダンを活用してゆくと、体質の改善が進むだけでなく、免疫力が高まってガンやエイズ、感染症、肝炎ウイルス、インフルエンザなどの生活習慣病も予防してくれるのです。腸管免疫に刺激腸には、口から何でも入ってきます。そこで、不都合な「抗原」が入ってくると「抗体」が作られて、免疫系が高まります。フコイダンは、こうした「腸管免疫」に刺激を与え全体的にNK活性などを上げます。 強力な抗酸化作用があるフコイダンが注目されるようになったのは、1996年の日本ガン学会からでした。いわゆる、コンブに含まれているフコイダンが、ガン細胞に働きかけて自滅させるという「アポトーシス」の現象を誘導することが報告されたからです。また、フコイダンには、不飽和脂肪酸の過酸化を防止する作用、つまり「抗酸化作用」があり、過酸化脂質や老化の指標といわれる、リポフスチンが出来るのを防ぐ作用が強力であります。つまり、フコイダンには、活性酸素を抑えてくれる強力な抗酸化作用があるのです。一方、老化防止や若返りの成分として注目され広く利用されているビタミンEやβ―カロチン、ビタミンC、フラボノイドなどにも強力な抗酸化作用があって、ガンなどの生活習慣病に効果のあることが医学的に証明されています。したがって、フコイダンを健康保持の面、医療の面で利用すると、過酸化脂質が作られるのを食い止められるほか、ガンをはじめとする生活習慣病を予防出来るのです。 血液をサラサラにしてくれる東洋医学では流れるべき血液が流れず、停滞する状態を「お血」とよんでいます。血液がドロドロとし、粘度が高くなると抹消血管まで通りにくくなり、血液がチョロチョロとしか流れなくなり、末端組織が酸素不足や栄養不調にみまわれ、抵抗力や免疫力が低下し、ガンをはじめとする生活習慣病が発生します。モズクやコンブなどに含まれているフコイダンには、この血液の流れをよくし、免疫力を高めたり、活性酸素をとりのぞいてくれて、ガンの発生をくい止めてくれます。私たちの身体に流れる血液の量は、成人の場合、体重の8~10%といわれております。 体重70キロの人の血液量は、6キロもあり、どの臓器よりも重く(肝臓や脳で1.5キロ位)大きな比重を占めています。したがって病気の根本原因は血液にありサラサラとしたきれいな血液こそが健康をつくってくれるということがあらためて明らかになっています 代替医療に関心が高まるアメリカでは、代替医療(西洋現代医学以外の医療で、自然治癒力を高める方法)を希望する人が急激に増え、その中でもフコイダンは大変期待されています。 第三の医学といわれ代替医療への評価が高まり、現代医学の薬を使わずに病気を治療したいと願う人が、全患者の半分にまで増加しているのです。 これまでの手術や放射線、それに医薬品を用いた現代医学に治療を求めるよりも、もっと人にやさしく、副作用の心配がない医療としての、代替医療を求める患者が急増しています。 1990年、アメリカの国立ガン研究所は、抗ガン剤を天然物に求める研究計画をスタートさせました。また、1992年には、国立衛生研究所の中に、代替医療室が設立され、アメリカにおける伝統医療や民間医療といった、代替医療に対して幅広い調査を行うとともに、研究やシンポジウムが、ハーバード大学などで行われています。 副作用のない夢の抗ガン剤農林水産省や青森県などでつくる、研究開発組織の「糖鎖工業研究所」では、フコイダンが、ガン細胞を自滅させる一方で正常な細胞には、影響を与えない働きがあることを確認しています。 そして、副作用のない夢のガン治療薬も可能になったとしています。
これらの研究は、1996年の第55回日本ガン学会総会で報告されました。
フコイダン?沖縄生まれの「海の幸」 1「海の多糖体=フコイダン」の横顔ガン細胞はフコイダンに弱かった!日本人の平均寿命が世界一に向けて驀進し始めたころから、その喜びとは裏腹にガンの発生件数が増え、死亡者も増えてきました。1998年のガンによる死亡者数(厚生労働省人口動態統計発表)は、28万3921人で、第2位の心疾患の2倍に達しています。こうした中で新たな抗ガン剤も開発されてきましたが、副作用問題などを解決できずにきた過程で化学製剤ではない、薬用キノコや薬用植物などの有効成分が探索され、抗ガン活性を示すいくつかの成分が認められてきました。その一つがβ―グルカンのような多糖(食物繊維)です。菌類や植物の多糖に抗ガン活性があるように、海の藻類の多糖にもそれが認められるのではないか!その着想からモズク、ワカメ、照射することができるようになってきて、がんを治せる可能性が高くなり、しかも副作用の少ない放射線治療が実現してきています。1.放射線治療で使われる放射線の種類放射線とは、空間や物質中を波のかたちや粒子でエネルギーを伝播するものを総称する言葉です。電磁波と粒子線の2種類に大きく分けられます。電磁波には、 X線、γ線(ガンマ線)などが含まれます。粒子線は、原子を構成する粒子(電子、陽子、中性子など)がいろいろな速度で飛んでくるものです。がんの治療に使われている放射線は、X線、γ線、電子線が主で、その他陽子線、重粒子線が研究段階で使われています。国立がんセンター(中央病院、東病院)では臨床に使用できるあらゆるX線、γ線、電子線が利用できる装置を備えている他、国立がんセンター東病院では1998年終わりから陽子線治療を開始し、頭頸部腫瘍、肺がん、肝がん、前立腺がんなどに適用されています2.放射線ががんを死滅させることができる理由放射線は、細胞のDNAに直接作用して細胞が分裂して数を増加させる能力をなくしたり、細胞が自ら死んでいく過程であるアポトーシスという現象を増強したりして細胞を死に至らしめます。放射線はがん細胞だけでなく正常細胞にも同じ作用をしますが、正常細胞はがん細胞よりは障害の程度が軽く、放射線照射前の状態に回復することがほとんどです。3.放射線治療が果たしている役割以前は、我が国では放射線治療の対象は手術ができないほど進行した症例がほとんどであったことから、一般の人には「どうしようもなくなってから気休めにやる治療」とか「一時しのぎの治療」という認識のされ方をしています。実際には、放射線は以下にあげるように治すことを目的としての治療から、症状を和らげるための治療まで幅広い役割を担うことができる治療です。1)治癒させることが目的の治療(根治治療)(1)放射線治療単独、場合によっては抗がん剤と併用して行う治療臓器の形態や機能を温存することが可能な治療です。頭頸部がん、網膜芽細胞腫、悪性リンパ腫、子宮頸部がん、肺がん、食道がん、前立腺がん、皮膚がんなどで行われています。(2)手術の前、または後の治療(術前、術後治療)手術中に散らばるおそれのあるがん細胞をできるだけ殺しておくためや、がんをできるだけ小さくして手術をしやすくしたりするために手術前に放射線の治療をすることがあります。手術後には手術で切除しきれずに残ったがん細胞を殺してしまい、再発の可能性を下げるために治療をすることがあります。乳がん(温存療法、乳房切除術後)、頭頸部がん、骨軟部腫瘍、食道がん、肺がんなどで行われています。(3)手術後の再発に対する治療手術をした部位から再発した食道がん、肺がん、頭頸部がん、乳がんなどでは、遠隔転移がなければ放射線治療で治癒する可能性があります。抗がん剤と併用して治療することもあります。再発したがんによる症状を緩和する目的でも放射線治療が行われます。(4)全身照射骨髄移植を施行する直前に、免疫力を落として移植される骨髄がうまく生着するためや、白血病などの再発を減らすために行います。1日で終了することもありますが、多くは数日にわたって行われます。最近は朝と夕方の2回治療を行い、3日くらいで終了する方法が多くなっています。(5)術中照射手術中にがん組織に放射線照射をする方法です。直接確認して確実にがん組織に照射することができ、がん組織周囲の腸管などの放射線に弱い組織を避けて治療ができます。膵がん、直腸がんなどで行われています。1回だけで終了します。通常の外部照射を追加することもあります。 2)がんによっておこっている症状を和らげるための治療(緩和治療)骨転移による痛み、脳転移による神経症状、がん組織による気管、血管、神経などの圧迫による症状を和らげます。生存期間を延ばすことにはあまり寄与しないかもしれませんが、一日一日をできるだけ苦しまずに安楽に暮らしていけるようにすることが可能な治療です。4.放射線治療の方起きる早期のものと、1~2日後から出てくる遅発性のものがあります。ともに個人差が大きく、精神的な影響も関係するせいか、女性に多くみられます。 多くの抗がん剤で共通する薬物有害反応ですが、その機序は研究段階です。早期の吐き気は24時間以内に治まることが多いですが、シスプラチンなどの薬剤は24時間を超えても持続します。 患者さんにとってはつらい薬物有害反応のため、抗がん剤の治療をするときには、吐き気が起きる前に制吐剤を抗がん剤と一緒に投与します。 メトクロプラミド、ステロイドホルモン、塩酸グラニセトロン、塩酸オンダンセトロン等が使用され、昔に比べると吐き気はかなり薬でコントロールできるようになりました。遅発性の吐き気は出現した場合、早期の吐き気に比べて、薬でのコントロールが難しいとされています。 微小管作用薬などの治療では、指先や足先からはじまるしびれ感が出ることがあります。進行すると手足の感覚がなくなり、食事中にはしを落とすような症状が出ることがあります。 指先の運動など血行をよくすることが大切ですが、回復しづらい症状のため、悪化させないためには抗がん剤の投与を中止する必要があ


脳腫瘍抗がん剤

ります。 ビタミン剤を使うことがありますが、効果は不十分です。しびれ感など末梢神経障害に対する新薬が開発中です。ホルモン療法とはある種のがんでは、がん細胞の発育にホル


脳腫瘍抗がん剤

モンを必要とします。そのため、特定のホルモンを分泌している部分を手術で取り除いたり、経口や注射によってそのホルモンと反対の作用をするホルモンを投与して、がん細胞の

脳腫瘍抗がん剤

発育を阻止する治療法が行われます。この治療法をホルモン療法(内分泌療法)といい、がん細胞を殺すのではなく、がんの発育を阻止してコントロールするのが特徴です。ホルモン

脳腫瘍抗がん剤


療法は長期間の治療になり、薬物有害反応は示すようなものがあります。治療の対象となる主ながんは、乳がん、子宮体部がん、前立腺がん、甲状腺がん、腎がん等です。乳がんで


脳腫瘍抗がん剤

は、エストロゲンという女性ホルモンががん細胞の発育を促進しています。そこで、女性ホルモンの主な供給源である卵巣を取り除く手術を行います。薬剤を用いる方法では、女性ホ


脳腫瘍抗がん剤

ルモンとは反対の作用をするホルモン剤(男性ホルモン)を経口、あるいは注射によって投与します。ほとんどが子宮内膜がんで、メドロキシプロゲステロンアセテートなどのホルモ


脳腫瘍抗がん剤

ン剤と抗がん剤を併用して治療します。初期や再発したがんに用います。特に初期のがんでは、高い効果が認められています。 前立腺はがん化しても、男性ホルモンに強く支配されて

脳腫瘍抗がん剤

います。男性ホルモンの供給源である睾丸(精巣)を取り除く手術を行う治療法もありますが、高齢者などでさまざまな合併症がある場合


2009年7月21日火曜日

脳腫瘍悪性

療法に加え、全身治療として薬物療法を行うことが推奨されます。
症状乳房のしこり
乳がんはぐらいから1cmぐらいの大きさになると、自分で注意深く触るとわかるしこりになります。しかし、しこりがあるからといってすべてが乳がんであるというわけではありません。 乳房のえくぼなど皮膚の変化
乳がんが乳房の皮膚の近くに達すると、えくぼのようなくぼみができたり、皮膚が赤くはれたりします。乳房のしこりが明らかではなく、乳房表面の皮膚がオレンジの皮のように赤くなり、痛みや熱感を伴う場合、「炎症性乳がん」と呼びます。炎症性乳がんがこのような外観を呈するのは、乳がん細胞が皮膚のリンパ管の中に詰まっているためであり、それだけ炎症性乳がんは全身的な転移をきたしやすい病態です。
乳房の近傍のリンパ節のはれ
乳がんは乳房の近傍にあるリンパ節、すなわちわきの下のリンパ節(腋窩リンパ節)、胸骨のそばのリンパ節(内胸リンパ節)や鎖骨の上下のリンパ節(鎖骨上リンパ節、鎖骨下リンパ節)に転移をきたしやすく、これらのリンパ節を「領域リンパ節」と呼びます。領域リンパ節が大きくなってくるとリンパ液の流れがせき止められて腕がむくんできたり、腕に向かう神経を圧迫して腕のしびれをきたしたりすることがあります。
遠隔転移の症状
転移した臓器によって症状は違いますし、症状が全くないこともあります。領域リンパ節以外のリンパ節がはれている場合は、遠隔リンパ節転移といい、他臓器への転移と同様に扱われます。腰、背中、肩の痛みなどが持続する場合は骨転移が疑われ、荷重がかかる部位にできた場合には骨折をおこす危険もあります(病的骨折)。肺転移の場合は咳が出たり、息が苦しくなることがあります。肝臓の転移は症状が出にくいですが、肝臓が大きくなると腹部が張ったり、食欲がなくなることもあり、痛みや黄疸が出ることもあります。
診断レントゲン撮影(マンモグラフィー)
マンモグラフィーは乳房を装置に挟んで圧迫しX線撮影する検査です。触診では見つからないような小さながんが見つかることがあります。定期検診として45~50歳以上の女性に対して、年1回のマンモグラフィー検査を実施している市町村もあります。
乳腺のその他の画像検査
しこりががんであるかどうかや病変の拡がりを診断するために、乳腺の超音波検査、MRI検査CT検査なども有用です。穿刺吸引細胞診と針生検
しこりが見つかった場合、しこりに細い注射針を刺して細胞を吸いとって調べる「穿刺吸引細胞診」により、80~90%の場合ではがんかどうかの診断が確定します。さらに多くの情報を得るために太い針を刺してしこりの一部の組織を採取することもあります(針生検)。触診では明らかなしこりを触れず、画像検査だけで異常が指摘されるような場合には、マンモトーム生検と呼ばれる特殊な針生検を行うこともあります。
遠隔転移の検査
乳がんが転移しやすい遠隔臓器として肺、肝臓、骨、リンパ節などがあります。遠隔転移があるかどうかの診断のためには、胸部レントゲン撮影、肝臓のCTや超音波検査、骨のアイソトープ検査(骨シンチグラフィ)などが行われます。
病期(ステージ)
乳がんという診断がついた場合、がんが乳腺の中でどの程度拡がっているか、遠隔臓器に転移しているかについての検査が行われます。乳がんの拡がり、すなわち乳房のしこりの大きさ、乳腺の領域にあるリンパ節転移の有無、遠隔転移の有無によって大きく5段階の臨床病期(ステージ)に分類され、この臨床病期に応じて治療法がかわってきます。 0期
乳がんが発生した乳腺の中にとどまっているもので、極めて早期の乳がんです。これを「非浸潤がん」といいます。
しこりの大きさが2cm(1円玉の大きさ)以下で、わきの下のリンパ節には転移していない、つまり乳房の外に拡がっていないと思われる段階です。
しこりの大きさが2cm以下で、わきの下のリンパ節への転移がある場合、またはしこりの大きさが2~5cmでわきの下のリンパ節への転移がない場合。
しこりの大きさが2~5cmでわきの下のリンパ節への転移がある場合。
しこりの大きさが2cm以下で、わきの下のリンパ節に転移があり、しかもリンパ節がお互いがっちりと癒着していたり周辺の組織に固定している状態、またはわきの下のリンパ節転移がなく胸骨の内側のリンパ節(内胸リンパ節)がはれている場合。あるいはしこりの大きさが5cm以上でわきの下あるいは胸骨の内側のリンパ節への転移がある場合。
しこりの大きさやわきの下のリンパ節への転移の有無にかかわらず、しこりが胸壁にがっちりと固定しているか、皮膚にしこりが顔を出したり皮膚が崩れたり皮膚がむくんでいるような状態です。炎症性乳がんもこの病期に含まれます。
しこりの大きさにかかわらず、わきの下のリンパ節と胸骨の内側のリンパ節の両方に転移のある場合。あるいは鎖骨の上下にあるリンパ節に転移がある場合。
遠隔臓器に転移している場合です。乳がんの転移しやすい臓器は骨、肺、肝臓、脳などです。再発乳がん
乳房のしこりに対する初期治療を行った後、乳がんが再び出てくることを「再発」といいます。通常は他の臓器に出てくること(「転移」と呼びます)を指し、IV期の乳がんとあわせて「転移性乳がん」と呼ばれます。手術をした乳房の領域に出てくることは「局所?領域再発」と呼んで区別します。治療
乳がんの治療には、外科療法、放射線療法、薬物療法があります。外科療法と放射線療法は治療を行った部分にだけ効果が期待できる「局所療法」であり、薬物療法は「全身療法」として位置づけられます。
外科療法
乳房にできたがんを切除するために行います。がん組織を含めた周りの正常組織を同時に切除します。切除する範囲は乳房内でのがんの拡がりによって決められます。通常、乳がんの切除と同時に、わきの下のリンパ節を含むわきの下の脂肪組織も切除します。これを「腋窩えきかリンパ節郭清」と呼びます。
乳がんの手術には、次のような術式があります。乳房を切除する手術を受けた後のリハビリテーションについては「乳房切除術後のリハビリテーション」の項を参照して下さい。
乳房のしこりを切除する手術腫瘍核出術
乳房のしこりだけを切除する手術です。吸引細胞診や針生検で術前にがんの診断がつかない時に行われることが多く、がんの手術としては一般的ではありません。
乳房部分切除術
しこりを含めた乳房の一部分を切除する方法で、「乳房温存手術」と呼ばれます。病変の部位や拡がりによって、乳頭を中心にした扇形に切除、あるいはがんの周囲に2cm程度の安全域をとって円形に切除します。しこりが大きい場合、乳がんが乳腺内で拡がっている時、乳腺内にしこりが複数ある場合には、原則として温存手術の適応にはなりません。通常手術後に放射線照射を行い、残された乳房の中での再発を防ぎます。
単純乳房切除術がんのできた側の乳房を全部切除し、わきの下のリンパ節の切除は行わない場合をいいます。胸筋温存乳房切除術
乳房とわきの下のリンパ節を切除します。場合によっては、胸の筋肉の一部分を切り離すこともあります。この術式が最も一般的な乳がんの手術方法です。胸筋合併乳房切除術(ハルステッド法)乳房とわきの下のリンパ節だけでなく、乳腺の下にある大胸筋や小胸筋を切除します。かつてはこの手術方法が標準的手術方法として実施されてきましたが、現在ではがんが胸の筋肉に達している場合だけ行われます。
わきの下のリンパ節に対する手術腋窩リンパ節郭清
通常、乳がんの切除と同時に、わきの下のリンパ節を含むわきの下の脂肪組織も切除します。これを「腋窩リンパ節郭清」と呼びます。腋窩リンパ節郭清は、乳がんの領域でのリンパ節再発を予防するだけでなく、再発の可能性を予測し、術後に薬物療法が必要かどうかを検討する意味で非常に重要です。腋窩リンパ節郭清を行うと、手術をした側の腕にリンパ浮腫(むくみ)が出たり(報告によって異なりますが、頻度は10~20%程度)、肩の痛みや運動障害がおきることがあります。センチネルリンパ節生検
センチネルリンパ節とは日本語で「見張り番リンパ節」という意味であり、乳がんからこぼれ落ちたがん細胞が最初に到達する乳腺の領域リンパ節のことを指します。がんの近傍に放射線同位元素や色素を注射することにより見つけます。多くの場合は、わきの下のリンパ節がセンチネルリンパ節になりますが、センチネルリンパ節に転移がない時、多くの場合、わきの下のリンパ節に転移がないということがわかっています。センチネルリンパ節生検は腋窩リンパ節郭清を行わなくてもよい可能性がある患者さんを選ぶ手段として期待されていますが、現在ではまだ研究段階の治療です。
乳房再建術
がんを切除する手術で失われた乳房を自分の筋肉、または人工物を使用し形成する手術です。乳頭を形成することもできます。再建術を希望する方は担当医とよく相談して下さい。放射線療法
放射線にはがん細胞を死滅させる効果があります。放射線治療は放射線照射を行った部分にだけ効果を発揮する局所療法です。乳がんでは外科手術でがんを切除した後に乳房やその領域の再発を予防する目的で行われる場合(これを「術後放射線療法」といいます)と、骨の痛みなど転移した病巣による症状を緩和するために行われる場合があります。
放射線を照射する範囲や量は放射線治療を行う目的、病巣のある場所、病変の広さなどによって選択されます。副作用は病巣周囲の正常組織にも放射線がかかることによっておこり、放射線があたった領域に含まれる臓器に特有の副作用が出現します。例えば、腰椎に放射線をあてた場合は皮膚や消化管の炎症などが予想されます。薬物療法
乳がんの治療に用いられる薬は、ホルモン療法、化学療法、新しい分子標的療法の3種類に大別されます。薬物療法には薬によって重篤度は異なりますが、多かれ少なかれ副作用が予想されます。また副作用は治療を受ける人それぞれで出方に違いがあり、個人差があります。薬物療法を受ける場合には、薬物療法の目的、期待される治療効果、予想される副作用とその対策などについて十分な説明を受け、理解することが大切です。ホルモン療法(参照:がんの薬物療法 12.ホルモン療法とは)
約7割の乳がんはホルモン受容体を持っており、ホルモン受容体を有する乳がんは女性ホルモン(エストロゲン)の刺激ががんの増殖に影響しているとされます。手術でとった乳がん組織中のホルモン受容体(エストロゲン受容体とプロゲステロン受容体)を検査することにより、女性ホルモンに影響されやすい乳がんか、そうでない乳がんかがある程度わかります。女性ホルモンに影響されやすい乳がんを「ホルモン感受性乳がん」、「ホルモン依存性乳がん」と呼び、ホルモン療法による治療効果が期待されます。
生理があって卵巣機能が活発な女性では卵巣が女性ホルモンの主な供給源になります。また、女性は通常50歳前後を境に卵巣の働きが衰えることにより、生理が止まり「閉経」を迎えます。閉経後の女性では卵巣からの女性ホルモンの分泌は停止し、副腎皮質から分泌される男性ホルモンが原料となって、「アロマターゼ」と呼ばれる酵素の働きによって女性ホルモンがわずかに産生されます。閉経後の女性では女性ホルモンのレベルは閉経前に比べ1/100程度に減少します。ホルモン療法には抗エストロゲン剤、選択的アロマターゼ阻害剤、黄体ホルモン分泌刺激ホルモン抑制剤などがあります。乳がんの術後や転移性乳がんに用いられる「タモキシフェン」は代表的な抗エストロゲン剤であり、女性ホルモンのエストロゲン受容体への結合を阻害します。選択的アロマターゼ阻害剤の作用機序は、アロマターゼの働きを抑え、閉経後の女性において女性ホルモンの産生を抑えます。閉経前の場合では、卵巣からの女性ホルモンの分泌を抑える黄体ホルモン分泌刺激ホルモン抑制剤を使用します。その他、プロゲステロン製剤などがありますが、作用機序はよくわかっていません。
ホルモン療法の副作用は、化学療法に比べて一般的に極めて軽いのが特徴ですが、タモキシフェンの長期間使用者では子宮がんや血栓症のリスクが、選択的アロマターゼ阻害剤の場合には骨粗鬆症のリスクが高まります。化学療法(抗がん剤)(参照:がんの薬物療法)
化学療法は細胞分裂のいろいろな段階に働きかけてがん細胞を死滅させる効果があり、乳がんは比較的化学療法に反応しやすいがんとされています。化学療法はがん細胞を死滅させる一方で、がん細胞以外の骨髄細胞、消化管の粘膜細胞、毛根細胞などの正常の細胞にも作用し、白血球、血小板の減少、吐き気や食欲低下、脱毛などの副作用があらわれます。
がんに対して用いられる化学療法には注射薬や内服薬があります。使用する薬剤やその投与法によって副作用の特性やその頻度などは異なりますので、事前にそれらをよく理解し心構えをつくっておくことが大切です。新しい分子標的療法―ハーセプチン―
乳がんのうち20%~30%は、乳がん細胞の表面にHER2タンパクと呼ばれるタンパク質をたくさん持っており、このHER2タンパクは乳がんの増殖に関与していると考えられています。最近このHER2をねらい撃ちした治療法(分子標的療法)が開発され、乳がん治療を大きくかえました。ハーセプチン治療はHER2タンパク、あるいはHER2遺伝子を過剰に持っている乳がんにのみ効果が期待されます。乳がんの治療の組み立て
乳がんの治療は病期に応じて、外科手術、放射線治療、薬物療法を組み合わせて治療を行います。これを「集学的治療」と呼びます。
がんの治療は治療技術の進歩とともにかわりますが、その時点で得られている科学的な根拠に基づいた最善の治療を「標準治療」と呼びます。ただし、標準治療は「完全な治療」ではありません。新しい治療の有用性を科学的に検証する「臨床試験」によって、がんの治療成績を上げる努力が世界の各地で常に行われており、臨床試験によって現在の標準とされる治療、よりよい治療であることが証明されれば新たな標準治療が生まれます。つまり現在の標準治療は臨床試験の積み重ねの中から生まれてきた治療法です。逆に現在行われている臨床試験は将来の標準治療となりうる治療であり、治療の立派な選択肢のひとつであるといえます。 乳がんの標準治療は病期(ステージ)によって異なります。また同じ病期でもがんの拡がりや性質によって治療法が違う場合がありますから、担当医に十分な説明を受けて下さい。 乳房切除術、または乳房部分切除術と放射線照射を行います。術後に温存乳房、あるいは反対側の乳房での再発を予防するためにホルモン療法を行うこともあります。
手術が可能な乳がんです。しこりの大きさによって術式(部分切除術、または両胸筋温存乳房切除術)が選択されます。手術の後、手術で切除した標本を顕微鏡で検索します(病理組織学的検査)。病理組織学的検査によって、がんの大きさ、わきの下のリンパ節転移の数、組織学的異型度(細胞分裂の数やがん細胞の形態によって決められる悪性度の指標。「組織学的グレード」とも呼ばれます)、ホルモン受容体の有無などを調べ再発の危険性を評価します。そして再発の危険性が高いと判断された場合、その再発の危険性の大きさ、年齢や月経の状況、ホルモン受容体の有無に応じて、術後に再発を予防する目的の薬物療法(術後薬物療法)を行います。またがんの拡がりや選択した術式に応じて術後に放射線療法が勧められる場合もあります(術後放射線療法)。

IIIa期の場合、またはII期でもしこりが大きい場合には先に抗がん剤治療を行い、手術をその後に行うことがあります。これを「術前化学療法」といいます。術前化学療法には、乳房のしこりの縮み方によって抗がん剤の治療効果がわかる、またうまく小さくなれば乳房のかたちを残す手術(乳房温存手術)が行える可能性が出てくる、という利点があります。手術と抗がん剤治療のどちらを先に行っても、その順番は再発のしやすさに影響を与えないということがわかっています。原則として手術ができない乳がんです。薬物療法、放射線療法を行ってしこりが小さくなり、手術が可能になれば手術を行う場合もありますが、この病期における手術の意義はまだはっきりしていません。薬物療法を行う前に乳房のしこりに対してがん組織の性格を調べるための「生検」(しこりの一部分、またはしこり全体を採取し、病理組織学的検査を行うこと)を行います。病理組織学的検査の結果に基づいて使用する薬を選択することもあります。乳房のしこりか転移病巣の生検を行います。この病期は全身にがんが拡がっている状態なので、手術によって乳房をとることには意味がありません。再発した乳がんと同様に、病理組織学的検査に基づいて薬の治療すなわち全身治療を行い、がんの進行を抑え、がんによる症状を抑えます。骨転移や脳転移などによる部分的な症状を和らげ
るため、放射線照射や手術が行われることがあります。再発乳がん
乳がんの手術をした場所やその近くだけに再発した場合(局所再発)には、その部分だけを
手術で切除したり、放射線治療を行ったりすることもあります。
遠隔転移が認められた場合には、がんは全身に拡がっているので、原則として全身治療すな
わち薬物療法を行い、全身に散らばったがんが増えるのを抑える必要があります。薬の治療は、がんの拡がりや乳がんの性質に応じて選択されます。がんが遠隔転移をきたしている場
合には病気を完全に治すことは困難です。がんの進行を抑えることと、転移によって出る痛みなどの症状を和らげ、なるべく日常生活を支障なく送ることができるようにすることが治
療の目的となります。治療にあたっては治療効果と副作用のバランス、そして何よりも患者さん自身の価値観が重要です。日ごろから担当医とよくコミュニケーションをとり信頼関係
を築くことが非常に大切です。
症状をとるためには、全身的な薬物療法の他に病状に応じて局所療法も行います。痛みや骨
折、神経圧迫の危険のある骨転移部位に放射線治療を行ったり、がん性胸水、腹水により呼吸困難や腹部の張りが強い時には、針を刺して水を抜いたりします。骨転移により神経が圧
迫されたり、骨折した場合には整形外科的手術が行われることもあります。また、脳に転移した場合には放射線療法や手術が行われることもあります。
大人の女性の乳房は、乳頭を中心に乳腺が放射状に15~20個並んでいます。それぞれの乳腺は小葉に分かれ、小葉は乳管という管でつながっています。乳がんの約90%はこの乳管から発生し、乳管がんと呼ばれます。小葉から発生する乳がんが約5~10%あり、小葉がんと呼ばれます。乳管がん、小葉がんは、乳がん組織を顕微鏡で検査(病理学的検査)すると区別できます。この他に特殊な型の乳がんがありますが、あまり多いものではありません。
年齢別にみた女性の乳がんの罹患(りかん)率は30歳代から増加し始め、50歳前後にピークを迎え、その後は次第に減少します。女性では、乳がんにかかる数は乳がんで死亡する人の数の3倍以上です。これは、女性の乳がんの生存率が比較的高いことと関連しています。男性の乳がんは、年間の死亡数で女性の乳がんの100分の1以下の稀ながんですが、女性の乳がんに比べて生存率が低い(予後が悪い)ことが知られています。
年次推移は、罹患率、死亡率ともに一貫して増加しており、出生年代別では、最近生まれた人ほど罹患率、死亡率が高い傾向があります。
罹患率の国際比較では、東アジアよりも欧米、特に米国白人が高く、アメリカの日本人移民は日本国内在住者より高い傾向があります。
乳がんの発生?増殖には、性ホルモンであるエストロゲンが重要な働きをしています。これまでに確立されたリスク要因の中には、体内のエストロゲン?レベルに影響を与えるようなものがほとんどです。実際に体内のエストロゲン?レベルが高いこと、また、体外からのホルモンとして、経口避妊薬の使用や閉経後のホルモン補充療法によって乳がんのリスクが高くなるという根拠は、十分とされています。
生理?生殖要因としては、初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、出産歴がない、初産年齢が遅い、授乳歴がないことがリスク要因とされています。また、体格では高身長、閉経後の肥満、が確立したリスク要因ですが、閉経前乳がんについては、逆に肥満者でリスクが低くなることが指摘されています。
飲酒習慣により、乳がんリスクが高くなることは確実、また、運動による乳がん予防効果はおそらく確実とされています。その他の食事?栄養素に関しては、脂質、野菜?果物、食物繊維、イソフラボンなどが注目されているものの、十分に根拠が揃っているものはまだありません。
その他、一親等の乳がん家族歴、良性乳腺疾患の既往、マンモグラフィ上の高密度所見、電離放射線曝露も、乳がんの確立したリスク要因とされています。
乳がんの場合、がん細胞は比較的小さい時期から乳腺組織からこぼれ落ち、リンパや血液の

脳腫瘍悪性


流れに乗って乳腺から離れた臓器(肺、肝臓、骨など)に小さな転移巣をかたちづくると考えられています。これらの微小な転移巣が大きくなると症状が出たり、検査で検出されたり

脳腫瘍悪性


するようになり「遠隔転移」と呼ばれます。例えば、肺に転移した場合は「乳がんの肺転移」と呼び、肺にあってもその性質は乳がんであり、もともと肺から発生する「肺がん」と


脳腫瘍悪性

は異なります。このように遠隔転移を有する乳がんを総称して「転移性乳がん」と呼びます。乳房にがんが見つかった時点ですでに遠隔転移を有する場合と区別して、手術などの初


脳腫瘍悪性

期治療を行ってから発見される場合を「再発乳がん」と呼びます。再発乳がんの中でも、手術をした部分だけに再発することを「局所再発」と呼びます。また、がんが皮膚や胸壁にお


脳腫瘍悪性

よんでいるためそのままでは手術ができない乳がんは「局所進行乳がん」と呼びます。
遠隔転移のない手術が可能な乳がんの場合、全身にこぼれ落ちている可能性のある微小転移

脳腫瘍悪性


に対して全身治療、すなわち薬による治療を行うことによって、再発を予防することができます。このような薬の治療を「術後薬物療法」と呼びます。最近では薬の治療を手術に先行


脳腫瘍悪性

して行う場合もあり、これを「術前薬物療法」と呼びます。薬の治療は再発のリスクの大きさや年齢によって選択されます。乳がんの再発リスクを予測する尺度にはしこりの大きさ

脳腫瘍悪性


や、わきの下のリンパ節(腋窩リンパ節)への転移の個数、ホルモン受容体の有無などがあります。再発のリスクがある場合にはリスクや年齢に応じて放射線などの局所


2009年7月13日月曜日

脳腫瘍頭痛

上半身を起こした状態で、調べる側の手を下ろしたまま、反対側の手で円を描くようにしこりが無いか、乳房全体をまんべんなくさわる。反対側も行う。
同じ状態で、今度は調べる側の手を上げて(1)と同じようにチェックします。
仰向けに横になり①②と同じようにチェックします。
乳輪つまんで分泌物が無いかをチェックします。
定期健診
30歳を過ぎた女性は、1年に1回の専門医による定期健診を受けてください。自分では見つける事が困難な小さなしこりが発見される事があります。 また専門医がしこりを触診する事で「乳がんの疑いの有無」がある程度はわかります。
乳房撮影(マンモグラフィー)
乳腺や脂肪組織などの軟部組織を写しやすくするために、低電圧のⅩ線で撮
影する被曝量を少なくした装置で、コントラストのはっきりした写真が撮れる画像診断図です。画像には、病変部そのものの像(直接所見)と、病変があるために2次的に現れる像(間接所見)とがあります。
乳管撮影
乳頭から異常分泌が認められた場合、行います。分泌のある乳管口に細い針を入れ、0.5~1mlの造影剤を注入し乳房撮影を行う方法です。
超音波検査(エコーグラフィー)
乳房の皮膚の上から超音波をあて、反射した音波の強さを画像として記録し診断します。この検査法では、触診ではわからない小さなしこりを発見する事が できます。また、乳腺組織の発達している女性では、乳房撮影(マンモグラフィー)よりもこの超音波検査の方がしこりを発見できます。
皮膚温測定(サーモグラフィー)
乳房から発生する赤外線を感受する装置を使い、乳房内の血管の分布状態やしこりの温度変化を熱画像でとらえるものです。しかし、炎症があるだけでも陽性変化をするなど、現時点では信頼性に欠けます。
腫瘍マーカー検査
乳頭の分泌液を採取し、腫瘍から生産された特有の物質であるCEAの値を 調べます。その他に、血液中の乳がんかから分泌される特異物質(腫瘍マーカー)を検査します。
穿刺吸引細胞診
分泌のある乳管口から微少なファイバー製の内視鏡を入れて直接乳管内を観察し異常があればその部位の細胞を採取して調べます。
ヒトパピロ-マウイルスは、子宮頚癌の原因ウイルスであり、ほぼ全ての子宮頚癌の組織から検出されます。ヒトではこれまで100以上の型が報告されていますが、HPVは型により子宮頚癌に高率に検出される型(ハイリスク)から病因と関連性がないと報告されている型まで確認されています。子宮頚癌の検診は、まず、子宮頸部の細胞診で行います。結果は、 Vと分けられます。 は正常。は、軽度異形成。高度異形成。は、上皮内癌。Vは、浸潤癌とクラス分けします。までが、良性。からが悪性となります。つまり軽度異形成は、ほぼHPVの感染所見のことが多く、が自然治癒し、11%がくなり、最終的に0.3%が癌になります。32%が自然治癒し、56%が存続、14%が進行するとされています。HPVの型には、より子宮頚癌になりやすい型(ハイリスク)とそうでない型があります。そのハイリスク型は、。HPVの感染率は、統計により異なりますが、10~20代は、約50%、30~40代は、約30%。そのHPV陽性者の約半分にハイリスク型HPVが検出されております。HPV陰性例においては、の異常DNAを検出する試みです。がん細胞である決定的証拠の遺伝子突然変異やエピジェネティックな変異を検出することで、がん細胞を見つけようとするものです。 また、がん細胞に生じた遺伝子異常によってでき上がる、異常蛋白質を標的とした治療法の開発も進んでいます。この異常蛋白質を、極めて特異的に認識したり抑制したりすることで、正常細胞に影響を及ぼさず、がん細胞だけを特異的に攻撃できる薬の開発が可能になると考えられています。事実、グリベックという白血病の治療薬は、白血病細胞に生じた異常蛋白質を特異的に抑制することで、白血病という血液のがんを治療することができた最初の例です。 小児がんとはがん患者さん全体のなかで、子どもが占める割合は1%程度です。日本では、年間約2,500人の子どもにがんが発生しています。現在では、約7割の小児がんの子どもたちが治癒するようになってきており、人口1,000人あたり1人くらいが小児がんの既往歴をもち、成人に達するようになるといわれています。一方で小児がんは、小児期の死亡原因の2位となっています。 主な小児がんは、白血病、神経芽腫、脳腫瘍、悪性リンパ腫、ウィルムス腫瘍(腎芽腫)などです。血液のがんである白血病や悪性リンパ腫を除き、大人ではまれなものばかりです。胃がんや肺がんなどは、子どもにはみられません。神経芽腫、腎芽腫(ウィルムス腫瘍)、肝芽腫など「芽腫」と呼ばれるがんの原因は、胎児の体の神経や腎臓、肝臓、網膜などになるはずだった細胞が、胎児の体ができあがった後も残っていて、異常な細胞に変化し増えていった結果と考えられています。大人のがんとは異なり、生活習慣にがんの発生原因があると考えられるものは少なく、網膜芽腫やウィルムス腫瘍のように、遺伝するものもあります。 小児がんの多くは、好発年齢が乳幼児期にあり、学童期、思春期と成長するにつれ次第に減少します。乳児期~幼児期前半(2歳くらいまで)に多いのは神経芽腫、網膜芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫などです。幼児期(2~6歳くらい)では白血病、横紋筋肉腫を含む軟部肉腫、10歳以後思春期にかけては成長に伴い、骨肉腫、軟部肉腫、睾丸や卵巣から生じる胚細胞性腫瘍が多くなります。 小児がんは発見が難しく、がんの増殖も速いのですが、大人に比べて化学療法や放射線療法に対する効果が極めて高いのも特徴です。治療自体は決して楽なものではありませんが、長期にわたる治療期間にも子どもが成長発達できるよう、入院中から退院後の生活を視野に入れて過ごすことが大切になります治療を受けるのは子ども自身ですから、保護者が治療に同意しているだけでなく、子どもが自分に行われる医療行為について納得していることが重要です。説明の方法は、保護者と医療スタッフ(医師?看護師)が、何を、どのように、どのタイミングで話すのがよいかを十分に相談しながら行われます。子ども自身の意思を尊重しながらわかりやすく説明することで、子ども自身が持つ病気に立ち向かう力を引き出し、本人が納得して前向きに治療にのぞめると考えられています。お子さまが小児がんと診断され、ご家族のみなさまは大変心配されているでしょう。人それぞれに捉え方は異なりますが、重い病気を持つ子の親は共通した経験をし、同じような感情を抱くことが多々あります。不安や悩みを一人で抱え込まず、似た経験をした親同士で体験や感情を分かちあうことも、ときには必要になります。 お子さまが入院されて心配なさっていることと思います。気持ちが少し落ち着いてきましたら、入院されたお子さまのきょうだいのことも気にとめていただきたいと願います。きょうだいも幼いなりに自分のきょうだいを心配しており、気持ちも不安定になることがあります。5)治療終了時のこと(1)晩期障害小児がんの治療成績は近年向上してきました。しかしその反面、小児がんを克服した子どものなかには、治療の影響でさまざまな二次的な問題が生じていることが明らかになってきています。 晩期障害は、主に成長発達の異常(内分泌(ないぶんぴつ)異常を含む)【身長発育障害、無月経、不妊、肥満、やせ、糖尿病】、中枢神経系の異常【白質脳症、てんかん、学習障害】、その他の臓器異常【心機能異常、呼吸機能異常、肝機能障害、肝炎、免疫機能低下】、続発腫瘍(2次がん)【白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、その他のがん】などがあります。成長に伴って晩期障害が明らかになってくることもありますので、治療が終了した後の診察は、主治医と相談しながら進めていきましょう。 薬物療法とは薬物療法とは、薬を使う治療のことです。がんの場合は、抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤(めんえきふかつざい:免疫力を高める薬剤)等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。ここでは主に、抗がん剤、ホルモン剤を使う化学療法について説明します。2.局所療法と全身療法がんの治療は、「局所療法」と「全身療法」に分けることができます。 局所療法と全身療法の違いは、例えば田んぼの雑草(がん細胞)を刈り取るか、薬をまくかの違いに似ています。療法」「サプリメントや健康食品」「鍼灸」「マッサージ療法」「運動療法」「心理療法と心身療法」です。それぞれの治療法の「有効性」と「安全性」について、どのような方法で判断したか、見てみましょう.「有効性」と「安全性」の検討「有効性」については、2つの面から検討しています。1つは、「がんの進行を遅らせたり、生存率を高めるかどうか」についての検討です。もう1つは、「がんそのものやがんに対する治療などが原因で生じる吐き気や倦怠感などさまざまな症状を和らげるかどうか」についての検討です。つまり、症状緩和という意味での有効性を調べたものです。 一方、「安全性」については2つの観点から検討しています。それは、「直接的な有害作用」があるか、「手術?放射線治療?化学療法など通常の治療法に対する干渉作用」があるかどうか、という2点です。 4段階の判定の方法こうした有効性と安全性のバランスを考えながら、研究グループはそれぞれの治療法について総合判定をしています。判定は次の4つの段階に分かれます。「推奨」と「容認、場合によっては推奨」は勧めることができるこの2つが意味するのは、「有効性を示す根拠もあるし、安全性を支持する根拠もあるので、勧める」ということです。ただし、「推奨」のほうが、「容認、場合によっては推奨」よりもお勧めする程度が強いことを意味しています。具体的な裏づけとしては、ランダム化比較試験が3件以上あり、そのうちの75%以上の研究で効果が認められるような場合に、この判定がされることになっています。 「容認、場合によっては推奨」は「推奨」よりも弱い判定で、1つ以上のランダム化比較試験があり、そのうちの50%を超える研究で効果が認められたような場合が当てはまります。「容認」と「反対」は消極的に認める、あるいは反対ということ「容認」には、お勧めするという意味合いはありません。「有効性については、きちんとした根拠はない。けれども、安全性については、重大な危険はない。だから、がん患者がその利用を望むのであれば、あえて否定せずに容認する。つまり認める」という判定です。「反対」は、「効果がない。または、重大な危険性がある」ので、利用には反対するという判定です。4.がんの進行、生存についての判定まず、「がんの進行を遅らせ、生存率を高める」ことについての検討はどうでしょうか。ここで「推奨」、つまり「勧める」と判定されているものは、1つもありません。意外に思われるかもしれませんが、がんの相補代替療法の中で、がんの進行を防ぐとか、生存率が上がるという効果を、この研究グループが認めて推薦するものは、1つもないということです。 「容認、場合により推奨」と判定されているのは、「前臨床期の前立腺がんに対するビタミンEのサプリメント」1つだけです。残りの代替療法はすべて、「容認」あるいは「反対」と判定されています。「容認」、つまり「有効性ははっきりしないけれども、患者がその利用を望むのであれば、あえて否定せずに認める」と判定されている治療法の例として挙げられているのは、「乳がんと前立腺がんに対する低脂肪食」、「マクロバイオティク食(野菜や玄米中心の食事)」、「臨床期の前立腺がんに対するビタミンEのサプリメント」です。 一方、「反対」という判定はどうでしょうか。これはつまり「効果がないか、害のあることがはっきりしているので反対する」という判定です。一般に、がんに対して有効と思われている、「ビタミンAとビタミンCなどの抗酸化物質のサプリメント」と、「乳がんに対する大豆サプリメント」の2つは、この「反対」という判定になっています。5.むしろ害になる可能性のあるサプリメントこの判定は、ビタミンAやCなどの抗酸化物質が通常の治療効果を弱めてしまう可能性があるためです。放射線治療や化学療法など、通常のがん治療の一部は、活性酸素を発生させてがん細胞を攻撃することにより治療効果を発揮します。ところが、ビタミンAやビタミンCなどの抗酸化物質をサプリメントとして大量にとると、活性酸素の作用が弱くなるため、こうした通常治療の効果を阻害する可能性があります。そのため、判定が「反対」とされているのです。 また、「乳がんに対する大豆サプリメント」も、この論文では「反対」とされています。植物性エストロゲンは大豆製品に多く含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ています。大豆製品に含まれる植物性エストロゲンが、本来のエストロゲンの働きを抑えて、乳がん予防につながるという仮説があります。 けれどもその一方で、植物性エストロゲンが、本来のエストロゲンと同じ働きをすることで、かえって乳がんのリスクを高めてしまうという可能性も考えられています。こうした有害作用についての理論的な可能性を現時点では否定できないことから、判定は「反対」という結果になっています。6.症状を和らげる効果についての判定もう1つの有効性である、「吐き気や倦怠感など、症状を和らげるための相補代替療法」についての判定はどうでしょうか。こちらもやはり、勧める度合いがもっとも高い「推奨」という判定がされているものは1つもありません。 「容認、場合により推奨」と判定されている治療法の例として、「化学療法による悪心嘔吐に対する鍼灸」、「不安、悪心、リンパ浮腫に対するマッサージ」、「運動療法」が挙げられています。 また「容認」と判定されている治療としては、「痛みに対する鍼灸痛みに対するマッサージ」があります。 以上が、がんの相補代替療法の有効性と安全性について、研究グループが判定したまとめです。 この論文では、安全性と有効性の評価だけではなく、リスクの程度、使ってはいけない禁忌の状況などについても、具体的に特定しているので、参考にしてください。 なお、総合判定の3番目にあたる「容認」については、正確に理解しておく必要があります。 この判定に分類された治療法は、「効果の可能性があるので承認する」というように「積極的」に認めているわけではありません。決して、有効性が科学的に確認されている、という意味ではないのです。 生命にかかわるような大きな有害作用が現時点で報告されておらず、またそのようなことが生じる理論的可能性も低いということにすぎません。 つまり、「効果は未確認だが、重大な害の可能性は低いので、患者が使用を希望する場合には、反対しないでその意思を尊重する」ということです。 これは、積極的なお勧めではなく、いわば「消極的」な意味合いのものということを頭に
入れておいてください。
ウイルスに感染した細胞が産生する物質で、ウイルス増殖抑制因子として発見されました。IFNにはα、β、γの3種類があります。IFNの作用には、直接がんに作用する場合と、免疫担当細胞を介した間接作用があります。IFN-αの効果については、特に慢性骨髄性白血病に対して有効だという結果が得られ、その治療薬として注目されています。 [効果]慢性骨髄性白血病に関しては上記のとおりです。また、これまで腎がんや悪性黒色腫を対象に多くの治験が行われてきていますが、効果は弱く、化学療法との併用が検討されています。現在では、慢性骨髄性白血病に対するほどの効果は期待されていない状況です。 [副作用、問題点]IFN治療による副作用として、発熱、感冒様症状があります。このほかに無気力、抑うつなどの精神障害などが認められる場合があります。IFNは慢性骨髄性白血病に対する効果が高いのですが、その作用機序については明らかになっていません。今後の検討課題です。3)腫瘍壊死因子(Tumor Necrosis Factor:TNF)によるサイトカイン療法TNFは主としてマクロファージにより産生され、がんに出血性壊死を起こさせたり、がん細胞に直接的に働いて殺傷するなどの作用があります。動物実験ではTNFを投与すると短期間でがんが縮小するため、抗がん効果のあるサイトカインとして臨床応用が注目されました。 [効果、副作用]全身投与では、発熱、血圧低下等の重篤な副作用のために有効な量を投与できないので、臨床応用が進んでいない状況です。そこで、悪性黒色腫ではがん局所への注入が試みられました。全身投与の場合と比較して、より高い効果が認められたなどの報告もあります。 [問題点]TNFは抗がん作用を持つ反面、がん末期の患者さんに悪液質(患者さんが衰弱した状態です)を引き起こす作用を持つことや、副作用が非常に強いなどの問題点があるために、副作用を軽減した製剤の開発が進められています。4)インターロイキン12(Interleukin-12:IL-12)によるサイトカイン療法活性化した単球や樹状細胞からつくられるIL-12は、がん細胞を殺傷するような免疫反応を誘導するのに重要であることが報告され、注目されています。IL-12はNK細胞やキラーT細胞の増殖を促したり、がん細胞を殺傷する能力を高めます。マウスでは、


脳腫瘍頭痛

がんの転移抑制や移植がんの縮小等、劇的な効果が認められています。 [効果、問題点]臨床でも抗がん効果が期待されましたが、現時点では第I相試験が終了した段階で、有効かどうか


脳腫瘍頭痛

の結論はまだ出ていません。5.生体応答調節剤(Biological Response Modifiers:BRM)療法BRMは、1980年代になって新しくつくられた言葉です。米国立がん研究所のBRM委員


脳腫瘍頭痛


会によれば、BRMとは「腫瘍細胞に対する宿主(患者さん)の生物学的応答を修飾することによって、治療効果をもたらす物質または方法」と定義されています。このBRM療法は患者さん

脳腫瘍頭痛



の免疫系をはじめとして、体全体の働きを調節することにより、治療効果を得ようとする治療です。つまり、がんを治そうとする患者さん自身の持つ力を応援し、手助けし、強めるも



脳腫瘍頭痛

のです。このように、BRMは通常の抗がん剤とは基本的に考え方が異なっています。この治療法は単独で行われるよりも、むしろ免疫能が低下してしまう外科療法や放射線、化学療法等


脳腫瘍頭痛


と併用することによって、患者さんの防御能力が低下するのを予防したり、より高めることを目的に行われます。したがって、その効果は従来の化学療法とは異なった観点から評価す


脳腫瘍頭痛

べきと考えられています。実際に米国では、他の確立された治療法と併用することによって効果が認められれば、そのBRMは有効であると評価されています。しかしわが国での臨床評価

脳腫瘍頭痛


は、今までの化学療法と同じように、BRM単独での抗がん効果で評価されています。より客観的、科学的、倫理的な評価法を確立すべきと考えられ


2009年7月12日日曜日

脳腫瘍会

がんは早期の段階で発見されれば、ほとんどが治ります。
神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、ン病です。
日本人は圧倒的に非ホジキンリンパ腫が多く、ホジキン病は10%程度です。
抗がん剤が効くホジキン病
日本でのホジキン病の治療は、抗がん剤+放射線によって、6割から8割の長期生存が望めます。抗がん剤は4種類を組み合わせた併用療法(ABVD療法)になります。
B細胞かT細胞で分ける非ホジキンリンパ腫
非ホジキンリンパ腫は大きく2種類に分けます。
B細胞(抗体を作るリンパ球)の癌化したものの中で、月単位で進行する、びまん性大細胞型リンパ腫は日本人の約35%を占めるといわれています。
この場合は、3種の抗がん剤+ホルモン剤のCHOP療法や、分子標的治療薬のリツキサンを足した、R-CHOP療法をします。
T細胞(細胞性免疫)の癌化したものの中で、最も悪性度が高く、週単位で悪化していく、成人T細胞型リンパ腫。
B細胞に比べ、治療が難しく、抗がん剤の多剤併用をしても生存期間は1年前後のため、造血幹細胞移植を行ってから、大量の抗がん剤治療をします。
1)接続して進行するホジキン病
ホジキン病の進行は、首のリンパ節から脇の下のリンパ節、脾臓という順番で進行していくのが特徴です。
2)飛び離れたところにも出現し、リンパ節以外の臓器や、皮膚、粘膜にも出現します。
そのため、部位や臓器によって、さまざまな症状になります。
進行がん肝臓、脾臓の肥大
消化器系腹部の塊、腹痛、嘔吐、腸閉塞、出血
骨髄系貧血、感染症、皮膚からの出血
泌尿器系腎不全
脳、目、耳、鼻皮膚および、脳内の腫瘤
移植による副作用生着不全。免疫不全
QOLを考える!
悪性リンパ腫の治療は、種類によってさまざま。特に悪性度が高い場合は、すばやく治療を開始しなくてはならず、悩む時間はありません。
移植のドナーと出会える確立は、とても低いのが現状です。
その間、何を基準に考えていけばいいのでしょうか。
それはQOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
治療中も、また治療後もQOLを下げず暮らしていける生活を基準に、治療に当たっていくことと考えます。
骨髄中の造血幹細胞の癌
血液細胞の遺伝子レベルの異常により引き起こされ、異常な白血球が無制限に増殖します。
しかし、遺伝子が関係していても、遺伝はしないと考えられています。
血液検査でしかわからない癌
白血病は、癌化した血液が全身にまわりますので、からだ全体に症状が出始めます。
初期では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、貧血、出血などが出ます。
しかし、画像ではわからないため、血液検査で初回診断をします。
さらに、骨髄穿刺、染色体検査、免疫検査などを行い、急性か慢性か、骨髄性かリンパ性かを診断します。
発症頻度はとても少ないが、年齢層は広範囲の癌
発症年齢は小児から高齢者まで、どの年代にも発症します。しかし高齢者ほど発症頻度が高くなっています。
強力抗がん剤?造血幹細胞移植?グリベック
白血病の治療法は種類によって、少しずつ異なります。
急性は、強力な抗がん剤で完全完解を目指し、完解後に造血幹細胞移植を行います。
しかし、移植を行うためには、骨髄の中の細胞を空にしなければならず、様々な副作用に耐えうる体力が必要となり、一般的には50歳以下とされているのです。
手術できない場合は動脈塞栓術を行います
転移のある場合は外科療法に放射線療法や免疫療法を併用します。
またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。
血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
最初は自覚症状がほとんどなく、現われるのは血尿です。
診断に際しては、尿に悪性細胞が含まれているかどうかを見る細胞診、膀胱鏡検査、正検、膀胱?尿道造影検査、リンパ管造影検査などが行われています。
癌の性質や病状によっても治療法は異なります
手術に関しても膀胱を残せるかどうかで内容が異なってきます。
膀胱を摘出すると尿をためておく袋が無くなるので尿路変更術が必要になってきます。
手術後の再発予防に抗がん剤の膀胱内注入療法も実施されます。また放射線療法を用いることもあります。
初期では、膀胱刺激症状(痛みや頻尿)を伴わない血尿が現われます。約75%に、目で見ても分かる肉眼的血尿がみられ、顕微鏡的血尿も含めると血尿は必ず起こる症状です。
進行すると排尿障害、排尿痛、膀胱部の痛み、頻尿などが見られ、さらに進行すると貧血や全身衰弱などが出てきます。
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
手術でガンを取り除く方法が中心
その際には実際のガンより大きく、深く取り除くことが必要なので皮膚移植が行われることも少なくありません。
またレーザー照射治療や、放射線療法、化学療法なども行われます。
皮膚ガンは紫外線や放射線、外傷などによる誘発があるほか、傷、やけどの跡や色素性乾皮症から皮膚ガンを生じることもあります。
西欧人は紫外線に弱いタイプの皮膚を持つために皮膚ガンになりやすい傾向があります。
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
皮膚は私たちの全身を温度や湿度の変化、紫外線、ほこりなど様々な外部の刺激から守っています。
皮膚の構造は上から表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。
大人の皮膚の総面積は約1.6平方mであり、厚さは表皮が約0.06~0.2mm、真皮を合わせると、0.4~1.4mmです。
日本では、年間1000人から1500人ほどの人が悪性黒色腫に罹っており、年々増加傾向にあります。
20歳代からやや多くなり、40歳代から急に増えてきます。60歳代がピークですが、最近は70歳代の方も多くなっています。
男女比では、女性の方が若干多くなっています。
(1) 平滑筋肉腫
平滑筋はいわゆる不随意筋に属するもので、消化管?子宮など臓器や血管に付随する筋肉です。従って全身いたるところに発生する可能性があります。
中年以降に多く、小児ではまれに発生します。化学療法の効果が余り期待できないため、切除手術が中心となります。
(2) 線維肉腫
線維組織ががん化するもので、中高年に多く発症します。
(3) 脂肪肉腫
中年以後に多い肉腫です。脂肪腫に似た外観のものは悪性度が低く、転移?再発の危険性
余りありません。その他のものは、切除した後化学療法を行います。
一段階としてその回復にあたります。
本質に重要な役割を果たしているDNAに働く薬です。DNAは普通、核塩基が対になって2本の鎖状に結合し、それがらせん状に定位放射線照射とは、病巣に対し多方向から放射線を集中させる方法です。通常の放射線治療に比較し、周囲の正常組織に当たる線量を極力減少させることが可能です。定位放射線照射には、ガンマナイフに代表される1回照射の定位手術的照射と、数回に分割して照射する定位放射線治療に大別されます。定位放射線照射では、治療装置や患者さんを固定する精度をmm単位で管理しています。 粒子線治療の現況と将来国立がんセンターでは、サイクロトロンを用いた陽子線治療システムが1998年末より稼働し、主に頭蓋底(とうがいてい)、頭頸部、肺、肝臓、前立腺等のがん例に使用されています。病院に附属した陽子線治療装置としては国内ではじめての装置で、2001年7月に高度先進医療(医療の名称:悪性腫瘍に対する粒子線治療)の認可を受けて治療を行っています。治療の費用(288万3000円)は自己負担です。国立がんセンター東病院以外に、わが国での陽子線治療は、筑波大学陽子線医学利用研究センター、兵庫県立粒子線医療センター、若狭湾エネルギー研究センター、静岡県立静岡がんセンターの4ヵ所で行われています。また、(SMART)と名づけて治療を行っています。この治療の対象は、主に原発性および転移性のがんです。この治療法の大きな特徴は、分割照射法を採用している点です。がんの放射線治療では、1回照射よりも分割照射のほうが周囲の正常組織への副作用を軽減できます。同じ部位に数回にわたって分割した照射を可能にするため、高精度な位置決めができる固定具を治療を受ける患者さんごとに作製しています。この方法では、他の照射法で治療の途中に起こりがちな倦怠(けんたい)、食欲不振、むかつきや嘔吐等の副作用が少なく、また照射後周囲の正常組織の有害反応はわずか3%だけでした。国立がんセンター中央病院では、この方法を用いてこれまで約400人の治療を行い、局所の治療としては優れた効果をあげています。 同様に、リニアックを用いた定位放射線照射を行うサイバーナイフ(cyberknife)は米国で開発された放射線治療装置で、135kgの超小型リニアックを6軸制御の日本製産業ロボットに取り付けた装置です。X線透視用カメラで患者さんの動きをモニターし、正確な治療を行うように工夫されています。従来のリニアックによる定位放射線照射と比較してリニアックが自由に動くので、病巣の形に応じた治療が可能です。 小さな肺がんや転移性肺がん等に対しても定位放射線治療が応用され(体幹部定位放射線治療)、平成16年4月1日に保険適用になっています。 温熱療法は、がん細胞が正常細胞と比べて熱に弱いという性質を利用した、がんの治療法です。顔に発生した肉腫が丹毒(たんどく)による発熱で消失したことや、自然治癒したがんのうちおおよそ1/3で発熱していたという報告等、がんが治ることと発熱の間には、何らかの関連がありそうだと昔からいわれていました。本格的な研究がはじまったのは、1960年代になってからです。現時点では研究段階の治療で、まだ標準的治療とはいえません。この治療法の対象となるのは、通常の治療法では治すことが難しい局所進行がんや再発がんです。2.方法温熱療法には、全身を加温する方法(全身温熱療法)と、がんやその近くを温める方法(局所温熱療法)があります。一般には局所温熱療法が主に行われる方法で、マイクロ波や電磁波を用いた装置で局所を温めます。体の外から加温するのが最も多く行われる方法ですが、その他に食道、直腸、子宮、胆管といった管腔(かんくう:空間のある場所)内に器具を入れて加温する方法や、がん組織の中に数本の電極針を刺し入れて加温する方法が試みられています。がんに対する効果は41℃以上で得られますが、42.5℃以上で特に強くなることが知られています。体の表面に近いがんは目的の温度まで比較的容易に温めることができますが、体の奥深いところにあるがんは、脂肪、空気、骨が邪魔をして十分に温めることが難しい場合が多く、温熱療法の効果が不十分になる可能性があります。 温熱療法は通常は単独で用いるのではなく、放射線や抗がん剤の効果を強めることを目的に、放射線や抗がん剤と併せて使います。最も研究が行われているのは局所温熱療法と放射線を併せて行う治療で、脳腫瘍、食道がん、乳がん、大腸がん、膀胱がん、軟部組織腫瘍等のがんで試みられています。 加温時間は長ければ長いほど効果が増しますが、一方、治療を受ける患者さんの負担が大きく、45~60分くらいが普通です。毎日治療をするとがん細胞が熱に強くなり、温熱療法の効果が下がりますので、3日く時間がかかるようになります。
手術とホルモン療法
前立腺ガンは男性ホルモンが症状を悪化させ女性ホルモンが症状を改善します。
そのため薬や手術で男性ホルモンの分泌を抑えたり、女性ホルモンの投与を長期間行います。
早期なら前立腺を摘出する手術によって完治も可能です。
病状が進行すると、昼間で10回以上、夜間で3回以上の頻尿、残尿感が見られることがあります。
血尿と腰痛が見られることもあり、前立腺肥大症とほぼ同じ症状が出ます。また精液に血が混じることもあります。
骨に転移したときは 痛みがあります。脳に転移したときは、脳腫瘍と同じ症状が現れます。
卵巣がんは早期発見が難しく、診断されにくい癌です。
卵巣がんは症状に乏しく、ある程度の大きさにならないと、画像で診断できないためと、卵巣が親指の頭ほどの大きさで体の奥に存在するため、細胞診断ができないので、早期に発見されにくいがんです。
卵巣がんは1期で発見される人が30%で、3期 4期の進行がんで発見される人が6割を占めています。
3期であれば、5年生存率は30%、4期になると、5年生存率は10%に低下すると言われています。
手術は治療と同時にがんの進行度を調べるのが目的です。
卵巣がんの手術は、がんの摘出を兼ねて「がんの進行度」を把握する目的で行います。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
卵巣がんの場合は、がんの摘出も兼ねて、治療と同時にがんの進行度を調べるのを目的で行われます。
見た目は卵巣内にとどまる早期がんのようであっても、調べてみるとすでに、リンパや腹膜は主などである場合が少なく無いと言われています。
卵巣がんは抗癌剤の効果が期待しやすい癌です。
早期の場合などでリンパ節に転移がありそうな場合、抗がん剤を投与することにより、手術の規模を縮小することが出来ます。4期のがんでも抗がん剤で縮小してから、手術を行う事


脳腫瘍会

があります。術後補助療法として、抗がん剤の投与が行われます。
こうした治療を行っても、5年生存率は、1期が80%、2期が60%、3期が30%、4

脳腫瘍会


期は10%とかなり厳しい状況であると言われています。
自覚症状自覚症状に乏しく、発見されたときにはすでに、リンパや腹膜播種などである場合

脳腫瘍会


が多いがんです。
転移のルート卵巣がんのうちの上皮がんは腹膜に転移し、そこから肝臓の表面や大網に広が

脳腫瘍会


ります。
主な転移先肝臓 大腸その他の症状


脳腫瘍会

癌の進行による体重の減少?体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛?腹痛、腹膜播種による腹水などが見られます。

脳腫瘍会


子宮体がんは6割が1期、子宮頸がんは4~5割が0期で発見されます。
子宮体がんは褐色のオリモノがでたり、下着の汚れで気づく事が多いがん

脳腫瘍会


不正出血で発見された場合でも子宮体がんの65%が1期で発見されます。
子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。


脳腫瘍会

日本では、子宮がんの約80%が子宮頸がんです
子宮がんは胃がん、乳がんに次いで多いがんですが、死亡率は年々下がっています。子宮


2009年7月11日土曜日

脳腫瘍手術

咽頭は、鼻の奥から食道までつながっている器官で上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つの部位に分けられ、それぞれの部位にできるがんを上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんといいます。 それぞれの部位は機能が異なるため、がんの性質や症状も異なってきます。
上咽頭は鼻の突き当たり(鼻腔後方)にあり、扁桃腺の上部奥の咽頭扁桃辺りにあります。続いて中咽頭は口を大きく開けたときに奥に見える部分になります。中咽頭は食べ物を飲み込んだり、言葉を話す際に重要な働きをしています。さらに続いて下咽頭は「のどぼとけの後ろ側にあり中咽頭から送られてきた食べ物を食道に通す通り道になります。
咽頭がん(癌)の発生原因はタバコ、お酒、熱い食べ物、刺激の強い食べ物といわれています。 また男性に多く発生(4~5倍)するがんで、年齢的には50歳代~60歳代に多く発生します。 米国におけるがん死亡についての調査によれば男性の喫煙者が咽頭がんや口腔がんになる率は非喫煙者と比較して30倍近くとなっています。
明らかにタバコは危険因子となります。
また、地域的に強いお酒を好む地方に咽頭がんは多いためお酒も咽頭がんの危険因子と考えられています。
熱い食べ物や辛い刺激の強い食べ物を好んで食べる人の発生も多いようです。
咽頭の粘膜細胞が常に傷つき、細胞の遺伝子(ががん化しやすいためでや 刺激のあるものを食べる機会が多い方は遺伝子を傷つける可能性が高く、咽頭がんの発生リスクが高まりす。
食生活や嗜好品などの生活習慣に気をつけていれば食道がんや喉頭がん、咽頭がん、舌がんなどの発生リスクは大幅に低下しますので、予防のために気を配ることが大切です。
咽頭がん(癌)では上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんそれぞれで症状が異なります。
上咽頭がん(癌)の初期はほとんど無症状ですが、がんがある程度大きくなることで現れる症状としては、首のリンパ節の腫脹があります。他に鼻づまり、鼻血、痰に血が混じる、難聴、耳が詰まった感じがする耳閉感などがあります。また脳神経が圧迫を受けることで物が二重に見えるなどの視覚障害や疼痛が起こることがあります。
上咽頭がんは低分化型の扁平上皮がんが多いため他の頭頸部がんと比較すると肺や骨、肝臓などへの遠隔転移が多く認められます。
肺に転移した場合には血痰や咳、骨に転移した場合には強い痛み、肝臓に転移した場合には腹部や背中の腫れ、痛み、疲れやすいなどの症状が出るようになります。
中咽頭には扁桃をはじめとしてリンパ組織が多くあるため悪性リンパ腫が多発しますが、中咽頭がんと悪性リンパ腫とは他のがんとして区別します。
中咽頭がん(癌)の初期にはのどの違和感、異物感、軽い痛みなどがあります。食べ物を食べるときに常に軽い痛みがあるような場合には注意が必要となります。また、片方の扁桃腺だけが大きく腫れたり、しゃべりにくくなることで気が付く場合もあります。首のリンパ節(頚部リンパ節)に転移しやすくこの場合にはシコリができて気が付くこともあります。
さらに中咽頭がんが進行すると耐え難い痛み、出血、口が開けにくくなる開口障害、飲み込みにくくなる嚥下障害、呼吸困難などの症状が出るようになります。
中咽頭がんのほとんどは扁平上皮がんで、頚部リンパ節がおもな転移先になります。
下咽頭がん(癌)は喉頭(のどぼとけ周辺)の後ろ側に有り食道とつながっていますが、初期には自覚症状がほとんどなく、かなり大きくなってからのどの違和感、異物感、軽い痛み、耳の奥の痛み、声のかすれ、呼吸困難、首のリンパ節の腫れなどの症状が現れるようになります。
初期にはほとんど自覚症状がないため、下咽頭がんが見つかったときには進行がんであることが多く、また、下咽頭がんの発生と同時に食道に転移ではないがんが見つかることが多いのも特徴です。
下咽頭がんのほとんどは扁平上皮がんで、頚部リンパ節がおもな転移先になります。
上咽頭がんの検査は鼻腔から内視鏡を挿入して直接観察する方法が一般的です。
中咽頭がんの検査は、口を大きく開けて中咽頭がんの有無を確かめる視診や指を入れて直接腫瘍部分に触れて調べる触診が行われます。直接見えない部分には内視鏡を挿入して観察します。
下咽頭がんの検査は内視鏡をつかって観察します。
いずれの咽頭がんでも頚部リンパ節に転移しやすいため頚部を丹念に触診します。
がんが疑われる場合には、組織の一部を採取して顕微鏡で調べる生検が行われ、がんが確定されます。
がんが確定されるとエックス線検査やCT検査、MRI検査などの画像検査によってがんの進行度や転移の有無を調べます。
線検査/レントゲン検査
バリウムを飲んで咽頭を通過するところをX線(レントゲン)で撮影する検査です。検査
CT検査(CTスキャン)はいろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影しコンピュータを使って 非常に鮮明な画像を得ることができます。周囲の臓器やリンパ節転移の有無を調べることができ癌の進行具合を調べるためには重要な検査になります。
検査は磁場を使っていろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影する検査です。 周囲の臓器やリンパ節転移の有無を調べることができ癌の進行具合を調べるためには重要な検査になります。
がんの治療は、医師の協力の下で治療方針、治療期間、メリット?デメリットなどの説明を十分にうけ、患者さんが自分の価値観などを考慮し 患者さんが最終的な治療方法を最終的に決定する時代になりつつあります。

また医療の進歩とともに治療方法も多様化してきており、 医師によって治療方法が異なることは珍しくなく、主治医以外の医師の意見を聞くセカンド?オピニオンを求めることが必要な時代になってきました。
咽頭がんの治療法は「外科療法(手術)」、「放射線療法」が中心となります。また「化学療法(抗がん剤)」を使った治療もあり、がんの進み具合(病期)やがんの部位、患者さんの年齢などから判断されます。
咽頭がんの病期(ステージ)はがんの深さや転移の有無などによって分類されます。
咽頭がんの治療-外科療法(手術)
上咽頭がんの場合には最初に手術が行われることはほとんどありません。放射線療法を行っても消失しないリンパ節転移に対してはリンパ節を切除するリンパ節郭清が行われることがあります。
中咽頭がんや下咽頭がんの場合にも第一に放射線療法が選択されます。がんが進行している場合や、放射線が効きにくい場合、再発しやすい場合などに手術療法が行われることになります。
放射線療法は高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を殺す治療方法です。咽頭がんの場合、頚部リンパ節などに転移があっても放射線療法が主体となります。手術よりも優先されます。
上咽頭がんには低分化型扁平上皮がんがほとんどであり、放射線感受性(放射線が効く確立)が高いため手術療法よりも放射線療法が優先されるのです。
中咽頭がんでは中咽頭の上部には低分化型扁平上皮がんが、下部には高分化型扁平上皮がんが多く発生しますので治療方法も異なることがあります。
下咽頭がんでは高分化型扁平上皮がんが発生することが多いため、手術療法を優先することが多くなります。
放射線療法を行っても消失しないリンパ節転移に対してはリンパ節を切除するリンパ節郭清が行われることがあります。
最近は抗がん剤と併せて行う放射線化学療法が行われます。しかし、抗がん剤の副作用が強く出てしまう、高齢者、合併症があるなどの理由で抗がん剤が使えない場合には単独で放射線療法が行われることがあります。
どのタイミングで抗がん剤を使うのが効果的なのか、どの種類の抗がん剤を使うのが効果的なのか臨床試験が進められています。
また、骨への転移のための痛み、脳の神経症状、呼吸の苦しさなどの症状を緩和する目的で放射線療法が行われることがあります。
正常な細胞に放射線が照射されると正常な細胞がダメージを受け副作用が出ることがあります。副作用には治療中又は治療直後にでるものと、半年~数年後にでてくるものとがあります。将来的に放射線の影響で他の部位にがんができることもあるため若い人への放射線治療は慎重に判断する必要があります。
放射線の照射量には決まりがあり、無理をして大量の放射線照射を行うと強い副作用が出る可能性が高いため注意が必要です。
唾液腺とは唾液(つば)をつくる組織のことで、大唾液腺と小唾液腺に分けて考えられます。さらに大唾液腺には耳下腺と顎下腺、舌下腺がありこの部分で作られた唾液は管を通じて口腔内(口のなか)に導かれます。
小唾液腺は口の中の粘膜やのどの粘膜の一部に存在し、直接口の中に唾液を分泌しています。 唾液腺がんとはこれらの唾液をつくる組織に発生するがんであり、耳下腺がん、顎下腺癌、舌下腺がん、小唾液腺がんに分類されます。
ただし小唾液腺がんは通常、口腔がんとして扱われるため口腔がんの欄をご覧下さい。
唾液腺がんは頭頸部がんの一種ですが、頭頸部癌の3%程度ととても稀ながんになります。
唾液腺がんのうち最も多いのは耳下腺がんで唾液腺がんのうち60~70%、続いて顎下腺がんが舌下腺がんは数%になります。

脳腫瘍手術


耳下腺がん、顎下腺がん、舌下腺がんで症状が異なります。
耳下腺がんでは耳下部の痛み、腫れなどが現れることがあります。また、がんが神経に浸潤


脳腫瘍手術

した場合には顔面神経麻痺が起こることがあります。
顎下腺がんでは顎下が腫れてきます。また痛みがでることもあります。

脳腫瘍手術


舌下腺がんでは口の中の舌の下が腫れてきたり顎の骨の下が腫れてきたりします。硬く腫れてきて痛みが伴うような場合には舌下腺がんである可能性が高くなります。


脳腫瘍手術


全ての唾液腺がんで頚部(首)のリンパ節にシコリが触れることがあります。
唾液腺がんの検査は、視診と触診が最初に行われます。患者さんの口の中を専門医が詳細に


脳腫瘍手術

観察し、触ったり見ることで検査します。
また首のリンパ節(頚部リンパ節)に転移しやすいため丁寧に触診しリンパ節の腫れ具合な


脳腫瘍手術

ども確認します。
がんが疑われる場合には、組織の一部を採取して顕微鏡で調べる生検が行われ、がんが確定


脳腫瘍手術

されます。
がんが確定されるとCT検査、MRI検査などの画像検査によってがんの進行度や転移の有

脳腫瘍手術


無を調べます。
穿刺細胞診注射針でがんが疑われる部分の細胞を採取し、顕微鏡で確認する方法です。


2009年7月10日金曜日

脳腫瘍余命

白血病は血液のがんです。血液は赤血球、白血球、血小板の3種類の血球と血漿という液体により成っています。血球は骨の中にある骨髄というところで作られます。骨髄中には造血幹細胞というすべての血球のもとになる細胞があり、この細胞ががん化して無制限に自立性の増殖をする病気が白血病です。
 白血病は19世紀の中頃、ウィルヒョウというドイツの病理学者によって見つけられました。この時代には治療法もなく白血病細胞がどんどん増え続けて血液が白くなるためこの名前がつけられました。しかし、白血病は現在では骨髄での造血幹細胞のがんと定義されており、がん細胞の血液中への出現の有無とは関係ありません。早期に診断されると白血球数が正常だったり、あるいはむしろ減少していることもあります。このため白血病の診断は、骨髄に針を刺し、骨髄中の細胞を吸引して検査する骨髄穿刺検査が不可欠です。
 白血病細胞が骨髄中で増殖し骨髄を占拠すると、正常な骨髄機能が抑えられ、正常な血液細胞が作られづらくなります。その結果、赤血球減少による貧血症状や、白血球(特に白血球の一種である好中球)減少による発熱?感染様症状、血小板減少による出血症状が現れます。次いで病状が進行すると、脾臓、肝臓およびリンパ節への白血病細胞の浸潤による腫大(腫れ)がみられるようになります。
 白血病は病状の経過により大きく急性白血病と慢性白血病に分けられます。未治療であれば、前者は数ヶ月で、後者は数年の経過で死に至ります。前者と後者のがん化の機構は全く違っていて、急性の病気が慢性化するというようなものではありません。急性白血病は血液細胞の分化?成熟のある一定の段階で分化が停止し、それより未分化な芽球(白血病細胞)が単一性の増殖をする白血病です。それに対し慢性白血病は、一応は分化?成熟する能力を保持していて、様々な成熟度の白血球が増殖する白血病です。
 また、増加している細胞の種類によっても分類されます。白血球の一種であるリンパ球の特徴を表している白血病細胞が占めていればリンパ性白血病、それ以外は骨髄性白血病と大別されます。前述の経過による分類とあわせて、慢性リンパ性、慢性骨髄性、急性リンパ性、急性骨髄性と分類されるわけです。
 さらに急性白血病に対して、FAB分類という分類法が広く用いられ、全部で11型に細分類されています。このような細かな分類がなぜ必要かというと、それぞれの型で症状、経過が違っていて、従って治療法や予後も異なっているからです。特に急性白血病では一刻も早い正確な病型診断、治療が行わなければなりません。
 ここでようやく検査の話をいたします。白血病が疑われる患者さんが来院すると、最初に採血をして血球の数を調べる検査をします。白血病であれば何らかの異常値を示します。次にスライドガラス上に血液一滴を薄くのばし血液塗抹標本をつくります。それを染色して細胞を顕微鏡で観察します。急性白血病であれば、数は多かれ少なかれ大抵は芽球(白血病細胞)が出現します。芽球とは顕微鏡下で判読できる血球のうち最も未熟なもので、普通は末梢血には出現しません。熟練したものが観察すると、この時点で白血病の型が推測できることも少なくありません。その他、血液凝固系検査で異常値になる場合もあります。血液化学検査では、LDH(乳酸脱水素酵素)や尿酸の異常高値を示すことがあります。
 確定診断は前述したように、骨髄穿刺検査を行います。穿刺する場所は一般的には胸骨という胸の真ん中の骨で行いますが、場合によってはお尻にある腸骨からも行われます。骨髄液の採取は、一気に強い引圧をかけて吸引し、採取された骨髄液で直ちに細胞数を調べ、塗抹標本を作製します。染色は種々の染色法を何種類か選択して行い、それぞれを顕微鏡で観察します。従来は以上の形態学的な検査で病型診断をしていましたが、現在は細胞表面抗原検査や染色体?遺伝子検査も欠くことのできない検査となっています。血液細胞の表面には種々の分子が存在し、これらの分子に対する非常に多くの抗体が作られています。これらの抗体を使って知りたい抗原を同定するのが細胞表面抗原検査です。この検査を形態学的な検査と併用するとさらに明確に白血病細胞の細胞系列と分化段階を決定することができます。また、白血病では多くの染色体?遺伝子異常が報告されています。染色体?遺伝子検査により確定診断ができる病型もあります。
 私たち臨床検査技師は、顕微鏡下での形態観察はもちろんのこと、最近、研究?開発がすすむ遺伝子検査にも注目してまいりたいと思います。
我々が白血病ワクチンに注目するようになったのは、白血病ワクチンが動物病院に流通し始めて間もなくの事でした。白血病の血液抗体検査でマイナスだった猫が、白血病ワクチン接種後、約1ヵ月程たってから白血病を発症し死亡してしまったという事例を仲間内で聞くようになったからです。これはどういう事なのだろう?と、これをきっかけに調べるようになり、その過程でいろいろな問題点が明らかになりました。しかし、当初まだ白血病ワクチンがさほど周知されておらず臨床データも少なかったため、多くの動物病院で「そんな報告は聞いていないし、うちの病院ではそんな事例はありません」と我々の不安点は否定されました。しかし、あれから3~4年が経過し、今現在我々は当時よりさらに強く白血病ワクチンには疑問を抱いています。それは白血病という病気の特異性と予防の難しさなどに起因するものです。またこの期間を経て副作用と思われる重篤な症例も多く耳にするようになりました。はっきり言って我々は自分達の飼っている猫に白血病ワクチンは打ちたくありません。里親さんたちにもお勧めしたくはありません。しかし、このHPを通じ出会ったある女性の方のお話しを聞き、今、我々は一概に白血病ワクチンの必要の是非を語れないと思っています。その方は白血病のキャリアの猫を抱えていらっしゃいます。他にも何匹か同居している猫がおり、過去2匹がこのキャリアの猫から病気が移ってしまい残念ながら死亡してしまったそうです。ですから尚更感染予防には気を使っておられ毎年白血病ワクチンを接種されています。しかし、その内の1匹は接種後必ず接種部位にしこりが出来、消えるまでに半年近くかかるらしく、ワクチンが猫の体に負担をかけているのでは無いかとずっと悩んでおられたのです。不安と疑問を感じながらも、現在ワクチン以外に有効な予防法も無いことから迷いながら接種させておられるようです。猫白血病は嫌な病気です。防げるものなら防ぎたいと飼い主さんであるならば誰もがそう願っているはずです。ましてこの方のようにキャリアの猫と健常猫をいっしょに飼われている方達にとっては切実でしょう。我々もその気持ちは痛いほど分かります。現実に白血病感染と向き合って生きておられる飼い主さん達の事を思うとワクチンは確かに必要不可欠なものであることには違いありません。しかし、猫白血病ワクチンは飼い主にはあまり知らされていませんが確かにリスクの高いワクチンです。打たせるか打たせないか、これは非常に難しい問題でありますが、やっぱりその子の状態を1番知っているのは飼い主さん御本人です。最終的な判断は飼い主さんがしなければなりません。でも、飼い主さんもワクチンの効果とリスクをちゃんと知った上で、信頼出来る獣医さんを見つけ、充分先生と話し合い、その結果出した結論であれば、それに勝る判断はきっと無いと思います。なるべく危険を避ける方法もいくつかあります。例えば、白血病ワクチンと3種混合ワクチンをいっしょに打たない。慢性鼻器官炎を持っている猫や、鼻水、目やにが出がちな子は白血病の隠れキャリアである事があるので、ワクチンは打たない。必ず体調の良い時に接種させる。ストレスがかからないよう、日常生活に気をつける。などです。また、ワクチンは一般的には毎年接種しますが、最近、ワクチンは生涯1度打てば充分だという説も出てきています。本来、日本の猫達は白血病ウイルスの免疫をある程度持っているものだと言われています。しかし、度々のワクチン接種によって逆に本来持っている免疫の力を乱れさす事もあるという説もありますから、そのような事も頭に入れた上で、もう一度ワクチンプログラムを御一考なさっては如何でしょうか?  体験談より体験談より-----私の愛猫(1歳5ヶ月?♂?去勢手術済み)は、最初、「猫3種混合ワクチン」だけの接種でした。その時かかっていた病院で他の診療時に不信感を抱き、その後違う病院へ転院し、転院先の病院で白血病のワクチンを接種しました。そして白血病ワクチン接種後に、接種部分である左腰部に腫瘤が出来ました。発見したのは、白血病ワクチン接種後から約1ヵ月後で、最初、ブラッシングをしている時に「あれ?骨の位置が違う?なにか出来てるの?」と感じたのです。おかしいと思い、翌日その病院へ行き、この事を告げました。獣医師さんは、出来た腫瘤を色んな角度から触診確認し、大きさを測る定規のような物で、挟んで大きさを測られました。そして「もしこれがただの炎症であるなら、薬を飲んだら1週間程で小さく成って来るので、1週間薬を飲みながら、様子を見ましょう。」と、言われました。そして2日後、さらに大きく成っているのを確信した私は、再度病院へ行き大きさを測ってもらった所、やはり大きく成っていたため、悪性の腫瘍だったら転移するといけないので1日も早く切除手術を受けた方が良いと判断し、翌日、「左腰部腫瘤摘出手術」を受けました。かなり大きな範囲で深く切除した為、私の愛猫は9針の縫合をされていました。そして、切除された腫瘤は大学病院の病理検査に出されました。この獣医師さんは、以前大学病院の病理医であったため、自らの経験上で愛猫の腫瘤を「病理検査しないと解らないけれど、見た感じでは悪性の物と似ている」と告げられました。眼も眩むような思いで、検査結果が出るのに約1週間程かかることを聞いたのです。病理の結果が出るまで、昨日までの楽しい我が家は一変し、毎日毎日悪性でない事を祈り続ける日々に変わりました。山奥の厄に効くといわれる仏様の元へも早朝から足を運びました。すごく険しい所で、「もし悪性のものならば、私が全て引き受けます。せっかくこの世に生を受け、この世に出て、まだ数ヶ月しか経ってないのです。どうか私の愛猫をお助けください。この子が何かを背負って、こういう事を受けるのなら、私はどうなっても良いので、愛猫だけはどうか守ってください。」と、日が暮れるまで何回も呟き、祈り続けました。縫合の糸を噛み切らないように、カラーを着けていたのですが、もともと大人しい猫だったので、かなり生活の中にも不便さが蔓延し、私は抜糸までの3週間殆ど寝ず、瞬きの1回も出来ないくらいに追い詰められ、体調を崩しました。病理の検査結果はおかげさまで、腫瘍では無く、腫瘤(シコリ)でした。(所見では、「変性好中球が浸潤し、中央部は広く融解壊死に陥る。周囲には水腫、リンパ球浸潤が認められる。腫瘍性増殖は認められない。」となっていました。)しかし、この時から私の獣医療に対する、疑心は一気に大きくなったのです。何故なら、動物医薬品販売会社と獣医師の間では、白血病ワクチン接種により腫瘤が出来たという報告があることはすでに知られていたのにも関わらず、我々飼い主にはその事実を伏せられたまま、そして接種時にも何の説明も無いままであったからです。それを機に、色んな獣医さんに白血病ワクチンの利点とリスクを聞き回り、その結果、もし腫瘤が出来た場合にも切除しやすいように、白血病ワクチンは背骨から外して接種したほうが良いと言われているというショッキングな事実を知りました。「自分は医療の事は分からないから」と今まで獣医さんに任せっぱなしにしてきましたが、自分の飼っている犬猫の事は自分が1番分かっているのだから、言葉を持たない彼等に対し飼い主として責任を持ち、彼等に行なう医療行為においても責任を持つという自覚が絶対に必要だと思います。今後は自分もいろいろ勉強していくつもりです。  白血病感染後の反応現在の獣医学では、猫白血病ウイルス感染症に感染すると大きく分けて次のような反応が起こると考えられています。1.まず40%の猫はウイルスに対しての抗体を作り免疫状態(免疫を持っている状態)となり、新たな感染を防ぐ事が出来るようになります。2.残りのうちの30%の猫は骨髄細胞内にウイルスが潜み、キャリアと呼ばれる状態になります。3.キャリアになった猫の中のさらに40%の猫はウイルスを自分の力で排除し、免疫状態になります。4.そして、残りのうちの50%の猫はそのままウイルスを持ち続けますが、残り10%の猫は抵抗力が低下すると、この時とばかりにウイルスが増殖を始める訳です。そして、ウイルスを防御出来なかった猫はウイルスの増殖を押さえる事が出来ず発病します。  白血病ワクチンのリスク1?日本には2種類の白血病ワクチンがある。いずれも海外から輸入されたものである。2?白血病(Felv)検査は血液を採り抗原(ウイルス)の検出をするが、白血病ウイルスは、骨髄や細胞内に潜む性質があり、このような場合、血液検査をしても抗原が血液中に出ず、陰性の結果が出ることがある。3?血液検査の結果で陰性だと思い、隠れたウイルスを持つキャリア猫に白血病ワクチンを接種させてしまうと、骨髄や細胞内に潜んだ白血病ウイルスを活性化させてしまうことになり、その結果、発症を引き起こし死亡した例が、日本でも白血病ワクチンが普及しはじめてから多々ある。(獣医は因果関係を認めない場合が多い)4?獣医師の中には、白血病ワクチンの安全性の確認が取れるまで使用するべきではないとの考えを持っている人がかなり居る。5?アメリカの文献の中で、白血病ワクチンにより悪性の腫瘍が出来たという報告がある。6?日本でも白血病ワクチンによる腫瘤の報告が多々ある。7?日本で販売されている白血病ワクチンは、「世界75ヶ国で販売されています。」という宣伝をされている。日本において統計上、白血病ワクチンによる腫瘍の報告は無いが、国外で腫瘍が出来る可能性があると危険性を指摘されているのに、国内での数字だけの報告をうのみにして日本だけが安全と言い切れない。8?白血病の抗体検査の技術は、現在の日本においてはあまり発展していない。言い替えれば非常に不確かなものである。キャリアの場合の判定が困難な他、ワクチン接種によって抗体が出来ているのかいないのかすら、はっきりと検出出来ない。これは白血病ウイルスが非常に特異な性質を持っていて、確実な抗体検査には大変な技術を要するため専門家や専門機関があまり確立していない事が可能性として考えられる。  白血病ワクチン注意点1.猫白血病ワクチンは他のワクチンと同時接種しない方が良いとされています。現在日本には2種類の白血病ワクチンがあります。「フィバキシン」と「リュウコゲン」というワクチンです。この「リュウコゲン」というワクチンの製造元であるフランスのビルバック社は、ワクチンの同時接種について、「同じ製造元でつくられたワクチンはそれのみに限り、同時接種をしても良い」と、提示しています。つまりビルバック社の白血病ワクチン「リュウコゲン」と猫3種混合ワクチン「ビバルゲン」であるならば、同時接種も可能だと言っている訳です。しかし、本来は違う種類のワクチンを同時に打つ事は体にとっても負担であり好ましいことでは無いとされています。日本でも白血病ワクチンは猫3種混合ワクチンと半年の間をあけるよう、多くの動物病院で指導しています。当然「フィバキシン」も同時接種をすすめられてはいません。確かに同じメーカーのものならば、相互安全性(合わさった場合の安全)があるのかもしれませんが、まだ国内の臨床データも少なくはっきりと安全性が証明されていないので、いずれにしろ白血病ワクチンは他のワクチンと同時に接種しない方が無難でしょう。2.白血病とは血液の癌です。これを予防するワクチンには癌細胞の抗原株が含まれています。アメリカではワクチン接種により腫瘍(ガン)が出来た猫が居るとの報告が挙がっています。我々の回りでも白血病ワクチン接種後に、血液検査で陰性であったキャリアの猫が白血病を発症したり、シコリが出来た事例が多いのですが、日本国内ではこれらは公には報告されていません。また、ワクチン接種後1ヵ月位たってから発病した事例が多い事から獣医師?販売元?製造元など関係者は白血病発病がワクチンによるものだとの認識はされていないようです。接種後すぐに発病したり、腫瘤や腫瘍が出来れば因果関係もはっきりするのですが、時間が開く事により断定する事が難しくなるようです。ただ、因果関係を繋ぎ合わせると、1つの線に成ると言う事実があり、獣医師の中でも、これを心配し、未だ白血病ワクチンを使用されない方も多々おられます。  FeLV検査(白血病ウイルス感染症検査)は確実か?多くの動物病院で行われている白血病ウイルス感染症検査は、血清ウイルス検査と呼ばれるものです。検査方法は各病院によっても異なりますが何を検査するかというと、FeLVではウイルス抗原の有無です。検査方法は「検査キット」と呼ばれるものに、採取した猫の血液を1滴と、展開液と呼ばれるものを滴下するだけの簡単な検査です。これにより、抗原が検出されると「FeLV陽性」という事になります。しかし、この検査キットを御覧に成られた事が有る方は驚かれると思いますが、メーカーの売り文句でもある「冷蔵庫の場所を取らないコンパクトなパッケージ」「わずか、2ステップで15秒未満の簡単操作」「5分間で明瞭な判定」「約99%以上の検出率」との言葉どうり、100オンス煙草の箱大で薄っぺらい物です。それに血液と展開液を落とし色が変わるかを見る訳です。具体的なウイルス量や抗体価の量はこの検査方法では出来ません。良心的な獣医師さんはこのキットだけでは判断出来ない事も飼い主さんに説明してくれますが、大体の獣医師さんはこのキットに頼っています。もっと詳しい検査をしたいと申し出ても、今の獣医学では各方面の色んな努力はあるものの、研究機関であっても抗体調査は安易では無く、研究程度にしか調査するしか方法が無いのが現状です。ですから断定出来ないのです。このような現状の中で、陰性か陽性かの判定は安易に思えるのです。安易な判定に基づき、陰性であったら白血病ウイルス感染症ワクチンを接種します。しかし骨髄に潜んでいるウイルスはなかなか見つけ出せません。FeLVウイルスは腫瘍をつくるウイルスです。このウイルスに罹ってしまうと、猫は免疫システムに深刻なダメージを受けてしまうので、病気と闘えなくなります。ウイルスが骨髄に潜んでいるのを知らずワクチンを接種すると、発病の危険性があります。発症する以前の潜伏期間(キャリア)ではないかを調べて正確な判定の上、陰性であるなら接種も良いかと思いますが、判定基準が不確かな場合、たとえ検査結果が陰性であっても接種は注意が必要になります。潜伏期間の猫に接種するのは、陽性の猫に接種するのと同じだからです。この事が猫にとって致命的な負担をかけてしまうのなら考えものです。獣医師さんだけに頼らず、かしこい飼い主さんに成る為に色んな知識を持つ事は必要です。その上で、かかり付けの獣医師さんと良く相談された上で、飼い猫に対する全責任を持った判断をしたいものです。  国内猫白血病(ウイルス感染症)ワクチン詳細<フィバキシンFeLV> 販売元 共立商事株式会社 製造元 フォートダッジアニマルヘルス社 承認日 平成9年12月18日 剤 型 〔動生剤〕=不活化(液状)?白血病不活化ワクチン アジュバント カルボキシビニルポリマー、水酸化ナトリウム、ペペスからなる混用 培養組織細胞名 ネコ胎児細胞(猫の胎児) 効能効果 猫白血病ウイルスによる持続性ウイルス血症の予防 副反応 〔販売元提示〕(A) 本剤の接種後、発熱?元気減退?食欲減退?嘔吐を示す場合がありますが、軽度、かつ一過性です。(B) ワクチン接種部位に線維部位に線維肉腫が形成される可能性が示唆される報告があります。〔海外情報〕1999年10月22日に Fort Dodge(フォ―トダッジ) 社が、自社のFevaxyn (フィバキシン)と、同じく自社の猫用 5 価ワクチン FevaxynPentofel(フィバキシン?ペントフェル=猫3種?白血病?クラミジア)に対して、妊娠猫への使用について警告を発しました。同社のマネージャー Eduardode Santos が Veterinary Record 誌に 手

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紙 を送り、お詫びとともに、同製剤の添付書に妊娠猫への投与は禁忌と追加するように書いています。*フィバキシンペントフェルは今年(平成13年)、日本上陸予定【日本商品名】?

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フェロバックス5(仮)???猫3種?白血病?クラミジア(猫3種であるフェロバックス3に白血病ワクチンとクラジミアワクチンを追加し、5種ワクチンとしてバージョンアップ

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したもの。)備 考 他のワクチンとの同時接種は避けて欲しいと明示しています。 <リュウコゲン> 販売元 製造元 ビルバック社 承認日 平成8年5月14日 剤 型 〔動生剤〕=不活

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化(液状)?白血病組換え型不活化ワクチン アジュバント 水酸化アルミニウムからなる混用 培養組織細胞名 大腸菌 組換え抗原名 大腸菌発現組換え猫白血病ウイルスp45製剤抗

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原 (大腸菌に白血病ウイルスの因子の一部分を組み込んだ後に発現したものに対し、gp70と呼ばれる糖タンパクを加えるとp45と呼ばれるタンパクになり、これらからp45

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だけを取り出したものである) 効能効果 猫の白血病の予防 副反応 〔販売元提示〕(A) 過敏な体質のものでは、まれにアレルギー反応、又はアナフィラキシー反応が起こる事が

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あります。アナフィラキシー反応は、本剤接種後30分位までにみられます。(B) まれに局所の腫脹、硬結、疼痛等、また、まれに全身反応として発熱倦怠感がみられる事があり

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ますがいずれも2~3日中に消失します。ただし、局所の硬結は暫く残存しますが次第に小さくなり消失します。 備 考 会社が明示している他にも見られる副反応が多くあります。


2009年7月9日木曜日

脳腫瘍症状痙攣発作対応

なりに自分のきょうだいを心配しており、気持ちも不安定になることがあります。5)治療終了時のこと(1)晩期障害小児がんの治療成績は近年向上してきました。しかしその反面、小児がんを克服した子どものなかには、治療の影響でさまざまな二次的な問題が生じていることが明らかになってきています。 晩期障害は、主に成長発達の異常(内分泌(ないぶんぴつ)異常を含む)【身長発育障害、無月経、不妊、肥満、やせ、糖尿病】、中枢神経系の異常【白質脳症、てんかん、学習障害】、その他の臓器異常【心機能異常、呼吸機能異常、肝機能障害、肝炎、免疫機能低下】、続発腫瘍(2次がん)【白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、その他のがん】などがあります。成長に伴って晩期障害が明らかになってくることもありますので、治療が終了した後の診察は、主治医と相談しながら進めていきましょう。 薬物療法とは薬物療法とは、薬を使う治療のことです。がんの場合は、抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤(めんえきふかつざい:免疫力を高める薬剤)等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。ここでは主に、抗がん剤、ホルモン剤を使う化学療法について説明します。2.局所療法と全身療法がんの治療は、「局所療法」と「全身療法」に分けることができます。 局所療法と全身療法の違いは、例えば田んぼの雑草(がん細胞)を刈り取るか、薬をまくかの違いに似ています。雑草が一部分であれば、正常な作物ごと刈り取ることも可能です(局所療法ー手術など)。しかし、田んぼのあちこちに雑草が生えてきた場合は、雑草をすべて刈り取ることは不可能なので、田んぼ全体に薬をまき、除草します(全身療法ー薬物療法)。1)局所療法外科療法、放射線療法等があります。 外科療法は、がんを含めて正常細胞の一部を切り取って、がんをなくしてしまう治療法ですから、原発巣(がんが最初にできたところ)にがんがとどまっている場合には完全に治すことができます。 がんのあるところへ高エネルギーの放射線を照射したり、あるいは小さな放射線源をがんの近くの体内に埋め込んで、がんをなくす方法です。放射線療法も同様に、原発巣にとどまっているがんの場合には完全に治すことができる場合もあります。基本的に、外科療法も放射線療法も治療目的で行う場合は、がんが局所(原発巣)にとどまっている場合に適応となります。それ以外にも、症状緩和の目的で使われる場合もあります。例えば、骨転移などによって患者さんの疼痛(とうつう)が非常に強い場合には、その部分への放射線照射によって痛みを緩和することができます。 局所への効果をねらって行う薬物療法もあります。例えば、がんが必要とする栄養を送っている血管(栄養動脈)に、選択的に抗がん剤を注入する「動注療法」も局所療法に当たります。2)全身療法抗がん剤やホルモン剤等の薬剤を、静脈内注射や内服等の方法で投与する薬物療法が主体になります。がんには、抗がん剤によく反応するタイプのものと、そうでないものがあります。白血病、睾丸腫瘍等のがんに対しては、薬物療法によって完全に治すことが期待できます。完全に治すことができない場合でも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。3.がんの化学療法とは化学療法とは、20世紀の初頭にドイツのエールリッヒ博士がはじめて使った言葉です。がんの化学療法は、化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。抗がん剤は、投与後血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃し、破壊します。どこにがん細胞があってもそれを壊滅させる力を持っているので、全身的な効果があります。がんは全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち心掛けています?本年度は138例の乳がん症例にセンチネルリンパ節生検を施行して、この内110例(80%)が腋窩温存となりました?腫瘍の悪性度に応じて補助化学内分泌療法や温存乳房への放射線照射を施行しています?センチネルリンパ節生検に関する第III相臨床試験が欧米で進行中ですが、米国ではセンチネルリンパ節生検がN0乳がんの外科基本手技として定着しつつあります?組織学的センチネルリンパ節転移陰性乳がんの予後の検討と腋窩温存後の後遺症について注意深く経過観察を続けています?不必要な外科的侵襲を避けて患者さんに優しい医療の実践を目指し、乳がん治療の個別化に結びつく臨床研究を進めていくつもりです?
乳癌(乳ガン)とは?日本女性では乳がんにかかっている人は胃がんに次いで多く、今世紀には、女性にのがん死亡原因のとして、乳がんが最も多くなると予測されます。
世界的に見ても乳がんになる人は増加しており、女性が最もかかりやすいがんの第1位です。
乳がんは必ずしも女性だけがかかる病気ではありません。
男性も乳がんになります。しかし、その割合は全体の0.5~1%にすぎません、割合からいえば圧倒的に女性に多い病気です。
乳腺組織に発生するがんは大きく2つに分ける事ができます。
一つは母乳を作り出す腺房から発生するがんで少葉がんと呼ばれるのもです。
もう一つは、母乳を乳口まで運ぶ乳管から発生する乳管がんです。
乳がんの約90%は後者の乳管内がんで、残りの10パーセントは少葉がんと特殊型と呼ばれる稀ながんで占めています。
浸潤がんと非浸潤がん
がんが少葉や乳管の中に限られていて、周囲に広がっていない状態を「非浸潤がん」と呼びます。非浸潤がんは乳がん全体の約10パーセントほどですが 転移もなく手術により100%治りますので、予後(治療により治る可能性や生存率)の良い乳がんです。
これに対して、乳管の中で増えたがん細胞が、周囲の組織との境(基底膜)を破壊して広がって行くものを「浸潤がん」と呼び、乳がんの90%がこれに属します。 下記の通り、このタイプは3種類の通常型浸潤がんと、稀な特殊型浸潤がんに
分けられますが、これらのどの型かで治療後の予後も違ってきます。
非浸潤性乳がん 浸潤性乳がん 乳管内がん少葉がん
嚢胞内がん ページェット病 通常型浸潤がん乳頭腺管がん
充実腺管がん硬がん 特殊型浸潤がん粘液がん髄様がん浸潤性少葉がん 再発と遠隔転移
乳がんを放置しておくと、脇の下のリンパ節に転移し「がん細胞」が血液やリンパの流れに乗って、骨?肺?肝臓?脳など遠くの臓器に転移してしまいます。これを遠隔転移といいます。
肺に転移が認められた場合は「乳がんの肺転移」または 「転移性肺がん」と呼び、「肺がん」ではありません。初回の手術で、最も適した手術法が取られても、残念ながら再発する場合があります。これを「再発乳がん」と呼びます。
再発には、手術をした乳房に再発してくる局所再発と、乳房以外の他の臓器に再発してくる遠隔転移があります。がんの再発は、初回手術から2~3年で起こる事が多いのですが、乳がんの場合は 5年や10年経過してからでも再発するのが特長です。
一般的には初回手術から再発までの期間が長いほうが延命効果が高いとされています。
また、再発が胸壁だけに限られている場合の手術後の5年生存率は30~50%と 比較的良好です。リンパ節などへ再発した場合は、がんが疑われる周辺組織も、 リンパ節と一緒に全て切除します。 他の臓器への再発(遠隔転移)では骨転移が多いのですが、肺や肝臓などにも転移します。稀に脳転移も認められています。
遠隔転移はそれが例え1つでも、乳がんがすでに全身に広がったことを意味します。その部分だけを取っても他の場所に再発するため、延命にはなりません。 そのため手術は行われません。
当方の治療法は
乳癌(乳ガン)の原因がんにかかりやすい人をハイリクスファクチャーといいます。
母親や姉妹にがんになった人が居る人はハイリスファクチャーといえます。
また、食生活と栄養においても乳がんの発生?増加の因子があります。
特に近年、日本も食生活の欧米化で、バターやチーズ等の乳製品を多く摂取するようになり、乳脂肪中のコレステロールが卵胞ホルモンの過剰分泌を促し、がんを誘引しているのではないかと考えられています。
さらに、肥満と深く関係があり、特に閉経期以降の肥満は乳がんの促進因子となります。乳がんになりやすい因子(リスクファクター)として以下の様なものがあげられます。
0代以上の未婚者
初潮の時期が早く閉経年齢が55歳以上
初産年齢が30歳以上
標準体重よりプラス20%以上の肥満
乳がんや良性乳腺疾患の既往がある
参照してください)にがん特異的抗原遺伝子を導入することによって、抗がん活性が高まることが期待されています。動物実験では、腫瘍ワクチン、DNA(RNA)ワクチンを上回る治療効果が報告されていて、臨床試験が計画されています。 [効果]他の遺伝子治療と同様、これら免疫遺伝子治療の臨床応用も現在第I相試験を終了した段階で、有用性の有無を結論づけるには至っていません。 [副作用]腫瘍ワクチンあるいはDNA(RNA)ワクチン接種部位に痛みが認められる以外に、重篤な副作用は報告されていません。 [問題点]第I相試験から期待されている効果を得ることは難しいと予想されていますが、免疫遺伝子治療は研究の段階で、その治療効果を期待するにはさらなる解析が必要と思われます。 がんの代替療法健康食品やサプリメントをはじめとした、がんの代替療法(民間療法)の有効性や安全性を科学的な方法で評価しようという気運が世界的に高まっています。これまでに行われた研究を検討して、がんの代替療法の有効性と安全性についてどこまでわかっているかを整理するという試みも始まっています。 その中で最も組織的で詳しい研究の1つとして、アメリカ、ハーバード大学の研究グループによる報告をご紹介します。がんに対する「相補代替療法」の有効性と安全性をまとめたものです(「相補」とは「補う」という意味で、通常のがん治療を補う意図で行われる治療のこと。代替とは「代わり」という意味で、通常のがん治療の代わりに行われる治療法を指しています)。 この報告の中で、がんに対する相補代替療法として取り上げられているのは、「食事療法」「サプリメントや健康食品」「鍼灸」「マッサージ療法」「運動療法」「心理療法と心身療法」です。それぞれの治療法の「有効性」と「安全性」について、どのような方法で判断したか、見てみましょう.「有効性」と「安全性」の検討「有効性」については、2つの面から検討しています。1つは、「がんの進行を遅らせたり、生存率を高めるかどうか」についての検討です。もう1つは、「がんそのものやがんに対する治療などが原因で生じる吐き気や倦怠感などさまざまな症状を和らげるかどうか」についての検討です。つまり、症状緩和という意味での有効性を調べたものです。 一方、「安全性」については2つの観点から検討しています。それは、「直接的な有害作用」があ
るか、「手術?放射線治療?化学療法など通常の治療法に対する干渉作用」があるかどうか、という2点です。 4段階の判定の方法こうした有効性と安全性のバランスを考えなが
ら、研究グループはそれぞれの治療法について総合判定をしています。判定は次の4つの段階に分かれます。「推奨」と「容認、場合によっては推奨」は勧めることができるこの2つ
が意味するのは、「有効性を示す根拠もあるし、安全性を支持する根拠もあるので、勧める」ということです。ただし、「推奨」のほうが、「容認、場合によっては推奨」よりもお勧めする程度が強いことを意味しています。具体的な裏づけとしては、ランダム化比較試験
3件以上あり、そのうちの75%以上の研究で効果が認められるような場合に、この判定がされることになっています。 「容認、場合によっては推奨」は「推奨」よりも弱い判定で、1
つ以上のランダム化比較試験があり、そのうちの50%を超える研究で効果が認められたような場合が当てはまります。「容認」と「反対」は消極的に認める、あるいは反対ということ
容認」には、お勧めするという意味合いはありません。「有効性については、きちんとした根拠はない。けれども、安全性については、重大な危険はない。だから、がん患者がその
利用を望むのであれば、あえて否定せずに容認する。つまり認める」という判定です。「反対」は、「効果がない。または、重大な危険性がある」ので、利用には反対するという判定です。4.がんの進行、生存についての判定まず、「がんの進行を遅らせ、生存率を高める」ことについての検討はどうでしょうか。ここで「推奨」、つまり「勧める」と判定
で基準値を超えた場合を「偽陽性」といいます。
しかし、前にも述べたように、腫瘍マーカー値は様々な要因で上昇するので、基準値を超えたからといって、すぐに何らかの病気であるということはできません。病気があるかどうか、さらに、その病気が癌であるかどうかを確定するには、画像検査や生検など、その他の複数の検査結果から総合的に判断する必要があります。
腫瘍マーカーの内、体内の特定の臓器細胞でのみ作り出されるものがあります。これを「臓器特異性が高い」といいます。例えば、肝細胞がんに対する「AFP」、前立腺がんに対する「PSA」がそれです。
この種の腫瘍マーカーが異常値を示した時には、すぐにその臓器の疾患を診断することができます。
しかし、多くの腫瘍マーカーは複数の臓器で作り出されるため、ある特定の腫瘍マーカー値が上昇したからといって、その臓器と疾患を特定することはできません。
まずはがん細胞の成長?進行を止めることが先決です。いきなりがんを消すことは考えません。
基礎的な体力、元気、食欲を取り戻すことによって、今以上に悪くならないことを目指すのです。 たとえがんが体に
残っていたとしても、それ以上大きくならなければそれでいいのです。体に悪さをしなければいいのですから。がんを消すのではなく、がんの周りに壁を作り、囲んでいくのが、漢方の抗がん剤の効き方です。
がんを囲い込むことにより、がん細胞をじわじわと締め付け体に害のない「線維細胞」に変質させてしまうのです。
遺伝子の暗号のもとであるG、A、T、Cの4つの文字は、細胞が分裂するときには、そのとおりに新しい細胞に受け継がれます。DNAメチル化(図の中の赤丸印)も、塩基配列と同じように、もとのとおりに受け継がれます。7.遺伝子異常の診断、治療への応用 遺伝子の異常は、正常細胞をがん細胞へと変化させる大変都合の悪い現象ですが、別の見方をすれば、正常細胞とがん細胞を見分けるための決定的な証拠にもなります。したがって、遺伝子異常を応用して、がんの診断や治療ができないかという研究が進んでいます。 例えば大腸がんの早期発見のために、便中に存在する微量のがん細胞の異常DNAや、血中を流れている微量のがん細胞の異常DNAを検出する試みです。がん細胞である決定的証拠の遺伝子突然変異やエピジェネティックな変異を検出することで、がん細胞を見つけようとするものです。 また、がん細胞に生じた遺伝子異常によってでき上がる、異常蛋白質を標的とした治療法の開発も進んでいます。この異常蛋白質を、極めて特異的に認識したり抑制したりすることで、正常細胞に影響を及ぼさず、がん細胞だけを特異的に攻撃できる薬の開発が可能になると考えられています。事実、グリベックという白血病の治療薬は、白血病細胞に生じた異常蛋白質を特異的に抑制することで、白血病という血液のがんを治療することができた最初の例です。 小児がんとはがん患者さん全体のなかで、子どもが占める割合は1%程度です。日本では、年間約2,500人の子どもにがんが発生しています。現在では、約7割の小児がんの子どもたちが治癒するようになってきており、人口1,000人あたり1人くらいが小児がんの既往歴をもち、成人に達するようになるといわれています。一方で小児がんは、小児期の死亡原因の2位となっています。 主な小児がんは、白血病、神経芽腫、脳腫瘍、悪性リンパ腫、ウィルムス腫瘍(腎芽腫)などです。血液のがんである白血病や悪性リンパ腫を除き、大人ではまれなものばかりです。胃がんや肺がんなどは、子どもにはみられません。神経芽腫、腎芽腫(ウィルムス腫瘍)、肝芽腫など「芽腫」と呼ばれるがんの原因は、胎児の体の神経や腎臓、肝臓、網膜などになるはずだった細胞が、胎児の体ができあがった後も残っていて、異常な細胞に変化し増えていった結果と考えられています。大人のがんとは異なり、生活習慣にがんの発生原因があると考えられるものは少なく、網膜芽腫やウィルムス腫瘍のように、遺伝するものもあります。 小児がんの多くは、好発年齢が乳幼児期にあり、学童期、思春期と成長するにつれ次第に減少します。乳児期~幼児期前半(2歳くらいまで)に多いのは神経芽腫、網膜芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫などです。幼児期(2~6歳くらい)では白血病、横紋筋肉腫を含む軟部肉腫、10歳以後思春期にかけては成長に伴い、骨肉腫、軟部肉


脳腫瘍症状痙攣発作対応


腫、睾丸や卵巣から生じる胚細胞性腫瘍が多くなります。 小児がんは発見が難しく、がんの増殖も速いのですが、大人に比べて化学療法や放射線療法に対する効果が極めて高いのも特


脳腫瘍症状痙攣発作対応

徴です。治療自体は決して楽なものではありませんが、長期にわたる治療期間にも子どもが成長発達できるよう、入院中から退院後の生活を視野に入れて過ごすことが大切になります

脳腫瘍症状痙攣発作対応


治療を受けるのは子ども自身ですから、保護者が治療に同意しているだけでなく、子どもが自分に行われる医療行為について納得していることが重要です。説明の方法は、保護者と医

脳腫瘍症状痙攣発作対応


療スタッフ(医師?看護師)が、何を、どのように、どのタイミングで話すのがよいかを十分に相談しながら行われます。子ども自身の意思を尊重しながらわかりやすく説明すること


脳腫瘍症状痙攣発作対応

で、子ども自身が持つ病気に立ち向かう力を引き出し、本人が納得して前向きに治療にのぞめると考えられています。お子さまが小児がんと診断され、ご家族のみなさまは大変心配さ


脳腫瘍症状痙攣発作対応

れているでしょう。人それぞれに捉え方は異なりますが、重い病気を持つ子の親は共通した経験をし、同じような感情を抱くことが多々あります。不安や悩みを一人で抱え込まず、似

脳腫瘍症状痙攣発作対応


た経験をした親同士で体験や感情を分かちあうことも、ときには必要になります。 お子さまが入院されて心配なさっていることと思います。気持ちが少し落ち着いてきましたら、入院

脳腫瘍症状痙攣発作対応


されたお子さまのきょうだいのことも気にとめていただきたいと願います。きょうだいも幼い


脳腫瘍手術費用

血液検査で早期発見
 前立腺がんは、自覚症状が出にくく、かつては進行して骨などに転移して見つかる患者が4割を占めた。しかし血液で調べるPSA(前立腺特異抗原)検診の普及によって、早期で見つかるケースが急増した。早期なら10年後の生存率は90%以上とされ、手術でも放射線治療でも良好な治療成績をあげている。
 手術は開腹のほかに、腹部に開けた数か所の穴からカメラなどを差し込んで行う腹腔(ふっくう)鏡手術もある。放射線では、通常の照射のほか、前立腺に針を刺して放射線を出すカプセルを埋め込む小線源治療が一昨年から始まった。さらに、重粒子線や陽子線といった特殊な放射線治療や、超音波の熱を用いた試験的な治療も一部で行われている。
注射やのみ薬でも
 欧米では早期がんなら、手術や放射線治療を行うのが標準的な考え方だ。一方、日本では、男性ホルモンを抑える注射やのみ薬による治療が広く行われている。ホルモン治療には特別な技術は不要で、実施数は実力の指標にはならないが、各病院の治療の傾向を示すため、一覧に載せた。
 前立腺がんの治療は、排尿障害や性機能の低下といった後遺症を伴うことがある。このため、早期で、がん細胞の中でも悪性度が低いタイプでは、定期検査を続けながら、経過観察するのも有力な選択肢のひとつだ。
 泌尿器科医の国立がんセンター総長、垣添忠生さんは、「多様な選択肢の中で何を選ぶかは、最終的には患者さん自身の人生観による」と話す。
 前立腺がんと言われても、焦る必要は少ない。セカンドオピニオン(別の専門医の意見)を聞き、じっくりと自分に合った治療を選びたい。前立腺の中にできることから始まるということです。前立腺がんは、早期では全く症状を伴わないません。そのため定期健診が勧められています。がんが進行すると大きくなって尿道を圧迫するようになり、膀胱からの尿の流出を妨げます。この段階で、多くの人は頻尿になりますが、尿が出にくくなったり、時々痛みを伴うこともあります。他には尿や精液に血液や膿が混じったり射精時に痛みを伴うことがあります。また、前立腺がんがリンパ節や骨などの臓器に広がると骨や関節、特に背中や腰に痛みを伴うことが多くなります。前立腺がんの症状はしばしば前立腺肥大症と似ています。いずれも高齢男性に多く、前立腺の体積が増加することにより頻尿が出現します。前立腺肥大症は前立腺の内腺が過度に増大したもので、がんではありません。前立腺肥大症か前立腺がんかを区別する唯一の方法は泌尿器科医に検査してもらうことです。正常の前立腺の増殖や機能は男性ホルモンであるテストステロンに影響されています。テストステロンはほとんどが精巣で産生されますが副腎でもわずかに産生されます。テストステロンは前立腺がんを刺激します。テストステロンが産生されていると前立腺がんは増殖して広がり続けます。直腸診:医師が手袋をはめてゼリーをつけた指を患者さんの肛門から直腸に入れて直腸壁ごしに前立腺の大きさや形を診察します。直腸診はほとんど時間がかからず、患者さんの不快感も思ったほどではありません。PSA検査:PSA(前立腺特異抗原)は前立腺で産生される蛋白で、血液の中にわずかにとけ込みます。血液中のPSAの値を測定することができ、この値が高いと次のような前立腺の病気の可能性があります。 (1) 前立腺肥大症 :前立腺が大きくなるもので、50歳以上の男性に多く、排尿困難になることがあります。(2) 立腺炎 :前立腺の感染や炎症です。
(3) 前立腺がん  PSA検査は簡単な血液検査ですが、PSAの値だけで前立腺がんの有無がわかるわけではありません。0~4ng/mlを一般に正常値とみていますが、4ng/ml以上であっても前立腺がんでない人は多いですし、4ng/ml未満だからといって絶対に前立腺がんではないと断言することはできません。50歳以上の男性は前立腺がんを早期に発見するためにPSA検査と直腸診を健診のつもりで毎年受けることをお勧めします(アメリカでは40歳以上の男性全員に勧めています)。そうすることで根治できる早期の段階で前立腺がんを発見することが可能になります。ここで重要なことは、PSA検査と直腸診を一方だけではなく両方とも行った方が前立腺がんを発見するのに効果的であるということです。
 がんを発見できない可能性もあります。がんが小さすぎる場合に直腸診で触知できずPSAも上昇していないことがあるからです。一見健康な人も前立腺がんを持っている可能性があります。PSAが高かったり直腸診でがんが疑われればさらに精査が勧められます。超音波検査:
 医師が患者さんの直腸の中に小さな機械(プローブ)を入れて、その機械から無痛性の音波を出します。前立腺で反射して戻ってきた音波を画像に変換することにより、モニタ画面で前立腺の状態をみることができます。 針生検:
 前立腺がんが疑われれば針を用いて前立腺組織を少量とることができます。この組織を顕微鏡で検査しがん細胞があるかどうか確認します。これでがん細胞を証明することが前立腺がんと診断する確実かつ唯一の方法です。最善の治療を選択するためには前立腺がんの広がりの程度、すなわち病期を診断することが重要です。前立腺がんの治療は病期によって異なります。治療方針を立てる場合には患者と医師が各々の治療の利点と欠点を話し合うことが重要です。これから前立腺がんの4つの病期と治療方針を述べていきます。 病期A:
 がんは前立腺の中にとどまり、かつ小さいために、直腸診では発見で きず、他の診断方法で発見されることがあります。この病期では症状がないこ とが一般的で、経過観察で構わない場合もありますが、治療をすれば根治できると考えられます。この治療には前立腺摘除術と放射線療法があります。 病期B:
 がんはまだ前立腺の中にどどまっていますが、直腸診でわかるくらい まで大きくなっています。この病期でも症状がないことがしばしばあります。 治療すれば根治できると考えられ、前立腺摘除術か放射線療法が一般的です。 病期C:
 がんは前立腺からすぐ周りの部位に広がっています。この病期ではしばしば排 尿困難を伴います。治療には前立腺摘除術や放射線療法があります が、ホルモン療法もあります。この病期における治療の目的は前立腺がんの進行を遅くすることと排尿痛や排尿困難などの症状を軽くすることにあります。 病期D:
 がんは骨やリンパ節のような前立腺以外の部位に広がっています。こ の病期の主な症状には排尿困難、骨の痛み、体重減少、疲労感があり、治療の 目的はこれらの症状を軽くすることにあります。治療はホルモン療法が中心で、症状改善のための手術を施行することもあります。前立腺がんはテストステロンにより増殖していますので、どんなに進行していてもテストステロンを 減少させたり妨害するホルモン療法は効果があり、がんの増殖を遅くすることで腫瘍を縮小し病気に伴う症状を軽くすることができます。また、転移がない 前立腺がんに対しては、前立腺摘除術や放射線療法により根治が期待できます。 前立腺摘除術:
 前立腺をとる手術で、早期のがんを転移させない最も確実な 方法です。同時に骨盤リンパ節郭清(がんが転移しやすい前立腺の近くのリン パ節を摘除すること)も行います。前立腺摘除術に伴う合併症には勃起不全や尿失禁などがあります。勃起に関わる神経を温存できる場合もありますが、勃 起不全は多くの患者で起こります。どんな手術にでも起こるような重大な合併 症も起こりえます。 放射線療法:
 高エネルギーのX線を用いて前立腺のがん細胞を殺します。放射 線療法は前立腺摘除術に伴う勃起不全や尿失禁の可能性を避けたい患者に適し ています。副作用には疲労感、照射域の皮膚反応、頻尿や排尿痛、胃部不快感、下痢、直腸の刺激症状や出血などがあります。これらの副作用の多くは治療を 中止すると消えます。また、放射線療法には前立腺に照射する根治的治療のほ かに、再発巣や転移巣に照射して症状を緩和する治療もあります。 精巣摘除術:
 進行性前立腺がんに対して古くから行われている治療法で、両方 の精巣をとることによりテストステロンが効果的?永久的に減少します。精巣 摘除術は簡単な手術で、ほとんどは腰椎麻酔による下半身麻酔で行います。主な副作用は勃起不全と体のほてり感です。 LH-RHアナログ:
 LH-RHアナログは精巣からのテストステロン産生を促す LH-RHという天然のホルモンを人工的に作ったものですが、毎月注射すると精 巣を刺激するホルモンを抑えることができ、精巣からのテストステロン産生が減少します。外科的去勢である精巣摘除術に対して薬物的去勢ともいわれます。 この治療のためには月に1回注射のために病院に来なければなりません。主な 副作用は精巣摘除術と同様に勃起不全と体のほてり感です。また、治療の最初の数週間に排尿困難や排尿痛などの症状が一時的に増強することもあります。 女性ホルモン:
 女性ホルモンであるエストロゲンを投与する比較的簡単な治療 法で、薬を毎日内服する方法もあります。エストロゲンも精巣を刺激するホル モンを抑えることで精巣からのテストステロン産生を減少させます。この作用に加えて前立腺がん細胞に直接作用する薬もあります。副作用には上記2つの 去勢療法とは異なり、浮腫、乳房の腫大や疼痛、胃部不快感、嘔気嘔吐があり、 また、重大な心臓や血管の病気(血栓症や心臓発作など)を引き起こしたり増強することがあります。 抗アンドロゲン薬:
 テストステロンが前立腺がん細胞に作用するのを妨害するので副腎から産生される少量のテストステロンの作用も抑えることが期待でき ます。抗アンドロゲン薬は毎日内服します。先に述べた去勢と併用すると効果的であるとしてLH-RHアナログとの併用を勧めることもあります。この併用療法の副作用には体のほてり感や勃起不全のほかに嘔気嘔吐や下痢、肝障害があります。 副腎皮質ホルモン:
 この薬を内服すると副腎を刺激するホルモンを抑えることで副腎からのテストステロン産生能が抑えられると言われています。今までの ホルモン療法で効果がなくなった場合に使われることがあります。この副作用には顔が丸くなったり太ったりするほかに糖尿病の原因になったり感染に対する抵抗力が低下することがあります。また、胃に負担がかかったり、骨がもろ くなったり、皮膚が薄くなることもあります。 化学療法:
 抗がん剤を血液とともに全身を循環させて増殖の早い細胞を殺す方 法です。これによりがん細胞の他に正常の健康な細胞も障害を受けます。健康 な細胞への害を減らすために抗がん剤は使用量と使用頻度のコントロールに注意がはらわれます。いろいろな抗がん剤があり他剤と併用して用いられること もあります。これらはおもに進行性前立腺がんの症状を軽くするために用いら れます。現在のところホルモン療法ほどの確実な方法がなく、化学療法には多くの副作用があり、最初からは使われません。 遺伝子治療: 日本やアメリカの一部の施設で実験的に行われているにすぎません。 前立腺の疾患で問題が起これば泌尿器科医と呼ばれる専門家に紹介されることになるでしょう。泌尿器科医は尿路性器系の病気の診 断と治療について専門的にトレーニングされた医師です。泌尿器科医は患者の 前立腺の症状の原因が前立腺肥大症にあるのか前立腺がんにあるのかを診断します。医師と十分に話し合い治療の選択肢を理解して納得した治療を受けられ るようにしてください。
患者さんの年齢分布は40歳台が一番多く、次いで50歳台、60歳台、30歳台、70歳台と続き、平均年齢は約50歳です。年齢の推移は、徐々に40歳台が減少して50歳以上の人が増加しています。閉経との関係でみても、閉経後より多かった閉経前の患者が減少し、閉経後が増加しています。

乳がんのハイ?リスクグループ

乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳がんにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。
前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。
 年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺がんに次いで2位になると見られる。
 読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率78%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。
●血液検査で早期発見
 前立腺がんは、自覚症状が出にくく、かつては進行して骨などに転移して見つかる患者が4割を占めた。しかし血液で調べるPSA(前立腺特異抗原)検診の普及によって、早期で見つかるケースが急増した。早期なら10年後の生存率は90%以上とされ、手術でも放射線治療でも良好な治療成績をあげている。
 手術は開腹のほかに、腹部に開けた数か所の穴からカメラなどを差し込んで行う腹腔(ふっくう)鏡手術もある。放射線では、通常の照射のほか、前立腺に針を刺して放射線を出すカプセルを埋め込む小線源治療が一昨年から始まった。さらに、重粒子線や陽子線といった特殊な放射線治療や、超音波の熱を用いた試験的な治療も一部で行われている。
●注射やのみ薬でも
 欧米では早期がんなら、手術や放射線治療を行うのが標準的な考え方だ。一方、日本では、男性ホルモンを抑える注射やのみ薬による治療が広く行われている。ホルモン治療には特別な技術は不要で、実施数は実力の指標にはならないが、各病院の治療の傾向を示すため、一覧に載せた。
 前立腺がんの治療は、排尿障害や性機能の低下といった後遺症を伴うことがある。このため、早期で、がん細胞の中でも悪性度が低いタイプでは、定期検査を続けながら、経過観察するのも有力な選択肢のひとつだ。
 泌尿器科医の国立がんセンター総長、垣添忠生さんは、「多様な選択肢の中で何を選ぶかは、最終的には患者さん自身の人生観による」と話す。
 前立腺がんと言われても、焦る必要は少ない。セカンドオピニオン(別の専門医の意見)を聞き、じっくりと自分に合った治療を選びたい。前立腺の中にできることから始まるということです。前立腺がんは、早期では全く症状を伴わないません。そのため定期健診が勧められています。がんが進行すると大きくなって尿道を圧迫するようになり、膀胱からの尿の流出を妨げます。この段階で、多くの人は頻尿になりますが、尿が出にくくなったり、時々痛みを伴うこともあります。他には尿や精液に血液や膿が混じったり射精時に痛みを伴うことがあります。また、前立腺がんがリンパ節や骨などの臓器に広がると骨や関節、特に背中や腰に痛みを伴うことが多くなります。前立腺がんの症状はしばしば前立腺肥大症と似ています。いずれも高齢男性に多く、前立腺の体積が増加することにより頻尿が出現します。前立腺肥大症は前立腺の内腺が過度に増大したもので、がんではありません。前立腺肥大症か前立腺がんかを区別する唯一の方法は泌尿器科医に検査してもらうことです。正常の前立腺の増殖や機能は男性ホルモンであるテストステロンに影響されています。テストステロンはほとんどが精巣で産生されますが副腎でもわずかに産生されます。テストステロンは前立腺がんを刺激します。テストステロンが産生されていると前立腺がんは増殖して広がり続けます。直腸診:医師が手袋をはめてゼリーをつけた指を患者さんの肛門から直腸に入れて直腸壁ごしに前立腺の大きさや形を診察します。直腸診はほとんど時間がかからず、患者さんの不快感も思ったほどではありません。PSA検査:PSA(前立腺特異抗原)は前立腺で産生される蛋白で、血液の中にわずかにとけ込みます。血液中のPSAの値を測定することができ、この値が高いと次のような前立腺の病気の可能性があります。 (1) 前立腺肥大症 :前立腺が大きくなるもので、50歳以上の男性に多く、排尿困難になることがあります。(2) 立腺炎 :前立腺の感染や炎症です。
(3) 前立腺がん  PSA検査は簡単な血液検査ですが、PSAの値だけで前立腺がんの有無がわかるわけではありません。0~4ng/mlを一般に正常値とみていますが、4ng/ml以上であっても前立腺がんでない人は多いですし、4ng/ml未満だからといって絶対に前立腺がんではないと断言することはできません。50歳以上の男性は前立腺がんを早期に発見するためにPSA検査と直腸診を健診のつもりで毎年受けることをお勧めします(アメリカでは40歳以上の男性全員に勧めています)。そうすることで根治できる早期の段階で前立腺がんを発見することが可能になります。ここで重要なことは、PSA検査と直腸診を一方だけではなく両方とも行った方が前立腺がんを発見するのに効果的であるということです。
 がんを発見できない可能性もあります。がんが小さすぎる場合に直腸診で触知できずPSAも上昇していないことがあるからです。一見健康な人も前立腺がんを持っている可能性があります。PSAが高かったり直腸診でがんが疑われればさらに精査が勧められます。超音波検査:
 医師が患者さんの直腸の中に小さな機械(プローブ)を入れて、その機械から無痛性の音波を出します。前立腺で反射して戻ってきた音波を画像に変換することにより、モニタ画面で前立腺の状態をみることができます。 針生検:
 前立腺がんが疑われれば針を用いて前立腺組織を少量とることができます。この組織を顕微鏡で検査しがん細胞があるかどうか確認します。これでがん細胞を証明することが前立腺がんと診断する確実かつ唯一の方法です。最善の治療を選択するためには前立腺がんの広がりの程度、すなわち病期を診断することが重要です。前立腺がんの治療は病期によって異なります。治療方針を立てる場合には患者と医師が各々の治療の利点と欠点を話し合うことが重要です。これから前立腺がんの4つの病期と治療方針を述べていきます。 病期A:
 がんは前立腺の中にとどまり、かつ小さいために、直腸診では発見で きず、他の診断方法で発見されることがあります。この病期では症状がないこ とが一般的で、経過観察で構わない場合もありますが、治療をすれば根治できると考えられます。この治療には前立腺摘除術と放射線療法があります。 病期B:
 がんはまだ前立腺の中にどどまっていますが、直腸診でわかるくらい まで大きくなっています。この病期でも症状がないことがしばしばあります。 治療すれば根治できると考えられ、前立腺摘除術か放射線療法が一般的です。 病期C:
 がんは前立腺からすぐ周りの部位に広がっています。この病期ではしばしば排 尿困難を伴います。治療には前立腺摘除術や放射線療法があります が、ホルモン療法もあります。この病期における治療の目的は前立腺がんの進行を遅くすることと排尿痛や排尿困難などの症状を軽くすることにあります。 病期D:
 がんは骨やリンパ節のような前立腺以外の部位に広がっています。こ の病期の主な症状には排尿困難、骨の痛み、体重減少、疲労感があり、治療の 目的はこれらの症状を軽くすることにあります。治療はホルモン療法が中心で、症状改善のための手術を施行することもあります。前立腺がんはテストステロンにより増殖していますので、どんなに進行していてもテストステロンを 減少させたり妨害するホルモン療法は効果があり、がんの増殖を遅くすることで腫瘍を縮小し病気に伴う症状を軽くすることができます。また、転移がない 前立腺がんに対しては、前立腺摘除術や放射線療法により根治が期待できます。 前立腺摘除術:
 前立腺をとる手術で、早期のがんを転移させない最も確実な 方法です。同時に骨盤リンパ節郭清(がんが転移しやすい前立腺の近くのリン パ節を摘除すること)も行います。前立腺摘除術に伴う合併症には勃起不全や尿失禁などがあります。勃起に関わる神経を温存できる場合もありますが、勃 起不全は多くの患者で起こります。どんな手術にでも起こるような重大な合併 症も起こりえます。 放射線療法:
 高エネルギーのX線を用いて前立腺のがん細胞を殺します。放射 線療法は前立腺摘除術に伴う勃起不全や尿失禁の可能性を避けたい患者に適し ています。副作用には疲労感、照射域の皮膚反応、頻尿や排尿痛、胃部不快感、下痢、直腸の刺激症状や出血などがあります。これらの副作用の多くは治療を 中止すると消えます。また、放射線療法には前立腺に照射する根治的治療のほ かに、再発巣や転移巣に照射して症状を緩和する治療もあります。 精巣摘除術:
 進行性前立腺がんに対して古くから行われている治療法で、両方 の精巣をとることによりテストステロンが効果的?永久的に減少します。精巣 摘除術は簡単な手術で、ほとんどは腰椎麻酔による下半身麻酔で行います。主な副作用は勃起不全と体のほてり感です。 LH-RHアナログ:
 LH-RHアナログは精巣からのテストステロン産生を促す LH-RHという天然のホルモンを人工的に作ったものですが、毎月注射すると精 巣を刺激するホルモンを抑えることができ、精巣からのテストステロン産生が減少します。外科的去勢である精巣摘除術に対して薬物的去勢ともいわれます。 この治療のためには月に1回注射のために病院に来なければなりません。主な 副作用は精巣摘除術と同様に勃起不全と体のほてり感です。また、治療の最初の数週間に排尿困難や排尿痛などの症状が一時的に増強することもあります。 女性ホルモン:
 女性ホルモンであるエストロゲンを投与する比較的簡単な治療 法で、薬を毎日内服する方法もあります。エストロゲンも精巣を刺激するホル モンを抑えることで精巣からのテストステロン産生を減少させます。この作用に加えて前立腺がん細胞に直接作用する薬もあります。副作用には上記2つの 去勢療法とは異なり、浮腫、乳房の腫大や疼痛、胃部不快感、嘔気嘔吐があり、 また、重大な心臓や血管の病気(血栓症や心臓発作など)を引き起こしたり増強することがあります。 抗アンドロゲン薬:
 テストステロンが前立腺がん細胞に作用するのを妨害するので副腎から産生される少量のテストステロンの作用も抑えることが期待でき ます。抗アンドロゲン薬は毎日内服します。先に述べた去勢と併用すると効果的であるとしてLH-RHアナログとの併用を勧めることもあります。この併用療法の副作用には体のほてり感や勃起不全のほかに嘔気嘔吐や下痢、肝障害があります。 副腎皮質ホルモン:
 この薬を内服すると副腎を刺激するホルモンを抑えることで副腎からのテストステロン産生能が抑えられると言われています。今までの ホルモン療法で効果がなくなった場合に使われることがあります。この副作用には顔が丸くなったり太ったりするほかに糖尿病の原因になったり感染に対する抵抗力が低下することがあります。また、胃に負担がかかったり、骨がもろ くなったり、皮膚が薄くなることもあります。 化学療法:
 抗がん剤を血液とともに全身を循環させて増殖の早い細胞を殺す方 法です。これによりがん細胞の他に正常の健康な細胞も障害を受けます。健康 な細胞への害を減らすために抗がん剤は使用量と使用頻度のコントロールに注意がはらわれます。いろいろな抗がん剤があり他
剤と併用して用いられること もあります。これらはおもに進行性前立腺がんの症状を軽くするために用いら れます。現在のところホルモン療法ほどの確実な方法がなく、化学療法には
多くの副作用があり、最初からは使われません。 遺伝子治療: 日本やアメリカの一部の施設で実験的に行われているにすぎません。 前立腺の疾患で問題が起これば泌尿器科医と呼ば
れる専門家に紹介されることになるでしょう。泌尿器科医は尿路性器系の病気の診 断と治療について専門的にトレーニングされた医師です。泌尿器科医は患者の 前立腺の症状の原因が
前立腺肥大症にあるのか前立腺がんにあるのかを診断します。医師と十分に話し合い治療の選択肢を理解して納得した治療を受けられ るようにしてください。
患者さんの年齢分布は40歳台が一番多く、次いで50歳台、60歳台、30歳台、70歳台と続き、平均年齢は約50歳です。年齢の推移は、徐々に40歳台が減少して50歳以上の人が増加してい

脳腫瘍手術費用

ます。閉経との関係でみても、閉経後より多かった閉経前の患者が減少し、閉経後が増加しています。 乳がんのハイ?リスクグループ

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乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳が

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んにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。
前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立

脳腫瘍手術費用

腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。

脳腫瘍手術費用

 年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が

脳腫瘍手術費用

んに次いで2位になると見られる。
 読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2

脳腫瘍手術費用

004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率78%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、

脳腫瘍手術費用

転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。


2009年7月6日月曜日

多発性脳腫瘍

●扁桃肥大の治療
 イビキの原因の一つにもなっている肥大した口蓋扁桃を縮小させることが出来ます。従来、扁桃肥大がある場合にはイビキの手術として口蓋扁桃摘出手術を含めた咽頭形成手術UPPPが適応とされ、入院手術が必要でした。確実な咽頭拡大には勿論UPPPの手術的価値は大きいものですが、扁桃肥大が主要因のイビキの治療には手術侵襲の大きいUPPPではなく、ラジオ波凝固治療で扁桃を縮小させるだけでも咽頭腔を拡げることが出来ます。ラジオ波凝固治療法は、口蓋扁桃肥大や慢性扁桃炎あるいは舌扁桃肥大が原因となっている咽喉頭異常感症の治療にも応用することが出来ます。(扁桃肥大のRFITT-1,-2)
●炎症を繰り返す慢性扁桃炎や腺窩性(陰窩性)扁桃炎に対する適応
 通常の手術手技による口蓋扁桃摘出手術には少なくないリスクが伴いますが、コブレーターやセロンによる扁桃のラジオ波凝固治療は、慢性炎症を起こしている口蓋扁桃のボリュームをより安全に減少させることが出来ます。また、扁桃はそれほど腫れていなくても口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩というくぼみの中にたまる膿汁と膿栓によって生じる口臭やのどの不快感(咽喉頭異常感症)に対して、腺窩を含めて口蓋扁桃全体をラジオ波凝固治療によって縮小させることが出来ます。
●イビキの治療あるいはイビキの咽頭形成手術の補助として
 肥厚した軟口蓋や口蓋垂を縮小させることによって、咽頭腔を拡大することが出来ます。また、舌扁桃肥大などで舌根部が肥大しているため、睡眠中に舌の付け根がのどを塞いで気道が狭くなるために起こっているイビキのケースにもラジオ波凝固治療は舌扁桃と舌根部の縮小手術(舌根肥大のRFITT-1,-2) として応用できます。コブレーターやセロンなどのラジオ波治療機器を用いる咽頭形成手術( CAUP: Coblation Assisited Upper Airway Procederes, RAUP: Radiofrequency-Assisted Uvulopalatoplasty )も、レーザーを用いる咽頭形成手術(LAUP)と共にイビキに有効な手術方法です。(軟口蓋のRFITT-1,-2)
●鼻閉の改善のために(→下鼻甲介のラジオ波凝固治療の実際、手術図)
 アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎に対して、レーザー治療を繰り返しても鼻閉(鼻づまり)の改善が悪い場合、ラジオ波凝固治療によってレーザーよりも効果的に永続性を持たせて肥大した下鼻甲介を縮小させることが出来ます。ラジオ波を用いた下鼻甲介の減量手術は、外来で短時間で簡便に、安全に施行できる理想的な手術法と考えられます。レーザー治療を繰り返した後にも残る下鼻甲介の肥大に対してはレーザー治療と殆ど変わることのない術前処置と費用でラジオ波凝固治療を受けていただけます。
 また、慢性副鼻腔炎で鼻茸が鼻腔を閉塞しているようなケースにも、外来治療としてラジオ波凝固治療を適応して鼻茸を凝固縮小させることが出来ます。
【ラジオ波凝固治療器】質問A:口臭とのどの不快感
 いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
 入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
 とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
 私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
 扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
 扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
 いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
 手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。

まとめの回答
 黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
 扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
 手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
 扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
 術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
 手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
 また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
 扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。質問A:口臭とのどの不快感
 いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
 入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
 とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
 私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
 扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
 扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
 いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
 手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。

まとめの回答
 黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
 扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
 手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
 扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
 術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
 手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
 また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
 扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。初診では手術治療の適応判断を行い、予約でラジオ波凝固治

多発性脳腫瘍

療を行っています。手術前には感染症、炎症性疾患、肝機能障害などの有無をチェックするために血液検査を受けておいていただきます。高血圧や糖尿病などの全身疾患のある方は主

多発性脳腫瘍

治医の先生に疾患の十分なコントロールをしていただいた上で手術を受けていただく必要があります。手術は平日の朝一番に行っています。当日朝は水分摂取はかまいませんが、絶食

多発性脳腫瘍

して来院していただきます。最初にゼリー状の麻酔薬でうがいをすることでウエッとなる咽頭反射をなくします。のどの反射が強い方はご自宅でうがいをする要領で、口を上手に開け

多発性脳腫瘍

る練習をしておいていただきます。麻酔薬のうがいで咽頭の表面麻酔ができたら、次に局所麻酔薬を扁桃の周囲に数ccのわずかな量ですが注射し、15分くらい待って手術時の疼痛を完

多発性脳腫瘍

全に無くしてからラジオ波凝固治療を行います。治療時間は10分くらいのものです。術後は特に処置することはありませんから通院は不要です。1ヶ月位で術後経過をみせていただく

多発性脳腫瘍

ようにお願いしています。肥大した扁桃の実質や深い腺窩の縮小効果が十分に得られていないような場合には再治療の予定を立てていただくことになります。繰り返すことによって扁

多発性脳腫瘍

桃の縮小効果はより良好になります。ラジオ波凝固により縮小した扁桃は炎症が続くことがない限り再増大することはありません。
 
多発性脳腫瘍

扁桃のラジオ波凝固治療は医療費用の項目で扁桃切除手術として示してあります。保険診療による3割負担の